トイレ介助マニュアル
フロー
フロー
■=家族の介助(声かけ:「 〜〜〜」) / ■■=ⓢが自分でできる
1
声かけ
- 「 トイレ行こう」の声かけ
- 「まだ」と返事されても必ず連れて行く
2
トイレへ移動(車椅子)
- 車椅子の〈フットレスト〉を外す
- トイレの〈縦の手すり〉の前まで移動
- 座ったまま〈縦の手すり〉を掴ませ「 少し後ろに引くよ〜」の声かけをして車椅子を後ろにずらす
- 手すりを掴ませるときはギリギリまで前へ車椅子を寄せる
- 手すりを掴んだら少し離れたほうが立ち上がりやすい
- ⓢ:自分で立ち上がる
3
移乗介助
- ⓢ:手すりに掴まり立ち
- 「 膝をしっかり伸ばして〜」の声かけをしながら車椅子を外す(→車椅子はトイレの外へ)
- 膝折れ=尻もち注意! 圧迫骨折回避
- 腰(ボトムスの両脇)を持ち便器側への歩行を補助
- 「 下ろすよー」の声かけをしてボトムス・リハパンを下ろす
- ⓢ:自分で便座に腰を下ろす
4
ⓢ:排泄
5
パッド確認
パッドが汚れて(濡れて)いた場合
新しいパッドと交換。
- 汚れたパッド:便器横の『新聞紙』で包む
- 新しいパッド:棚のハンガーバスケットから取り出してリハパンにセット
6
排便確認
- 「 ウンチ出た?」の声かけ確認
7
ⓢ:トイレットペーパーで拭く
パッドが汚れて(濡れて)いた場合・排便があった場合
便器横(新聞紙下)の『おしり拭き』を使って、体についた尿(便)を拭き取る。
8
移乗介助
- ⓢ:自分で立ち上がる
- 便器を覗いて排便がないか念のため確認
- 排便があれば『おしり拭き』で清拭
- ボトムス・リハパンを上げる
- 「 右に4歩!」の声かけをして、腰(ボトムスの両脇)を持ち(車椅子をⓢの後ろにセットできる位置まで)歩行を補助
- ⓢ:手すりに掴まり立ち
- 車椅子を入れて深く座らせる
- 車椅子をグッと差し込む(膝裏に押し当てる)ように入れてしっかり深く腰掛けさせる
9
トイレを流す
10
洗面台へ移動
11
ⓢ:手洗い
- 自分で蛇口の開閉・手洗いができる
- 自分でタオルに手を伸ばして手拭きができる
12
自席(TV前の定位置)へ移動
13
⑤ 『汚れたパッド』がある場合
- 汚物廃棄室(262号室の向かい)の蓋付きポリバケツに捨てる
排泄記録(メモ)
排泄記録(メモ)
1
メモの準備
- 排泄記録メモを用意する
| モノ | 場所 | |
|---|---|---|
| メモパッド | @本棚:上段/右[白ケース] | |
| 筆記用具 | @カウンター:上[ペン立て] | |
2
メモの作成(項目)
- 見出しと1回目の記録を記入
267 ニッタセツコ 4/24(水)
- 10:05/尿/パッド・トイレ
- 見出し
- 号室
- 氏名
- 日付・曜日
- 記録 × 回数分
- 時間
- 排泄物
- 排泄場所
3
以降 トイレの都度追記
267 ニッタセツコ 4/24(水)
- 10:05/尿/パッド・トイレ
- 11:15/尿/トイレ
- 記録 × 回数分
- 時間
- 排泄物
- 排泄場所
4
アテンド終了(退室)前に最後のトイレ&記入
267 ニッタセツコ 4/24(水)
- 10:05/尿/パッド・トイレ
- 11:15/尿/トイレ
- 12:20/尿/パッド・トイレ
- 13:20/便/トイレ
- 13:20/尿/トイレ
- 14:20/尿/トイレ
- 15:20/尿/トイレ
- 記録 × 回数分
- 時間
- 排泄物
- 排泄場所
5
メモの提出
- ヘルパーステーションのスタッフさんへ提出