
ReHOPEの公式サイト『ReHOPEだより(ご入居者さまの声)』にⓢの記事が載りました!その記録。
《掲載ページ》
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撮影
撮影
オファー
夏のある日ⓝがReHOPEに到着すると、受付窓口まで村上施設長さんが出てこられ「うちの会社のホームページに『ご入居者さまの声』というのがあるんですが、新田さんのことを掲載させてもらえたらなと。ご協力いただけないでしょうか?」と声をかけられた。
『協力』大好物。ReHOPEからの依頼には(無理難題じゃない限り)全面的に応えようと思っているので、もちろん快諾。
- 村「お写真も載せていいですか?」
- ⓝ「母はもちろんいいですよ!デイサービスのほうにもOK出してます。あ、私はできれば載せないでもらいたいです」
- 村「わかりました。どうもありがとうございます。広報にその旨伝えておきます」
というやりとりをした。
写真撮影
前の週に「来週月曜にカメラマンと広報のスタッフが来ることになりました。お昼2時頃の予定だそうです。よろしくお願いします」という連絡をもらっていた。
撮影当日、ⓢに会って開口一番「今日、カメラマンさんが来るって。ニコニコで撮ってもらおうね」と話すと「え〜っ!」って…。
何度も話して聞かせた取材のことなどすっかり忘れているⓢ。まぁ、想定内。〈ふわ〜っと誘導しよう。取材陣を困らせないようにうまくⓢをなだめねば。〉
いつもどおり看護師さんのリハビリが14時少し前に終わり、ほどなくして取材陣がⓢの部屋へやってきた。
- 村「新田さーん、取材の方たちをお連れしました」
- 広「こんにちは。ご協力ありがとうございます。今日はよろしくお願いします」
- ⓝ「こちらこそよろしくお願いします」
- 村「私は一旦失礼しますね。新田さん、またあとで。可愛く撮ってもらってくださいね」
- ⓢ(なんとなくソワソワ)
広報の方は女性で、手にタブレットを持っている。カメラマンさんは大柄の男性で「ライトを置かせてもらいますね」とトイレの棚の上に小型のフラッシュ照明をヒョイと載せた。二人でアングルや段取りを決めながら、ジャンジャン撮っていく。カメラマンさんが撮った写真がタブレットへ転送されるようになっていて、広報さんはずっとタブレットから目を離さず、「もうちょっと右から」「手前の○○が入らないように撮れます?」とチェックしてはカメラマンさんに指示を出していた。
- 「お母さまは車椅子のままこちらに、娘さんはベッドに座っていただけますか」パシャパシャ
- 「緊張されますよね。大丈夫ですよ!娘さんとおしゃべりしてていいですよ」パシャパシャ
- 「いい笑顔!そのままカメラのほうを見てください。そうそう!」パシャパシャ
- 「次はお母さまだけで」「娘さんだけの写真も念のため撮らせてください」「お部屋の写真も何枚か」
30分くらいだったかな。向きを少し変えるよう指示されたり、写り込んでほしくないモノをちょっとよけたり、慣れた様子で手際よく撮影が進んでいく。
ⓢの(ちょっとイラっとしたw)「まぁ〜だぁ〜?」の一言で「はい!バッチリです!これで終わります!」と撮影終了〜。
ⓢの機嫌をとるべく、退室する取材陣と一緒に散歩に連れ出すことにした。
- 広「掲載したい写真を選んだら村上さんへ転送しますので、その時はご確認をよろしくお願いします」
- ⓝ「承知しました。今日はどうもありがとうございました。こういうの初めてだったので楽しかったです!」
挨拶を交わし、エントランスでお別れした。今日は “撮影だけ” だった。
インタビュー
インタビュー
オファー
撮影日(9/1)の夕方、ReHOPEを出るところで「次に娘さんがいらっしゃるの、木曜ですよね。その日の午後に今度は取材をしたいのですがご都合いかがでしょうか」と村上施設長から声をかけられた。
- ⓝ「大丈夫です。訪問診療や来客予定もない日なので、そちらの都合にあわせます。あ、16時よりは前が助かります。ママのお昼寝タイムにかからないほうがイイと思うんで」
- 村「承知しました。その旨担当に連絡しておきます。たぶん今日と同じくらいの時間帯になると思います」
そしてインタビュー当日のⓝ入館時、「今日は14時からお願いします。私も同席しますので」と村上施設長から予定を伝えられた。
インタビュー
日を分けて、今日はインタビュー。なんと『リモート』だった。
14時少し前に村上施設長が来室され「Wi-Fiが繋がりやすいところのほうがいいので、食堂に行きましょうか」ということになり、ⓢと食堂へ。てっきり〈インタビュアーさんがReHOPEにやってくるもの〉と思っていたので、今さらながら〈便利な世の中だ〉と感心。
村上さんがPCをセッティングされ、三人で並んで画面を見ていると、向こうから映像と声が繋がった。撮影時に来られた方とは別の女性だった。(仮にインタビュアー『イ』と略称)
- 村「おつかれさまです。よろしくお願いします。向こうに座られている方が新田さま、真ん中が娘さんです」
- イ「はじめまして。○○と申します。以前は看護師として仕事をしていましたが、今は広報を担当しています」
- ⓝ「はじめまして、新田の長女です。よろしくお願いします。母は失語があるので、娘の私からの回答だけになりますがいいですか?」
- イ「もちろん大丈夫です。では早速、インタビューを始めさせていただきますね」
入居までの経緯、看護師さん・介護士さん・OTさんからしてもらっていること、食事のこと、外部サービスの利用状況、ⓝの訪問頻度、ⓝの介護の関わり方、などなど小一時間。
ⓝが質問に答えている間、ⓢは隣でウトウトしていた。笑
インタビュアーさんは物腰が柔らかく、質問も的確でウンウンと頷きながら丁寧に進行された。こちらもアホが露呈しないよう、ゆっくりⓝらしくⓢについて語った。
途中、「お父さまが亡くなられていることを記事に載せても問題ないですか?」と尋ねられ、内心〈よっしゃ!〉と思った。「もちろんです。愛妻家の父のことも載せていただけたら、父も天国で喜びます」と快諾した。
- イ「以上で終わりです」
- ⓝ「ママ〜、起きてー。おしまいってよ」
- ⓢ(目を覚ましてニコリ)
- イ「あら、素敵な笑顔。お疲れになりましたよね。長い時間ありがとうございました」
- ⓝ「ありがとうございました。おつかれさまでした」
- 村「おつかれさまでした。では切りますね。よろしくお願いします」
- イ「文字に起こしたら村上さんへお送りしますね。娘さんに確認してもらってください」
- 村ⓝ「了解です」
初稿到着
約半月後、初稿到着。ⓝ入館時、村上施設長から「インタビューをまとめたものが届きました。プリントして、あとでお部屋にお持ちますね」と言われていて、その日の午後、食堂でおやつを食べているところへA4用紙3枚(2枚両面=全5頁)を持って村上さんが上がってこられた。
- 村「写真も文章も素敵に仕上がってますよ」
- ⓝ「ママ、見て〜!すごいねー。嬉しいね〜」
- 村「チェックお願いします。何かあれば私に言ってください」
- ⓝ「了解です。ありがとうございます。確認してバックします!」
その日のⓢのお昼寝タイムにじっくり拝読。よくまとまっている。さすがだ。
付箋を取り出し、
- 〈こんな偉そ〜な言い方してないよな…『任せてられています』じゃなくて『お任せしています』に変更〉カキカキ
- 〈今年になって探したんじゃなくて去年だし…〉カキカキ
- 〈リハビリは介護士さんじゃなくて看護師さんの担当…〉カキカキ
- 〈ⓝの話し言葉として書かれるんだったら、こうじゃないんだよな…〉カキカキ
ダメだ。どんどん訂正してもらいたいところが目につく…。つい欲が出てしまう…。
すぐに「OK」の返事をしたいところだったけど、徹底的に校正させてもらうことにした。
- ⓝ「とてもうまくまとまっているんですけど、いくつか訂正したいところを見つけてしまいました。きちんとお返ししたいので、次回訪問の木曜までお時間もらってもいいですか?」
- 村「もちろんです。むしろ助かります。ゆっくりで大丈夫ですよ」
ということで、宿題にさせてもらってノーアテンドデーの火・水で手直しすることにした。
校正
校正
テキスト化準備
プリントしたものを預かっていたので、まずは写真を撮ってOCR機能(テキストアイコン)でテキストデータにした。
初稿チェック
気になるところをマーキング。削除してよさそうなところもマーキング。
母を共に支える喜び。母らしさを大切にしてくれるReHOPEでの暮らし【ご入居者さま・ご家族の声】
ReHOPEでは、重い疾患や障がいがあっても人生の最期まで「自分らしく」過ごせるよう、日々のケアに取り組んでいます。
今回は、その声のひとつとしてパーキンソン病のご入居者さま(Nさま)と、それを支える娘さまをご紹介します。Nさまは2025年1月、退院をきっかけにReHOPE博多筑紫へのご入居を決められました。
<写真:母娘> OK
介護が始まって7年。医療面も含めて安心して任せられています
2025年1月上旬、Nさまの退院期限が迫るなか娘さまはインターネットで検索して情報を集め、ReHOPEを含む住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅など計4つの施設へ見学に行ったそうです。ご入居の決め手になったのは、見学時に対応したスタッフのハートフルさ。
「施設自体がまだ新しくて綺麗だったこともありますが、それに加えてスタッフさんの笑顔や優しさが印象的でした。医療面で整っている施設を探すのは今回が初めてだったのですが、看護師さんが常に近くにいて、たとえこの先に病気が進行してもその都度に必要な医療ケアをしっかり対応してもらえる、その安心感が大きかったです。ReHOPEは全国展開の実績があり、母を安心して任せられると思い最終的にここに決めました」
これまでは高齢者向けの介護がメインの施設を中心に利用していましたが、今回は医療ニーズに合わせて探すことに。
「私ができるだけ母のそばにいてサポートをしたいという気持ちが強く、週に3日ほど通う予定でいたので施設の方にご負担に思われないか不安もありました。
しかし、ReHOPEでは『ぜひ一緒にやっていきましょう!』と背中を押してもらえたのが何より嬉しかったです」
<写真:居室> OK
連絡帳には母の様子がびっしりと。会えない時もわかる、母の日々の記録
入居後の様子についてもお聞きしました。
「連絡票に看護師・介護職員さんが母の様子を記録してくれるんです。そのため、私が来られない日の様子も手に取るように分かります。薬の処方やむせ込みのほか、いつものルーティンと違うことがあればすぐに共有していただいています。
また、母は夜中に頻繁に目を覚ましてしまうのですが、転倒を防ぐために夜勤スタッフの方が寄り添いながら施設内を一緒に歩いたり、話し相手になって気分転換をサポートしてくださったりしています。安全に過ごせるよう心配りをいただいていることにとても感謝しています。」
柔軟に向き合ってくださるのが嬉しいと娘さまは語ります。食事や嚥下のケアも欠かさず行うことで少しずつ改善もみられてきました。
「入居当初は刻み食でしたが、嚥下リハビリを重ねることでとろみを加えれば普通のお食事も食べられるようになりました。以前の施設では提供されなかった母の大好物のお刺身が出る日もあり、その際に見せてくれる笑顔を見ると、私自身もとても嬉しい気持ちになります」
<写真:娘単独> トル(または『母の笑顔アップ』などがあれば差換え)
父から託されたバトン。大切な家族をReHOPEと共に支え続ける
今は外部のデイサービスとReHOPEを併用しているNさま。週1回、ReHOPEの作業療法士によるリハビリテーションも受けながら、身体を動かす機会を積極的に設けているといいます。
「作業療法士さんのリハビリのおかげで、手すりを持って立ち上がる時の不安定さが減りました。母と二人三脚でリハビリしてくれているのでありがたいですし、手引き歩行をしながら介護職員さんと目を合わせて一歩ずつ進む母を見ると、支えてもらいながらできることが広がっているのを実感します。
母はスタッフの名前を覚えられなくても、いつも来る人や優しくしてくれたことはしっかり覚えている。「あの方がね……」と一生懸命伝えてくれるんです。それだけ丁寧に、皆さんが心を込めて接してくださっている証拠だと思います」
<写真:母単独> OK
「元々は愛妻家の父が、夫婦ふたりで暮らしながら母を介護していました。しかし父が急逝して、急に私にバトンが渡ったんです。だから、母を大切に思う気持ちと同時に父に天国で「よくやったね」と褒めてもらいたい気持ちが、私の原動力になっています。
一方で、夜間もずっとつきっきりだと私自身も疲弊して、あらぬ対立が生まれてしまうことも事実。だからこそ気持ちよく介護を続けられる環境が私たちにとっては必要で、それがReHOPEにはあるんです。
今では母の表情もすっかり安心しているので、ここを選んで本当に良かったと思っています」
<写真:母娘> OK
- 前田さん(見学時対応スタッフ)と話した時は切羽詰まっていて、笑顔で話し合った記憶ナシ。親身に・寄り添って話を聞いてくれて、「だったらReHOPEではこういう対応ができますよ」的な雰囲気だったよな〜…
- 同じ言葉(安心感/安心)の繰り返しは避けたい…
- OTさんと看護師さんのことだけじゃなく、介護士さんにしてもらってることも、ちゃんと入れてもらいたい…
- う〜ん…うまく伝えられてなかったな…
- 新田家(ⓢ←→ⓝ)に『対立』とかありえんし!
- もうちょっと謙った言葉で話したつもりだったんだけどな…
- 微妙に言葉足らずな印象…
- 一緒に歩くって…ママは車椅子なのに?
- 最初っから食事にトロミとかついてないし
あとからあとから・出るわ出るわ。笑
チェックだけで疲労困憊。「訂正文を考えるのは明日にしよっと」ってことで1日目終了。
校正
いざ、校正!
- ご入居を決められました
- ご入居されました
- 医療面も含めて安心して任せられています
- 医療面も含め、安心してお任せしています
- 2025年1月上旬
- 2024年12月
- ご入居の決め手になったのは、見学時に対応したスタッフのハートフルさ
- ReHOPE見学時に対応したスタッフのハートフルな印象が、ご入居を決断する大きな要因だったとか
- 笑顔や優しさ
- 誠実で温かな雰囲気
- 医療面で整っている施設
- 医療面も整っている施設
- 病気が進行してもその都度に必要な医療ケアをしっかり対応してもらえる
- 病状が進行したとしてもその時の状況に応じた最善の医療ケアで対応してもらえる
- 母を安心して任せられる
- 信頼して母をお任せできる
- 背中を押してもらえた
- サポートチームのメンバーに入れてもらえた
- 連絡帳には母の様子がびっしりと。会えない時もわかる、母の日々の記録
- 連絡票にはびっしりと。“会えない時の母の様子” もわかる、日々の記録
- 転倒を防ぐために夜勤スタッフの方が寄り添いながら施設内を一緒に歩いたり
- 転倒を防ぐための離床センサーが鳴れば夜勤スタッフの方が駆けつけ
- とろみを加えれば普通のお食事も
- 一口大の食事が
- その際に見せてくれる笑顔を見ると、私自身もとても嬉しい気持ちになります
- 嬉しそうに食べている姿を見ると、私まで幸せな気持ちになります
- 作業療法士さん
- OTさん
- 手すりを持って立ち上がる時の不安定さが減りました
- 不安定だった手すりの掴まり立ちも格段に向上しました
- 手引き歩行をしながら介護職員さんと目を合わせて一歩ずつ進む母を見ると、
- 看護師さんにも手引き歩行のリハビリをしてもらっていて、日増しに歩幅が広くなり歩ける距離も伸びてきました。
- 支えてもらいながらできることが広がっているのを実感します。
- 母に“できること”が広がっているのを実感します。
- スタッフの名前を覚えられなくても、
- 人の名前を覚えられないし状況の説明もできないのですが、
- いつも来る人や優しくしてくれたことは
- いつも来てくれるスタッフさんや優しくしてもらったことは
- しっかり覚えている。「あの方がね……」と一生懸命伝えてくれる
- しっかり覚えていて、娘の私からお礼を言ってほしいと一生懸命伝えようとする
- 皆さんが心を込めて接してくださっている証拠だと思います
- スタッフさんたちが心を込めて接してくださっているのだと思います
- しかし父が急逝して、急に私にバトンが渡ったんです。
- ところが父が急逝して、ケアラーバトンが突如として私へ回ってきたんです。
- 母を大切に思う気持ちと同時に父に天国で「よくやったね」と褒めてもらいたい気持ちが、
- 母を大切に思う気持ちはもちろんありますが、天国にいる父から『ようやりよる(よくやってる)』と褒めてもらいたい気持ちが、
- あらぬ対立が生まれてしまうことも事実
- 母のことを疎ましく思ってしまうかもしれない…、自分の時間も欲しい…
- 今では母の表情もすっかり安心しているので、
- 今では母の笑顔も増え、穏やかに過ごせています。
だいぶⓝらしい表現になったぞ。
訂正原稿
言葉が足りないところを補足して、村上施設長へメール送信!
(※ は最終的に先方が追記または残したままになった箇所)
母を共に支える喜び。母らしさを大切にしてくれるReHOPEでの暮らし【ご入居者さま・ご家族の声】
ReHOPEでは、重い疾患や障がいがあっても人生の最期まで「自分らしく」過ごせるよう、日々のケアに取り組んでいます。
今回は、その声のひとつとしてパーキンソン病のご入居者さま(Nさま)と、それを支える娘さまをご紹介します。Nさまは2025年1月、退院をきっかけにReHOPE博多筑紫へのご入居されました。
介護が始まって7年。医療面も含め、安心してお任せしています
2024年12月、当時Nさまが入院されていた病院の退院期限が迫るなか、娘さまはインターネットで検索して情報を集め、ReHOPEを含む住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅など計4つの施設へ見学に行ったそうです。ReHOPE見学時に対応したスタッフのハートフルな印象が、ご入居を決断する大きな要因だったとか。
「施設自体がまだ新しくて綺麗だったこともありますが、それに加えてスタッフさんの誠実で温かな雰囲気が印象的でした。医療面も整っている施設を探すのは今回が初めてだったのですが、看護師さんが常に近くにいて、病状が進行したとしてもその時の状況に応じた最善の医療ケアで対応してもらえる、その安心感が大きかったです。ReHOPEは全国展開の実績があり医療面でも心強く、信頼して母をお任せできると思い最終的にここに決めました」
これまでは高齢者向けの介護がメインの施設を利用していましたが、今回は医療ニーズに合わせて探すことに。
「私ができるだけ母のそばにいてサポートをしたいという気持ちが強く、週に3日ほど通う予定でいたので施設の方にご負担に思われないか不安もありました。しかし、ReHOPEでは『ぜひ一緒にやっていきましょう!』とサポートチームのメンバーに入れてもらえたのが何より嬉しかったです」
連絡票には母の様子がびっしりと。“会えない時の母の様子”もわかる、日々の記録
入居後の様子についてもお聞きしました。
「連絡票に看護師・介護職員さんが母の様子を記録してくれるんです。そのため、私が来られない日の様子も手に取るように分かります。薬の処方やむせ込みのほか、いつものルーティンと違うことがあればすぐに共有していただいています。
また、母は夜中に頻繁に目を覚ましてしまうのですが、転倒を防ぐための離床センサーが鳴れば夜勤スタッフの方が駆けつけ、話し相手になって気分転換をサポートしてくださったりしています。安全に過ごせるよう心配りをいただいていることにとても感謝しています。」
柔軟に向き合ってくださるのが嬉しいと娘さまは語ります。食事や嚥下のケアも欠かさず行うことで少しずつ改善もみられてきました。
「入院中は水分補給のほとんどを点滴でまかなっていたのに、今では薄とろみのお茶をコップから飲めるんです。入居当初は刻み食でしたが、嚥下リハビリを重ねることで一口大の食事が食べられるようになりました。以前の施設では提供されなかった母の大好物のお刺身が出る日もあり、嬉しそうに食べている姿を見ると、私まで幸せな気持ちになります。」
父から託されたバトン。大切な家族をReHOPEと共に支え続ける
今は外部のデイサービスとReHOPEを併用しているNさま。週1回、ReHOPEの作業療法士によるリハビリテーションも受けながら、身体を動かす機会を積極的に設けているといいます。
「OTさんのリハビリのおかげで筋力がつき、不安定だった手すりの掴まり立ちも格段に向上しました。移乗が上手にできるようになったのも、介護職員さんたちの見守りと介助の絶妙なサポートバランスのおかげです。看護師さんにも手引き歩行のリハビリをしてもらっていて、日増しに歩幅が広くなり歩ける距離も伸びてきました。
母自身も頑張り屋さんですが、看護師・介護スタッフ・セラピストの皆さんがそれぞれ専門の知識や役割でサポートしてくださるおかげで、母に“できること”が広がっているのを実感します。
母は脳梗塞の後遺症(失語)のため人の名前を覚えられないし状況の説明もできないのですが、いつも来てくれるスタッフさんや優しくしてもらったことはしっかり覚えていて、娘の私からお礼を言ってほしいと一生懸命伝えようとするんです。それだけ丁寧に、スタッフさんたちが心を込めて接してくださっているのだと思います」
「元々は愛妻家の父が、夫婦ふたりで暮らしながら母を介護していました。ところが父が急逝して、ケアラーバトンが突如として私へ回ってきたんです。母を大切に思う気持ちはもちろんありますが、天国にいる父から『ようやりよる(よくやってる)』と褒めてもらいたい気持ちが、私の原動力になっています。
一方で、夜間もずっとつきっきりだと私自身も疲弊して、母のことを疎ましく思ってしまうかもしれない…、自分の時間も欲しい…。だからこそ気持ちよく介護を続けられる環境が私たち親子にとっては必要で、それがReHOPEにはあるんです。今では母の笑顔も増え、穏やかに過ごせています。ここを選んで本当に良かったと思っています。」
初稿を受け取った9月22日、連絡票にⓝのノーアテンドデーの出来事(他の入居者さまから「新田さんの娘さんが来ないと寂しい」とおっしゃられ、ご本人は笑っておられました)が買いてあった。たぶん斜向かいの居室のSさんだろう。「ⓝがいないと寂しい」と思ってくれているのがⓢだけじゃないことを知らせてもらえて、嬉しい!ったらありゃしない♪〈野田Nsありがと〜♥︎〉
そんなハイテンションのⓝはインタビューで聞かれなかったことまで追記をお願いすることにした。(↓)
娘の私も。同じフロアで過ごす皆さまとも仲良く
「母は幸い、進行が比較的緩やかな病気だと聞いています。ということはReHOPEにも長くお世話になるのだろうと思っています。スタッフさんたちとは連絡票を介したり直接声をかけていただいてコミュニケーションは取れていますが、私個人としては入居者の方々とも親しくなりたくて…。
食堂で食事ができる方々は食事タイムを楽しみにしていらっしゃいます。母は会話のキャッチボールがうまくできないため皆さまの輪に入ることが困難ですが、配膳を待つ間、献立を読み上げたり、母の代わりに私がおしゃべりすることで皆さまと仲良くさせていただいています。
看護師さんや介護職員さんじゃなくてもできることで入居者さんに直接触れたりしないこと、例えば冷蔵庫にあるものを取って来たり、進路の邪魔になっている椅子を移動するなど、「ちょっとお願い」と頼んでくださる、「よかったら○○しましょうか?」とこちらから声をかけられる、そんな小さな役割があると私の居場所もあって助かります。
私の訪問を、母だけでなく入居者の方々からも心待ちにしてもらえる“Nさんの娘”でいられたら幸いです。」
9月25日のメールでは、『ご近所さんの娘』という表記で送った。ニュアンスとしては、ReHOPEのことを “施設” ではなく “住居” と見立てて、「入居者さん=ご近所さん」のつもりだったけれど、広報にうまく伝わらなかったので、9月27日に訂正メールを送り、表現を変更してもらった。
公開+ちょこと訂正
公開+ちょこと訂正
公開前チェック
中1日で、村上施設長から「最終チェックお願いします」と校正反映版を受け取った。仕事が早い。
しかーし!文章が増えてるのに両面2枚って…メチャクチャ文字が小さい。メガネをかけてもほとんど読めない。なんとか目を通した限りでは問題なさそうだったので、夕食前にⓢともども事務室まで下りて「OKです。よろしくお願いします」とGOサインを出した。
公開!+チェック
GOサインから1時間後の退館時、受付で前田さんと会えたので「『ご入居さまの声』に記事を載せてもらうことになったんですよ!前田さんと初めて会ったときのこと、書いてもらってるんで見てくださいね」と伝えた。村上施設長も出て来られ、「ご協力いただくことになったのよ」と話の輪に入られた。
帰り道はホクホク気分。〈仕事が早い広報さんのことだから、もしや!?〉と電車を待つ竹下駅のホームでReHOPEサイトを見てみると…公開されているっ!!!
すぐに妹たちへLINEで知らせ、改めて読んでみた。
やっぱり見落としがあった。〈悔しい!〉
訂正依頼+反映
翌朝(9/27)、↓を村上施設長へ改めてメール送信。(度々の訂正の謝罪文つき)
- [『介護が始まって〜』の章の本文]
- 現在掲載:サービス付き高齢者住宅
- 最終訂正:サービス付き高齢者向け住宅
- [『連絡票には〜』の章の見出し]
- 初稿:連絡帳には母の様子がびっしりと。会えない時もわかる、母の日々の記録
- 訂正依頼:連絡票には母の様子がびっしりと。“会えない時”もわかる、母の日々の記録
- 現在掲載:連絡票には母の様子が“ びっしり”と。会えない時もわかる、母の日々の記録
- 最終訂正依頼:連絡票にはびっしりと。“会えない時の母の様子”もわかる、日々の記録
- [『連絡票には〜』の章の本文]
- 現在掲載:とろみを加えれば普通のお食事も一口大の食事
- 最終訂正:一口大の食事
- ※入居当初から食事についてはトロミ対応はなかったので、初稿文言「とろみを加えれば普通のお食事も」を削除願います。
- [『ご近所に住む〜』の章の見出し]
- 現在掲載:ご近所に住む娘さま。同じフロアで過ごす皆さまとも仲良く
- 最終訂正:娘の私も。同じフロアで過ごす皆さまとも仲良く
- ※娘がReHOPEの近所に住んでいるわけではありません。
- [『ご近所に住む〜』の章の本文]
- 現在掲載:心待ちにしてもらえる“ご近所さんの娘”で
- 最終訂正:心待ちにしてもらえる“Nさんの娘”で
土曜日なのにお昼には反映してもらえてた☆
1は未対応、2は「母の様子が」が残ったままだったけれど、まぁヨシとしよう!
DONE!!
ということで、大変貴重な体験をさせてもらいました。
なにより、これまでの苦労が報われたような・公式に認められたような、そんな気分。
