●=ⓝ/●=原三信病院(東館)/●=原三信病院(本館)/●=ケアポート箱崎
入院9週目(10/30〜11/5)
入院9週目(10/30〜11/5)
病室 451 + リハビリテーション室にて
ⓝ到着時ⓢ入眠中。室内履きがベッドの傍にあったので、午前中に高橋さん(ST)が来て座位姿勢など体のリハも対応してくださった痕跡あり。
今日の担当看護師は久保田さん。昨日『腎瘻をクランプした(腎瘻からの採尿バッグもなくなった)』ことと『カリウムが点滴から服薬に変更した』こと、最近は『一日2〜3回に痰吸引が減っている』ことを教えてもらった。《腎瘻は “クランプ” といって一旦遮断だけして様子を確認後、問題なければ数日後に抜去する…という流れとのこと》《カリウムは採血の検査で不足していたので点滴(黄色)で補填していた→昨日から散薬(粉薬)》
今日は昼食をパスした。久保田さんとⓝと看護助手さんで代わる代わる声をかけても「いい(食べたくない)」と目を閉じたまま小さな声で答えるだけ。
石崎さん(栄養士)が来室されたので状況を話すと「仕方ないですね。無理しなくてかまいません」とおっしゃってくれたので、ゼリーとバナナだけを残して、看護師さんにトイレを下げてもらった。
13:30、「そろそろ運動の先生がお迎えに来るよ〜。起きて〜」と声をかけるとようやく目を覚ましてくれた。すぐに迫田さん来室。車椅子移乗しているときに患者衣やベッドが濡れていることに気づき、ナースコール。点滴漏れだったので一旦外してもらってリハ室へ。
今日のリハビリは点滴の管がないし採尿バッグもひとつだし、とても身軽。寝起き&昼食抜きの割には調子も良くて、平行棒1往復、手引き歩行10M→10M→10Mのあと、馬蹄式歩行器で10M。
病室に戻り、車椅子のまま軽食。残しておいたピーチゼリーを1/2、バナナを2/3食べてくれた。お昼の薬は錠剤1錠と散薬1袋。粉の薬を飲ませるのは初めて。錠剤同様、スプーンで水分をすくってその上に散薬をトッピングしてⓢの口へ。苦いのか何度も水分のおかわりをリクエストされた。
ベッドが点滴で濡れたままだったので綺麗にセットしなおしてもらうまで車椅子のまま待機。リハの離床時から1時間以上座位で過ごすことができた。
午前のSTリハ、午後のPTリハでクタクタだったようで、午後(14:45〜)もⓝの退室まで目を覚まさなかった。途中(15:05〜)、点滴を付け替えに看護師さんたちが来室したときはデイルームで待機した。
手術前日のストレッチャー入浴から明日で1週間なので、久保田さんに洗髪のお願いをしたら「明日、シャワー浴できるそうです。洗髪もそのときに」という返答をもらった。
『巻き爪』についても相談したら、「対応できるか確認します」とのこと。《基本的に看護師は爪切りができない(してはいけない=本人または家族が対応)》
状況報告①:ⓢベッドから転落
ⓢの夜用パッドを買いにミスマに行く途中、原三信病院からの着信。電話口は久保田さんだった。
ⓢがベッドから転落していたらしい。恐らく『せん妄』。
今日はリハビリのときに点滴漏れが見つかった関係で、臥床介助は看護師さんたち(久保田さん・小嶋さん)だった。PTさんだったらガード(ベッドの柵)までが流れなので忘れることはほとんどないけれど、今日はイレギュラーだったので看護師さんたちもガードまで気が回らなかったのだろう。臥床のあとも点滴の付け替え(今日からは足)があったりして、なんとなくバタついていた。
「外傷はありませんでしたが、念のため頭部CTを撮っています」と報告+平謝りする久保田さん。
こういうときこそ普段どおりに話す。相手を責めるような喋り方にならないように、かと言って冷静を装ったり変に優しすぎたりもしないように、気をつける。
久保田さんにも「CTで何か問題があれば連絡ください。すぐに行きます。何事もなければ報告は明日でかまいませんよ」と電話を切った。
状況報告②:ⓢベッドから転落
主治医の中野医師から着信。
- ベッドのセンサーで異常を感知し看護師が訪室
- 『転落している状態のⓢ』を確認
- →外傷(打身や擦り傷)なし
- 頭部CTを撮影
- →異常なし
「ご本人はベッドから落ちた時のことを覚えていない様子でした」とのことだった。
久保田さんが気の毒でならない。
点滴漏れ→ベッドメイキング→点滴付け替え→ガード忘れ→せん妄… たまたまアレコレが重なってしまった。きっと上司からも厳しく注意されているだろう。
確かにガードを忘れなければこのアクシデントは免れただろうけれど、起きてしまったことだし、ⓢにケガもなかったんだから “今後に活かす”・“不幸中の幸い” でdone。
病室 451 にて
目を閉じていたけれど、声かけですぐに目を覚ました。
今日の担当看護師は久しぶりに山田さん。東4病棟の看護師さんはみんな感じがいいけれど、その中でも山田さんはⓝのお気に入り。美人さんで、優しくて、さりげない気遣いがとても上手な看護師さん。皮膚科に行くときだったかな、看護師さんがいそいそと行き交う中で、ホールでEVを待っているときのこと。車椅子に乗ったⓢに「新田さん、山田です。最近担当に入ってないですけど、お変わりないですか?」と足を止めて声をかけてくれた。声まで可愛い。
そんな山田さんがⓝ到着に気づいてすぐに来室。
- 右腕の留置していた点滴を抜去してます。止血はしてますがオプサイトで保護しています。
- 午前中にリハビリが済んでいます。
- 13時からシャワー浴の予定になっています。
- 15:30頃、宮川さんという方がフットケアに来てくれることになっています。
と諸々の報告をしてくれた。《オプサイト:軽微な創傷・縫合創などの被覆・保護、注射針・カテーテルなどの穿刺部の固定および被覆・保護に使用する吸収パッド付のフィルムドレッシング。》
そのあとすぐに大無田さん(看護師/科長)も来室されて、
- 昨日の報告とお詫び
- ベッドのセンサーの感知タイマーを3秒から0秒に変更
- 病衣にクリップ止めするタイプのセンサーも追加
など、ⓢの異常行動に対する措置の見直しと対策を講じてくださったことの報告があった。当然の対応なのかもしれないけれど、迅速かつ手厚い措置をしてもらえてありがたい。「イレギュラーが重なったことを承知している。ガード忘れは私も気づくべきだった。久保田さんひとりの手落ちじゃない」ことを科長さんにもきちんと伝えた。
昼食は、うどん6s・メイン(肉)1s・ナス2s・ニンジン0・ミカン(缶)全部、トータル1割程度。まだまだ食事が入らない。途中、石崎さん(栄養士)が覗きに来てくださり、
ⓝ「お肉が引っかかるようで飲み込むときに顔をしかめます」
石「お魚は大丈夫そうですか?」
ⓝ「はい。魚はつぶせます。肉は魚や野菜と違って小さくても硬さが残るので、肉だけミキサーにしてもらうか、お手間なら肉ナシ・魚のみにしてもらったほうがいいような気がしてます」
石「しばらくメインはお魚だけにしてみましょう」
と調整してくださることになった。
連絡帳を見ると、迫田さんからの記録があった。
- リハタイムと重なる時間帯に入浴予定があることがわかったので午前中に済ませました。
- 平行棒1往復、手引き10M×2、手引き20M×1
- 調子が良かったので、2週目は椅子休憩ナシでグルッと1周歩けました!間で立ち止まって休憩したのも1回だけです。
すんばらしい成績。ⓢに「今日、午前中にいっぱい歩けたっちゃね!」と声をかけると「そーよ!」とドヤ顔。歩行については着実に向上中。
山田さんに点滴や腎瘻などの部位をドレッシング剤でカバーしてもらい、ストレッチャーのお迎えが来た。「いってらっしゃ〜い」と入浴を見送った。助手さんたちが「今日はフットケアもあるらしいから、足先も念入りに」と話している声が聞こえた。
洗髪もしてもらってサッパリしたⓢが戻ってきた。リハビリに入浴にと疲れたんだろう。すぐに眠ってしまった。
14:15、腹部エコー/竹谷さん
14:30、リハ報告/迫田さん(わざわざ午前中の様子を伝えに寄ってくださった)
14:55、バイタル測定・痰吸引・腹帯/山田さん
15:40、フットケア/宮川さん
午後も臥床したままのⓢに、たくさんの方がいろいろしてくれた。
昨日の久保田さんがお願いしてくれたんだろう、宮川さん(爪切りの資格を持っている看護師さん)が山田さんと一緒に来室。
山「何か準備するものはありますか?」
宮「おしぼりを2つお願い」足元にシートを広げたり、ネイルキットを並べたり、準備開始。
山「少し温めてきました」
指示を仰ぎ、テキパキと応え、温めてくるという細やかな配慮。山田さんグッジョブ。気遣いが嬉しすぎる。おしぼりを足先に巻いて準備完了。山田さんは一旦退席。
まだ “巻き爪” ではないとのこと。ただ、右の親指の爪はだいぶ丸く左右に曲がっている。左右とも人差し指や中指の爪は前へ(指に沿うように下へ)湾曲している。一般的な爪切りでは刃が入らず、伸びたままの状態になっていた。
宮川さんに説明を聞きながら、爪の手入れをしてもらった。
- お風呂上がり(足浴後)などがベスト。そうでない場合は蒸しタオルなどで爪切り前の準備。
- 清潔にする。
- 爪を柔らかくする。
- ゾンデで爪の閒の汚れを取り除く。
- 肉(身)と爪の間隔を確認する。
- 爪切り(宮川さん持参のモノはニッパータイプ)でカットする。
- ギリギリで切るとそこから足に沿って爪が曲がるので、白い部分すべてを切ろうとしない。
- 先端部のみ真っ直ぐカットして、両脇の角はヤスリで削る。
- 爪切りでカットした部分もヤスリで整える。
もし爪切りを購入するなら “ニッパータイプ” がオススメとのこと。
「足の爪は伸びるスピードが遅いので『週1〜2回、ヤスリで削る』だけでキープできますよ(爪切り不要)」「ガラス製のヤスリなんかもあるのでネットで探してみてください」ともアドバイスしてくださった。
そんなわけで、早速『ゾンデ+ヤスリ』をネットでポチリました!
帰り際、山田さんから「今日はありがとうございました。また担当させていただくときは、よろしくお願いします」と挨拶された。ホント、気持ちのいい看護師さん。パーフェクト!うちの息子のお嫁さんに欲しいくらい。〈息子(夫も)おらんけど。笑〉
病室 451 + リハビリテーション室にて
ザーザー雨…。前回の教訓を活かしてレインブーツで出動。
そして毎回雨天の日に限って大荷物…。一昨日ミスマに夜用パッドを買いに行ったけれど在庫切れで、入荷日に合わせたら今日になってしまったという不運。この連休中に足りなくなるかもしれないので今日買って行くしかない。案の定、吉塚駅前に待機タクシーはいなかったので(想定内)、IKEAバッグを抱えて徒歩で原三信へ。
いつもより少し早めに到着。声かけで起きたものの目は閉じたまま。
目を開けてくれないけれど普通に話すので、そのまま昼食開始。
食欲はないわけではない。拒否もない。ただ、飲み込むのがしんどいみたい。飲み込むとき、毎回眉間にしわを寄せてしかめっ面になる。
ⓝ「ゴックンするとき痛いと?」→ⓢ「痛くはない。独特のなんかがあるんよ」→ⓝ「独特て。最近は難しい言葉も話すねぇ」→ⓢ「独特。笑」→ⓝ「じゃ〜痛いんじゃないんやね。喉が狭くて食べ物が通っていかん感じなんかいな」→ⓢ「まぁそんな感じ」→ⓝ「ゆっくり、ちょこっとずつ…にするね」→ⓢ「うん」
スプーンにうどん(5cm)を3本ずつのせるところを今日は2本ずつ。魚も野菜もスプーンで潰しまくったものを口に運んだ。うどんはいつもより少なめだったけど(4s)、全体では2割ちょっとはいけたんじゃないかな(魚1/4・南瓜1/2・白菜1/3・バナナ1cm)。お昼の服薬(錠剤1・散剤1)もがんばった。
リハはいつもどおり。歩行はとても調子がいい。直前まで寝ていたし、訓練中に座って休憩するときも目を閉じてしまうけれど、歩き出すとちゃんと足が動く。「1.2.1.2」の掛け声も出る。平行棒1往復・ⓝ手引き(10M×2)・迫田さん手引き(20M)。
迫田さんと「もっと歩けそうですよね。来週から少し距離を伸ばしてみましょうか」という話になった。
余談。ⓢの向かいのベッドに入院してきたおばあさんが超マイペース。看護師さんとのやりとりに、耳がダンボになってしまう。ザ・博多弁! 読書中だったりするとしばらく読み進められない。笑
食事が細く、すぐに寝たがるおばあさん。昼食のために車椅子に座らせられ、食事が届く前に「寝かせて〜」と叫ぶ。ナースコールも届かないところにいるので、ⓝが「看護師さんに伝えてきますね」と声をかけスタッフステーションへ伝書鳩。看護師さんや助手さんがなだめにやってくる…をほとんど毎日繰り返している。食後の場合でも、やっぱり看護師さんがやってくるのが遅いので「寝かせてって言いよろーが」とブツブツ。
高熱が続いているようで、「感染症なのか、インフルやコロナなのか、治療のために調べさせてもらってもいいですか?」と看護師さん。「イヤ」の一言で一蹴。「鼻の奥にちょこっとだけ綿棒を入れさせてください」→「前にしたことあるけど、アレ、痛いやん。絶対イヤ!」看護師さんはお手上げでいなくなったかと思ったら、科長さんと一緒に戻ってきて科長さんから「○○さん、大事な検査なんです」→「イヤって言ったらイヤ!」→「お医者さんからの指示なんです。痛くないようにサッと済ませますから」→「せん!って言いよろーが」→「しないわけにはいかないんです。○○さんにどんな治療すればいいのか決められないし、結果によっては入院している他の患者さんにも迷惑がかかるんです」→「そんなの知らん」→「そうおっしゃらないで…。パパッと済ませますから」
その後すぐにおばあさんの「あ〜ああ…ぁぁぁ…」「おおおぉ〜〜〜」の声が聞こえてきた。強制執行。
「思ったより痛くなかったでしょ?」→「まぁ…。でも好かん!」
ママの病室ではマスクを外して(左耳にかけて)読書して過ごすんだけど、『コロナ』のワードが聞こえてきたときはマスクしたもんね。そして数十分後には「全部マイナスでした」という報告が聞こえてきたんで、そっとマスクを外したのでした。
今日の担当看護師は髙田さん。お昼の薬のときしか話ができなかったけど、今日はリハ以外の予定がなかったので、ゆる〜く過ごした。雨ザーザータイムを避けていつもより早めに退室。
面会お休み
病室 451 にて面会
ⓢ82歳の誕生日。ちどり保育園の50周年記念式典に出席したⓝⓐをⓨがピックアップしてくれて、福岡組三人で「お誕生日おめでと〜!」面会。
カルテからなのか、ⓝが残したメモからなのかわからないけれど誕生日だということを知り、看護師さんたちがお祝いの声かけをしてくださったみたい。ベッドの足元にマットレスが敷いてあったけど、センサーではなく、万が一の転落時に備えたクッションとのこと。
昨日?今日?から、『腎瘻』も『尿道カテーテル』も外れ、ⓢに繋がっているのは『点滴』のみ。ミトンも外してもらえてた。オムツ生活再開。(雨の中、パッドを持参して正解。すでに開封されていた)
四人娘から『エプロン(デニムブルーとアイスグレーの2枚)』と『(未完成)マフ』をプレゼント。ちどりの記念イベントで誰に会えたとか・こんな話を聞いたとか、話に花が咲き、購入した記念冊子を読んで聞かせてあげる約束などをして過ごした。梅木さん(看護助手)に写真も撮ってもらった。
夕食が運ばれてきたので食事介助。1割くらいしか食べられなかったけれど、現状をⓨⓐにも見てもらえて良かった。服薬は散剤1+錠剤2。がんばって服薬。
「私も行く(帰る)」と駄々をこねるⓢに後ろ髪を引かれる思いで、ギリギリに退室。
わずかな時間でも、お誕生日当日に会いに行けて良かった。
病室 451 にて面会
ⓣと原三信病院前で待ち合わせて面会。
病室到着時に久保田さんから転落のお詫び。そういえばずっと会えてなかった。「凹む必要なし」の声かけができて一安心。
節子は目を覚ましていた。
昨日はバタバタだったので、パッドを整理したり新しいティッシュを出したり、病室の整理整頓。
ティッシュの箱をゴミ箱代わりにされた形跡あり。まだ少し残っていることに気づかなかったのか、ドレッシング剤の剥離シートと服薬の袋が入っていた。
錠剤が1錠入ったままだったのでスタッフステーションにいる看護師さんに確認したら “服薬もれ” ということが判明したのでⓝが飲ませた。
いつも寝たがり屋のお向かいさんが今日は元気。あちらから「お世話になりましたね。いつも来てあって感心しとったとよ。それにしてもモデルさんのごたぁ。足の長かねぇ〜」と声をかけてきた。どうやら明日にも退院されるご様子。こんな笑顔をされるんだとビックリした。笑
ⓣと代わる代わるⓢに声をかけて、おしゃべりして過ごした。
今日は駄々をこねることもなく、フワッとお別れの挨拶ができた。
まだ病棟移動の予定は決まってないみたいだった。連休明けにでも主治医に確認できるといいな。
病室 451 + リハビリテーション室(5F)にて
一昨日届いた『ゾンデ+ヤスリ』持参で病室へ。声かけでⓢ起床。
昼食のトレイがすでにテーブルにセットされていたので、すぐに食事介助開始。
今日も飲み込むときにシブイ顔をする。うどんは3本だと多いようで、“2本+おかず” の量にして口に運んだ。ほんの少しだけど食欲は出てきた感じ。といっても2〜3割(うどん7〜8s・魚4/10・野菜4/10・バナナ1cm)。昼の服薬は散剤のカリウムがなくなり、錠剤1錠になっていた。
リハビリは15分遅れで開始。プレゼントのエプロン(ブルー)をつけて出発。
コロナ?インフル?陽性者が増えてきたそうで、いつもの本館8Fのリハ室ではなく5Fの新しいリハ室へ。直線で15メートルくらいコースを確保できる広々空間。
まずはいつもどおり平行棒で1往復。手引きはⓝ担当で、往路は立ち止まり休憩を2回挟んで完歩(8*4、8*4、残り)。座り休憩のときに「キツイ」とスイッチが切れかかったので、復路は距離を半分にして、立ち止まりナシで7メートル。
病室に戻ってからは即オチ〜いびきをかいて爆睡。
今日の担当看護師は小嶋さん。メガネの真面目そうな可愛い看護師さん。連休中、来院したものの面会オンリーだったので、彼女にいろいろ確認した。
- 腎瘻抜去はいつ?
- →11月1日
- バルーン抜去(オムツ生活再開)はいつ?
- →11月2日
- ミトンが外れたのはいつ?
- →11月3日
- 昼の服薬から『カリウム』がなくなってたけど?
- →血液検査の結果、カリウムは正常値になったので服薬はなくなりました。点滴で少し補填しています。
お願いしたことは、
- 病衣をガウンタイプからセパレート(パジャマ)タイプへ変更
- 木曜日(11/7)に入浴+洗髪
小耳に挟んだ情報は、
- 血圧が少し高めです。パーキンソンの薬を優先していて、血圧を下げる薬をスキップしているからかもしれません。
- 点滴の量を「そろそろ半量にしようか」と中野先生がおっしゃっていました。
- 本館の空き病床が出たら病棟移動になると思います。ただ、本館の空きがなかなか出ない状況です。
- バルーンは取れましたが、まだ尿意を感じられてなかったり、ナースコールできないので、尿はオムツにしてもらって、適宜パッド交換をしています。
その他のやりとりは、
- (中野医師の時間があるときで構わないので)経過報告と今後について説明してもらいたい。
- トイレ訓練を開始してほしい。
- リハで10メートル以上歩くことができている。
- 点滴があるので車椅子のほうがいいだろうけれど、手引きのほうが早く移動できると思う。
- 施設にいるときは1〜1.5時間ごとの声かけでトイレに連れて行っていた。
折角エプロンをプレゼントしたけれど、バルーンが取れたので「病衣はガウンじゃなくても構いません」とのこと。寒くなっていくし、リハのとき気にしなくて済むので、セパレートタイプに変更することにした。《ⓢの食事エプロンとして、それとⓝの介護ウェアとしてしばらく使わせてもらいまーす》
点滴量が減るという話もあるみたいなので、嚥下問題さえクリアできたらもう少し食欲が増す(食事量が増える)かも!高橋さん(ST)にも相談せねば。
石橋さん(クラーク)から、10/18と10/25の手術関連の書類を受け取った。 →サインした書類
『ヤスリ』を持参したので早速試したかったけれど、木曜に入浴をお願いしたので、入浴後にトライすることにした。
『リハパン+昼用パッド』の持ち込み(orカクイックスのプラン変更)タイミングも検討せねば。( “東館にいる間に点滴が外れた時” or “本館に病棟移動する時” だろうな)
『転院先』『退院先(ケアポート以外の施設)』についてももう少し具体的に計画したい。今泉さんに相談することなのか、本館の病棟MSWに相談することなのか、誰に聞けばいいのかも知りたい。
入院10週目(11/6〜11/12)病棟移動
入院10週目(11/6〜11/12)病棟移動
病室 451 + リハビリテーション室(5F)にて
声かけですぐにⓢ起床。
今日の担当看護師は宮部さん。すぐにやって来て「午前の痰吸引がまだなので、少しお待ちください」とのこと。一旦デイルームで待機。
呼びに来た宮部さんから「尿の出が悪いので、食事中もできるだけ水分を多めにお願いします」という指令もあったので、ちょこちょこ水分を挟みながら食事介助。『1日1スプーン増』が目標。
今日も2〜3割くらいかな(うどん7〜8s・親子煮1/4・野菜1/5・黄桃?マンゴー?缶は完食)。
食事が終わりかけた頃(13:05)、中野医師が来室された。
- 今日から点滴を半量にした(主に水分)
- 本館移動は早ければ来週(病床空き次第)
- 主治医は中野医師から藤木医師に代わる
- MSWも今泉さんから病棟MSWに代わる
- 本館での入院期間は長くて半年程度だと思われる
- 血圧を下げる薬の再開を検討する
「ごちそうさまでした」して、錠剤1粒服薬。
「食後すぐで申し訳ありません」と、採尿とおむつ替えに宮部さん・長岡さん来室。再びデイルーム待機。なんだかバタバタしたお昼になった。
迫田さんが病室へ迎えに来てすぐ「あっ!急ぎの用件を思い出しました!スミマセン!すぐに戻りますので、ちょっと待っていただいていいですか?入院前までは常食で手引き歩行でしたよね?」とリハ室へ戻られた。あとで聞くと「病棟移動に際してPT情報を入力しておかなければならなかった」とのこと。引き継ぎ資料のためらしい。「今日、検討会議があります。会議があったら結構すぐに移動になると思います」とも教えてくれた。〈ついさっき、中野医師は「早くて来週」とおっしゃってたけれど…?〉
リハビリは今日も5F。平行棒1往復のあと、手引きで、ⓝ伴歩で15M→迫田さん伴歩で25M→ⓝ伴歩で15M。絶好調!
午後のバイタルは、体温35.8℃、血圧123/86、脈拍88、酸素98%。血圧も心配ナシ。
ちどり保育園50周年の記念冊子を少しずつ読んであげることにしたので、今日は最初の小寺さんと成富園長のところをゆっくり音読した。ⓢは目を開けて黙って聞いていた。「元気は元気みたいよ。ただ誰が誰とかはわからんくなってきたって」と成富さん情報を伝えたら「そっか…」と理解してた。野の花保育所のことも話したら「そうそう」と思い出して相槌を打っていた。
口に唾液が溜まってⓢが話しにくそうにしていたのでナースステーションへ。宮部さんがいなかったので長岡さんにお願いした。痰吸引はまだしばらく続くんだろうな。
痰や嚥下について、高橋さん(ST)と話がしたいけれど、なかなかタイミングが合わない…。
病室 451 にて
昭和通りまで出たところで長岡さんから「まだ院内にいらっしゃいますか?病棟移動が明日に決まりました」という着信があった。
「時間は未定です。すべてこちらで対応しますので、明日はいつもどおり東4病棟へお越しください」とのことだったけれど、まだ近くにいたので荷造りをしに引き返した。
病室へ向かいながら大無田さんからも簡単に説明があり、「ママ、ただいま」と声をかけた。不思議そうな顔をしているⓢに「ココはね、重病人が入院するお部屋なんよ。ママの病気がだいぶ良くなってきたけん、重病人じゃない方の部屋に移動することになったとよ。今日じゃなくて明日ね。明日の準備しときたいけん、ちょっと戻ってきたと」と説明。ベッドを少し移動してもらって、ベッドサイドの棚や引き出し・床頭台の引き出しに入っている私物をすべてエコバッグに移した。
明日は入浴がある。ベッドサイドの棚に『入浴キット(洗面器・リンスインシャンプー・ボディソープ・バスタオル*2・タオル*2)+マスク』を揃えた。
移動時に運び出すモノたちも『折りたたみ椅子/エコバッグ3つ』『床頭台の上/おむつバッグ』『テーブル/コップ・スプーン・箸』の3箇所にまとめた。
病棟移動が午後なら問題ないし、もしⓝ到着前の午前中になったとしても準備万端。
病室 451 にて
お礼(小さなチョコパイ8個入り5種)をミスマで購入して病院へ。
到着したときのⓢは枕に頭がのっていないほど下方にずり下がっていて、両ひざを立て、足元の布団を蹴脱ぎ、斜め姿勢になっていた。
大無田さんにお願いして体制を整えてもらい「ゴハンにしよう」とⓢに声をかけると「走りよる途中!」と拒まれた。時間をおいて促すけれど、その度に「まだ走りよるやろ!」と声を荒げて拒否。「お水は飲んどいたほうがいいっちゃない?」で1口だけ飲んでくれたけど、以降も苦戦→助手さんにバトンタッチ→惨敗。初の0割。
今日の(東館4階病棟 最後の)担当看護師は久保山さん。昼食が全然入らなかったことを報告すると、「朝食も全然食べてもらえてなくて…」とのこと。せん妄の世界で走って、疲れて、機嫌悪くて、食事もしてくれなくて、今日のⓢには手を焼いた。
13:00、今井さんに点滴部分を保護してもらってシャワー浴へ。セパレート患者衣を着せてもらって戻ってきた。
13:30、久保山さんにお昼の薬を飲ませてもらった。「サッパリしましたね。気持ちよかったでしょう」の声かけに「別に」と返すⓢ。ご機嫌斜めがなかなか治らない。
14:00、村田さんが本館の看護師さんたちを引き連れて移動準備確認に来室。
14:30、ⓢはベッドごと、その他の荷物は台車に積んで、本館へ移動開始。
病室 413 + リハビリテーション室にて
振り返れば2.5時間もワチャワチャしていた。
まず、本館のEVホール前でマットレスごとベッドからベッドへ移動して、413号室へ。手前(廊下側)左のスペースがⓢの病床。
東館と比べると、まず古めかしい。病室は狭いし、天井も低いし、私物を入れるところもコンパクト。お隣さん・お向かいさんとの距離も近い。
お隣さんとの関係で、病室左側の壁にくっつけてベッドを配置されたので、頭が廊下側…という不思議なレイアウト。
本館4F病棟(地域包括ケア病棟)の今日の担当看護師は藤井さん。
久保山さんから藤井さんへいろいろと申し送り。途中、ナースコールとセンサーの接続に別の看護師さんが出入りしたり、病棟科長の永井さんが挨拶に来られたり、時間を変更してくれた迫田さんがリハビリに迎えに来たり…と、てんやわんや。
リハビリは8Fのリハ室だった。直近2回、5Fのリハ室だったのは、コロナ感染予防対策だったことがわかった。東館(隣りの452号室)にコロナ陽性者がいたので、東館の患者は5Fでリハをすることになっていたらしい。古巣に戻ったことだし・昨日はすご〜く歩けたし、期待して連れ出したけれど、「疲れとるけんイヤ」と頑固で、1歩も訓練しなかった。庭園をグルリと散歩してリハビリ終了。
とにかく専有部が狭いし収納も少ないので、かさばるモノや使わなかったモノを引き上げることにして、整理整頓。
片付け中に、藤木医師も顔を出された。
これからのことをザックリ説明してもらえた。《*神経変性疾患②/藤木医師の話③参照》
その他にも、
藤「昨日から食欲が増す薬を処方した」
ⓝ「今朝からずっと体を動かし続けていて、朝食も昼食も食べませんでした」
藤「薬が合わなかったか…。ストップしよう」
ⓝ「昨日までは、ほんの少しずつですが食欲が増してきたように感じてました。ただ、飲み込むときに必ず辛そうな顔をするし、ゴクンまでに時間もかかります」
藤「試行錯誤。トライ&エラー。『Aさんに合う薬でもBさんには合わない』ことはよくあることで、試して行くしかないのよ」
といった話をした。〈「エラー」て…。笑〉
藤井さんから病棟の説明があり、計画書にサインした。 →サインした書類
一通り片付けも終わったので、スタッフステーションへ本館のルールを聞きに行くと、藤井さんが病棟MSWの相川さんを紹介してくださった。
違う空間、知らないスタッフさんたち、ⓝでこれだけクタクタになるんだから、ⓢはもっと不安だろうと思う。別れ際まで、手を上げたり、誰かに話しかけたり、遠くを見つめたり、布団を蹴脱いだり、右に左に転がるわ、ベッドのガードを掴んで起きあがろうとするわで、終日『せん妄デー』だった。
地域包括ケア病棟のスタッフのみなさま、どうぞよろしくお願いいたします!
挨拶
帰りに東館4F病棟のスタッフさんたちへお礼の挨拶に寄った。
ステーションに看護師さんが集まって、スタッフミーティング(昼→夜)しているところだった。長岡さんがⓝに気づいてミーティングを抜けて来てくださったので、「お礼のご挨拶をさせていただこうと思って寄りました」とチョコパイを渡そうとしたら「お気持ちだけで」と受け取ってもらえず…。まぁ、想定内。
科長さんにご挨拶したい旨伝えたところ「ちょうどよかったです。今、科長が最後に話しているところなので…」と言い終わらないうちに申し送りが終わったようだった。
「長い間お世話になり、ありがとうございました。『お礼』と言ったら受け取っていただけないと思ってました。なのでコレは『ほんの気持ち』です。『おやつ』です」とチョコパイ(小40個)を差し出した。大無田さんは「こちらこそ、いろいろとご協力いただきありがとうございました。みんなも喜びます」と笑顔で受け取ってくださった。「同じ病院にいるんですから、これからも協力できることはしていきます」ともおっしゃってくれた。
もう東4病棟が懐かしい。早く本館にも慣れなくては。
病室 413 + リハビリテーション室にて
担当看護師:菊地さん
リハビリ:迫田さん(PT)
- 平行棒=1往復
- 手引き=ⓝ10M+ⓝ10+ⓟ20M
ⓝ到着時、ⓢ入眠。点滴漏れがあったようで右手がパンパン。左足に付け替えられていた。ⓝ滞在中、リハ以外はずっと臥床。
14:00、関さん(クラーク)から昨日サインした計画書(同意書)を受け取った。
14:35、金曜恒例の回診(病棟主治医や看護師・療法士)があり、「昨日、東館から移動してきました。よろしくお願いします」と挨拶だけした。〈直接治療に関係なさそうな医師やスタッフさんがやってくる意味があるのか、現時点では謎〉
今日、やっと高橋さん(ST)と話ができた。「いつでも相談にのります。来週月曜の昼食はボクも同席します」とおっしゃってくださった。いろいろ聞けてスッキリ。《*神経変性疾患②/ST高橋さんの話①参照》
関さんに確認したこと。
- 面会者が階段を利用することはできますか?
- →はい、構いません。(場所を教えてくださった)
- この病棟にはデイルームがありますか?
- →家族が待機できる場所でしたら、スタッフステーション前のコーナーをご利用ください。
- →患者さんが日中を過ごす場所でしたら、425号室です。(監査対策で今日は通常の病室仕様になっていますが、普段はTVがあったりレクレーションなどをする場所として開放しています)
面会お休み
担当看護師:加藤さん
連絡ノート カクイックス/パッド×1(加藤)
面会お休み
担当看護師:加藤さん
連絡ノート カクイックス/パッド×4・夜パッド×1(夜勤:山脇)
ⓢが劇的に回復しない限り、ケアポートには戻れない。
退院後のⓢの住まいを検討すべく「福岡市 たん吸引」で施設検索をするとヒットするのはわずか数件。夜間に看護師がいる施設・医療に重きをおいている施設が少ないことを思い知らされた。
ヒットしたうち、『香住ヶ丘 杜の家』と『メディケア癒し 御島崎』に見学希望の電話を入れた。
前者は電話でいろいろ話ができて、入居不可ということが訪問前にわかった。後者は相談員が平日出勤とのことで改めて連絡しなおすことになった。
- [香住ヶ丘 杜の家]:問い合わせ(夜間痰吸引不可)
病室 413 にて
担当看護師:白坂さん(シラサカ)
昼食:1割(うどん4s・魚1/4・野菜2s・フルーツ3/4)
リハビリ:お休み(迫田さん都合)
今日から本館(地域包括ケア病棟)でも昼食の食事介助に入ることになった。食事は本館から順に運ばれてくるとのことで、東館では12:20くらいに到着すれば間に合ったけれど、今日からは12:00着必須。アラームを30分早い時間にセットしなおして、夜パッド8回吸収1パック持参で出動。
病室に到着するとⓢは車椅子に座っていた。起床後からずっと離床しているとのこと。スゴイ!
昼食時に高橋さん(ST)と花野さん(栄養士)が来室され、昼食の内容について協議してくださった。「昼食だけ、ガラッと形態を変えてみましょう」ということになった。
食後は(リハがお休みなので)本館4Fを車椅子でグルリと散歩した。さすがに電池切れで13:10から臥床。
白坂さんから聞けた話。
- 11/10(日):センサー頻回。「帰る!帰る!」の大騒ぎ。
- 11/11(月):午前中に1回、トイレで排泄できました。
- 午前中は離床して=座って過ごすようにしています。
地域包括ケア病棟について確認したこと。
- 面会者も利用していい場所(東館のデイルームのようなところ)
- →スタッフステーション前のソファ
- →休憩コーナー(洗面所近くのカウンター)
- 食事介助用具(箸・スプーン)を洗う場所
- →洗面所
- 面会者の病室でのPC利用
- →OK(同病室の迷惑にならないよう音量OFF)
14:00、藤木医師来室。経管栄養についての話があった。《*神経変性疾患②/栄養補給・水分補給参照》
病室 413 にて面会
15:10、ⓨ面会。
経管栄養について共有。帰りにケアポートで降ろしてもらった。
必要備品持ち出し
涼しくなってきたので、冬支度。長袖の肌着やベストを取りに久しぶりにケアポートへ。
妹尾さんは外出中で予定の時間に戻って来られなかったので会えずじまい。
267→原三信
昼用パッド48枚/ベスト/長袖の肌着/爪切り/パパのフォトフレーム/パパのフォトブック →病室に持ち込んだモノ
ケアポートからの帰り道も、帰宅してからも、胸が痛い思いだった。藤木医師からの「経管栄養」という言葉が頭の中でグルグル。
どういうものがネットで調べて、今日出した結論に自信を持ちたかった。余命宣告されたような気がしてブルーになったけれど、治療方針を決めていくうえで必要なこと。ⓢのために責任をもってベストを尽くすのみ。〈パパと共有したい…〉
病室 413 + リハビリテーション室にて
担当看護師:藤井さん
昼食:2割(そば4s・魚1/5・卵豆腐9/10・メディミル完飲)
リハビリ:迫田さん(PT)
- 平行棒=1往復
- 手引き=ⓝ10M+ⓝ20+ⓟ20M
昨日持ち帰ったモノを持参して出動。
413号室(4人部屋)のままだけれど、廊下側から窓際に病床移動。少し広くなって環境改善。
食事の様子を見に高橋さん来室。本当に親身に気にかけてくださる。食事形態を変更した初日、お蕎麦は期待したほど進まなかったけれど、歯茎一口大の魚は「美味しい?」の問いに大きく頷いていた。卵豆腐も最後の1口が入らなかったけれどほぼ食べられた。栄養補助はドリンクタイプのメディミル。メイバランスは見たことあるけれどメディミルは初めて。いちごミルク味のパックに入ったドリンクで、ほんのりとろみあり。ストローだとむせたので紙コップに移すと、なんと完飲。食事中のお水も、自分でコップを持って飲み干した。一度にこんなに水分を摂るⓢを久しぶりに見た。
お昼の服薬(1錠)もちゃんと飲んだし、食後のブクブクうがいもできて感心。
うがいはⓝからの申し出。隣りの病床から(食後のうがいを促す会話が)聞こえてきたので、ⓢはしなくていいのか看護師さんに尋ねたら「していただけるんだったらぜひ」と『うがい受け』と『水(紙コップ)』を持ってきてくださった。入院してからは看護師さんや歯科衛生士さんが口腔ケアをしてくださっていたので昼はノータッチだった。
それが今日、自分でコップから水を飲む姿を見られたし、グチュグチュペーまで見られた。本当にスゴイ!
迫田さんがリハビリのお迎えに来るまで、手の爪切りをして、買ったばかりのヤスリも試した。爪切りについているヤスリよりは使いやすい。
リハビリは好調。すくみ足にならず軽やかに足が出る。今日はトータル50メートル歩いた。
14:00、ⓢ臥床。
14:40、本館1F会計で10月分入院費の支払い。
15:00、八ヶ代さん(薬剤師)にお薬情報を説明してもらえた。
15:30、デイルーム(TV有)を見学しに車椅子でお散歩。(3名の患者さんがぬり絵をしてた)
今日も離床中はトイレに連れて行ってもらったり、高橋さんのリハビリしたり、ⓢがアクティブになってきている報告が聞けて嬉しい限り。
会計:10月分
関さんから10月分の請求書を受け取ったので『本館の総合受付会計』で支払い(クレカ)。
- [原三信病院]窓口:支払(¥46,370/10月分)
- 入院(10/1〜10/31):¥45,070
- 歯科(10/16):¥340
- 歯科(10/22):¥360
- 歯科(10/24):¥160
- 歯科(10/28):¥60
- 歯科(11/5):¥320
- 歯科(11/12):¥60
入院11週目(11/13〜11/19)
入院11週目(11/13〜11/19)
病室 413 + リハビリテーション室にて
担当看護師:尾﨑さん
昼食:0割
リハビリ:迫田さん(PT)
- 平行棒=1往復
- 手引き=ⓝ10M+ⓝ20+ⓟ20M+ⓟ10M
面会受付(東館エントランス)のスタッフさんとも顔馴染みになってきた。
今日も午前中に高橋さん(ST)がリハビリに来室してくださったとのこと。
そして「今朝もトイレで排泄できましたよ」という報告あり。
食事介助歴 “初” の『0割』。涙
高橋さん(ST)と花野さん(栄養士)が見守るなか、頑なに拒否。メイバランス(コーヒー味)も口に合わなかった+痰が上がってきたらしく嘔吐。
食後に藤木医師も来室してくださり「おかーさん、がんばって食べな」と声をかけられた。昼食のことを報告したら「考えます」との返事。
「寝たい」というⓢの気を紛らすために、持ち込んだMacBookでGoogleフォトタイム。
13:30、リハビリ。今日はトータル60メートル!食事が入ってないのにしっかり歩いた。
リハビリから戻り、お昼に飲み損ねていた薬を飲ませて、臥床。
病室 413 + 病棟廊下にて
担当看護師:佐々木さん
昼食:2割(うどん12本・魚1/10・オクラ1/2・メディミル完飲)
リハビリ:迫田さん(PT)
- 手引きⓟ=10M(ベッド→廊下)+20M(廊下→トイレ)+10M(トイレ→廊下)+20M(廊下→ベッド)
昼食時、今日は花野さん(栄養士)と藤木医師が来室。昨日よりは食べてくれて一安心。メイバランスよりメディミルのほうが、量的にも(125ml→100ml)とろみもⓢに合っているらしく、今日も飲み干してくれた(バナナミルク味)。副食はお魚が飽きたということもあるかも…、そしてとろみナシ一口大はやっぱり食べにくいみたい。冷たい系・ツルン.トロン系は比較的食べてくれる。
藤木医師が早速『ナウゼリン(吐き気を抑える薬)』を処方してくださっていた。
お昼の服薬も、ブクブクうがいもバッチリ。
今日はiPadでGoogleフォトタイム。
途中、尿意の訴えがあり、佐々木さんに連れて行ってもらった。トイレ同行は初。手すりを持ってしっかり立ってられる姿を見て感激。「昼間はリハパンに替えられてもいいかもしれませんね」と嬉しい提案があった。
13:35、今日はリハ室ではなく、初めて病棟で歩行訓練をしてみた。トータル60メートル。看護師さんたちに “歩いている姿” を見てもらえたのも良かった。トイレのとき、復路は歩いて戻れるようになると素敵(短期目標)。
14:00、中野医師(泌尿器科病棟担当医)が来室。「そろそろ点滴を終了してもいいかなと思ってます。藤木先生と相談してみます」というお話だった。
14:10、八ヶ代さん(薬剤師)が薬の説明に来てくださった。東館のときには薬剤師さんに会ったことなかったけれど、本館ではⓝのリクエストに迅速かつ丁寧に対応してくださる。ありがたい。
病室 413 にて
おむつの残りがわずかだった・佐々木さんから提案(リハパン開始)があった・ⓢが早めに臥床した・アポイントもない…などなど条件が重なったので、2往復することにした。
1往復目の復路でミスマに寄って『テープおむつ』購入。
一旦自宅に戻り、買い置きの『リハパン』をピックアップして、2往復目の往路はバス利用〜呉服町からは徒歩。介護用品のでっかいパッケージを2つ抱えて2回目の面会受付。
佐々木さんから「2回も来てもらってスミマセン!リハパンは早速明日から試してみましょう」と、労いと前向きな支援協力の言葉をかけてもらった。
“ケチ” ではなく “倹約家” と言ってもらいたいオムツの話。
病院によって入院時のルールが微妙に違います。例えば『Wi-Fi』。千鳥橋病院は無料、原三信病院は有料。
千鳥橋病院の『おむつ』は「持ち込みNG」だけど「使い放題の定額プラン」一択。
原三信病院の『おむつ』は「持ち込みOK」。カクイックス(業者)プランも利用できるけど「おむつ1・パッド4」か「おむつ2・パッド8」の2プランしかない(使い放題プランはない)ため、結局追加料金が発生する。看護師さんから「不足分は病棟のモノで対応します。使用した分は記録をつけていて、退院時にカクイックスからまとめて請求されます。プラン内で収まることはほとんどないので、結構割高になると思います」という助言もあったので、なんだかんだで持ち込んでいます。
今日のミスマでは『夜用テープおむつ』と『昼用パッド』の2点、パッケージリニューアルに伴うお値下げ品を発見。原三信入院中のオムツ代は、カクイックス契約より安価に乗り切ってみせます!
余談。ⓢの洋服はトップス=2L〜3L、ボトムス=4Lを購入していました。ポッコリお腹+オムツ分嵩張るし、乾燥機利用なので若干縮む…ということもあってボトムスは大きめでした。オムツも同様の理由で、Lサイズを購入していました。
ところが、コロナ〜腎盂腎炎で激痩せ。15kgくらい小さくなっています。病衣の下に来ている肌着もブカブカ。7月末から臥床生活が続いたので、テープおむつは早々にMサイズに切り替わっていたけれど、リハパンを履く機会がなくて買い置き(最後の1パッケージ)リハパンはLサイズ。
原三信の看護師さんにLサイズリハパンが余っていることを伝えると「歩き回る(ずり落ちる)のももう少し先だと思いますし、トイレの訓練も最初はゆるめのほうが上げ下げしやすくて良いと思います。もったいないですし、持ち込まれてください」と救いの手を差し伸べてもらえた。
病室 413 + リハビリテーション室(5F)にて
担当看護師:高口さん(コウグチ)
昼食:2割(煮麺3s・茶碗蒸し4s・魚1s・芋3/4・メディミル完飲)
リハビリ:迫田さん(PT)
- 平行棒=1往復
- 手引き=ⓟ14M+ⓝ14M+ⓟ7M+ⓝ7M
今日は午前中に入浴。車椅子に座ったⓢに「こんにちは。今日はお風呂やったろ?髪がサラサラになっとーね」と声をかけると「こんにちはー。それがさ “徹底的” やったとよ!」と言う言葉が返ってきた。〈何が徹底的やったんやろか〜。笑〉
昼食時、今日も花野さん(栄養士)が来室。本当に毎日ありがたい。
- 『ナウゼリン(服用:食前)』を、昼食後の服薬と一緒に持って来られたんだけれどどうしたらよいか。
- →こちらで看護師さんたちと調整してみます。「食間」の対応が難しいようならば「昼食準備」のタイミングで服薬してもらうよう伝えます。
- メディミルは今日も飲み切ってくれた。
- →原三信でのメディミルの用意は「バナナ」と「いちご」の2種類だけなんです。それでもメイバランスより合ってるようなので、飽きないうちはメディミルを続けてみましょう。
- 最近、お魚を食べてくれない。母曰く「食べにくい」らしい。
- 副食メインは以前の「きざみ/とろみ付き」に戻してよいか高橋さんとも相談してみます。お魚だけでなく、通常メニューの形態変更ということで、お肉なども復活させましょう。
- 茶碗蒸しはあまり食べてくれなかった。オクラは食べてくれた。「ツルン」にこだわるより「冷たい」料理のほうが進む気がする。
- そのようですね。冷たいまま出せる料理を加えるようにします。
昼食時にコップから水を飲む頻度が増えてきた。今日も服薬・うがいともにバッチリ。
食後にトイレ誘導の声かけをしたら「行っとこーかね」と快諾。NCですぐに高口さんが来てくれた。「コレって?」と床頭台に置いてあった採尿カップのことを尋ねると「そうでした。オシッコ採りたかったんです。検査があって…」という話だったので、高口さんに介助してもらって(ⓝはパッドとリハパンとカップを持って)トイレへ。
〈どうやって採尿するんだろう…?〉と眺めていたら、ボウルみたいなものを便器に引っかけた。採尿容器というらしい。無事排泄+採尿。便利なモノがあるもんだ。
まだリハパンを自分で上げ下げすることはできないけれど、手すりにつかまり立ちしていられる。手洗いもちゃんとできる。着々と日常生活を取り戻している。そして案の定リハパンはブカブカだった。笑
今日のリハビリは5Fのリハ室。ⓢに『8Fリハ室』と『5Fリハ室』と『病棟廊下』のどこがいいか尋ねたら「いろいろ」という返事。気分が変わるほうがいいらしい。
4回訓練したうち、3回目が終わったところで「長いコースのほうで最後にしよーよ」と促したら「いやでぇーす」とおどけた。「イヤ」と拗ねたり不機嫌になったり覇気がない返事は何度か聞いて(見て)きたけれど、今日は久しぶりにお茶目なⓢ発動。迫田さんと三人で大笑い。「それじゃ〜仕方ないか。短いほうで車椅子まで戻っておしまいにしよう」ということで本日はトータル42メートル。
病室に戻ってからも「眠る前にトイレ行っとかん?」と誘導したら「行っとこーかね」の返事。パッドにもトイレにも出なかったので、高口さんと「2時おきくらいの声かけが良さそうだね」と情報共有。それでも今日は2回、トイレまで行った。すんばらしい。
それと「母に今日のお風呂のことを聞いたら『徹底的』って表現をしたんですけど、何か特別なことがあったんでしょうか?」と高口さんに聞いたら、「あ、洗髪を2回しました!たぶん、そのことです。笑」とのこと。前回の入浴から8日だったし、2,3日前から大きなフケが目立ってたので、スッキリ綺麗にしてもらえて良かった。
すぐに入眠したので、寝ているうちにコッソリ、足の爪も爪切りとヤスリで手入れした。
今日、離床している間は目もパッチリ開いて、上機嫌だった。
お風呂に入ってサッパリしてたし、トイレにもちゃんと行けたし、冗談も言えるようになってる。
〈今日がチャンスかな〉と思って、今週月曜に藤木先生から確認された『経管栄養』について、ⓢにわかりやすく丁寧に話して聞かせた。
「ママ、最近ゴハンがあんまり食べられんね。先生も『食べんと退院できんよ』って言いよったやろ?ちょぴっとだけでもいいし、食べたくないときは栄養ジュースだけでもいいけん、頑張ろうね。先生とね、もし栄養が足りんくなってきたらどうしようかって話をしたとよ。お口から食べられん人は、チューブからトロトロごはんを体に入れる方法があるんだって。でもそのチューブは、鼻から入れたり、手術でお腹に穴を開けて管を作らないかんらしい。チューブとかしたくないよね?先生もね『お歳を考えたら自然でいいと思います。もしボクの母だったとしても(経管栄養は)しません』って言いよった。おばーさまもせんかったし、ママもしたくないと思ったけん、先生には『チューブはしません』ってお返事したよ。それで良かった?」
ⓢは黙って聞いていて「うん」と頷いた。
ⓝ「ママは栄養ジュースが飲めよるけん、心配ないよ。ママが痛いこととか、チューブだらけになるようなこととか絶対させんけん、安心してⓝに任せて!」→ⓢ「いつもありがと」
ママの、新田家の総意と思って、経管栄養はお断りしてます。反対意見も長女権限で却下します。
面会お休み
面会お休み
病室 413 + リハビリテーション室にて
担当看護師:佐々木さん
昼食:5割(うどん6s=1/3・メイン6s=1/2・茶碗蒸し10s=3/4・メディミル1/2)
リハビリ:迫田さん(PT)
- 平行棒=1往復
- 手引き=ⓟ20M+ⓝ20M+ⓟ22M
今週からやっと空気が冷たくなってきた。ⓢに挨拶して、荷物と帽子と上着をクローゼットに入れて「手ぇ洗ってくるけんちょっと待っとって」まではルーティーン。東館と違って洗面が病室前にないので、ちょっと離れた洗面コーナーまで行かなければならない。ちなみにトイレも遠い。
ⓝ到着時、ⓢは車椅子に座って待っていた。目がパッチリ開いていて機嫌もいい感じ。食事が運ばれてくるまではおしゃべりして過ごす。
佐々木さんがやってきて以下の報告あり。
- 土日の2日間、点滴を中止してみましたが尿があまり出なかったので今日から再開してます。(佐々木さんは「補液」という表現をした)
- 今朝は食事が6割くらい入りました。
- 今日の(お昼の)ナウゼリン(吐き気止めの薬)は済んでます。
- 今日の午後、清拭します。
- しばらく排便がないので、今日の15時までに排便がなければ坐薬を使います。
昼食トレイが運ばれてきて食事介助開始。メインはお肉とブロッコリー。魚の一口大より食べやすいのか好みの味・形態なのか半分も食べてくれた。メディミル(いちごミルク味)が1/2だったのは、コップから飲んだ一口の量が多すぎて吐き出しただけ。嫌いになったとかではない。麺が期待したほどはすすまなかったけれど全体量としても過去一入った。水分も7口。嬉しい。
食後にⓢ自ら訴えがあったので看護師さんにトイレ介助してもらった。
リハビリも絶好調だった。8Fだったので1週20Mコースを手引き歩行。休憩できるように中間(半周)にイスを置いてある。でも今日はそのイスに座らず、立ったまま少し足を止めて休憩しただけで、20M歩いて車椅子に戻ってくることができた。1週目は迫田さん、2週目はⓝ、3週目は迫田さんに少し大回りしてもらって距離を稼いだ。トータル62メートル!食事に続いて歩行距離も過去一!
さすがに疲れたらしい。リハから戻ってきて臥床したがるⓢを「このあと体を拭いてくれるって。キレイになってから寝よーね」と離床キープ。約束どおり14:10に佐々木さんが温かい体拭き(おしぼり)を持って来室。初めて清拭の手伝いをさせてもらった。
いつもはベッドでするらしいけれど、今日はリハビリの一環ということで座位で上半身を拭いた。手足が細くなっているのは折に触れ見ていたし、リハビリの手引きのときにも体重の軽さはわかっていたけれど、東館では清拭のときはデイルームで待つように指示されていたので全身を見る機会がなかった。久しぶりに見たⓢのまぁ〜細いこと細いこと。ガリガリ。肋骨が浮き出て、ポコンとあったはずのお腹もペシャンコでシワシワ。こんなに短期間でこんなに痩せてしまうのかと胸が痛くなった。
胸や背中にも貼剤が2枚。新しい肌着と患者衣(上)を着せて、後半はベッドで。
膝から下を佐々木さん、太ももをⓝが丁寧に拭く。リハパンの中は毎朝陰部洗浄があるので今日の清拭ではしなかった。
最後にズボン(患者衣/下)を履かせるとき、ⓢにも協力してもらう。「私のほうを向いてください」と佐々木さんが声をかけ、ⓢがベッドのガードを使って左に転がる。「今度は反対側にお願いします」と体を向ける。「真っ直ぐに戻っていいですよ。最後にお尻を上げるの、協力してくださいね」と声をかけると、ⓢはベッドに両手をついてちゃんと腰を浮かせることができる。こうやって日常動作をできるところからさせるのがこの病棟のポイント。
スボンを履かせるところは佐々木さんにお任せしてⓝは見ていた。仙骨あたりにパッドが貼ってあったので何かと尋ねたら「少し褥瘡ぎみなので保護のクッション入りパッドを貼ってます」との返答だった。清拭に立ちあわせてもらえたから褥瘡のことも知ることができた。手伝う機会を作ってくれた佐々木さんに感謝。
清拭後、ⓢ入眠。洗濯物(肌着)持ち帰り。今日は食事もリハもベストスコアで大満足。
先週は月曜の「経管栄養」のことが気になって一週間ブルーだった。今日はホクホク。一喜一憂の日々。
病室 413 + リハビリテーション室にて
担当看護師:白坂さん
昼食:4割(煮麺5s=1/5・メイン5s=1/2・卵豆腐5s=1/2・メディミル1/2)
リハビリ:迫田さん(PT)
- 平行棒=1往復
- 手引き=ⓝ10M(リハ室)+ⓟ10M(病室前廊下〜病床)
ⓝ到着後すぐに「藤木先生がお話があるとのことです。今日は何時ごろまでいらっしゃいますか?」と相川さん(MSW)来室。「15時頃までのつもりですが、先生のご都合にあわせますのでもっと遅い時間でも大丈夫です。13時〜14時はリハ室にいると思います」と返答。
食事が運ばれてきたので食介しようと蓋を開けていると、ⓢから排泄の訴え。大急ぎで蓋を戻し、NCして、トイレへ誘導してもらった。
すでにパッド内に排便あり。昨日の夕方にも坐薬〜排便があったはずなので、その残りだろうと思われる。しばらく便座に座っていたけれど、トイレでの排便はなし。スボンまで汚染していたのでⓢを看護師さんに任せて、ⓝが病室へ着替えを取りに行って戻り〈看護師さんって、いろんな仕事がある。薬とか手術などガッツリ医療に関連することから、排泄や入浴など介護士さんのようなことも…。嗚呼、尊い〉なんて考えながら様子を見守っていると、トイレ前まで藤木医師と相川さんがいらっしゃった。
廊下での立ち話になった。主な内容は
- 難病申請をしようと思う。《*神経変性疾患②/指定難病参照》
- 退院後の施設探しの際、難病指定があれば受入施設の幅が広がる。《*神経変性疾患②/退院先施設検討参照》
という話だった。
迫田さんがお迎えに来て、先に書類のサイン。あっというまに1ヶ月が経っていた。計画内容の変更は特になし。
リハビリは不調だった。リハ室では10M歩くので精一杯だった。歩行距離があまりにも短かったので、最後の最後で廊下からベッドまで手引き移動した。
ⓢが入眠してから相川さんと少しおしゃべり。施設検討に本腰を入れなければ!
施設見学
原三信病院を出て、『メディケア癒し 御島崎』に電話してみた。「今日、これから」のリクエストを快諾してもらえたので、石堂大橋からバスに乗って〜福岡女子大前で降りて〜徒歩7分くらいにある施設で見学と相談をさせてもらった。
相談員は原さん(女性)と三木さん(男性)の二人。
最初にザックリⓢのことを聞かれ(答え)、施設についての概要を説明してもらったあと、3Fのモデルルームを見せてもらった。
中央にスタッフステーションと食堂があり、左右(東西)に長〜い廊下が伸びていて、右に32室(北側16室・南側16室)・左に32室のワンフロア64室がずらーっと並んでいた。4階まであるので全256室の大型施設。今年4月オープンで現在はまだ2階までしか入居者がいないらしい。自立と要支援の人はいなくて、要介護3,4が中心。外部のデイサービスを利用している方(要介護1)もいるみたいだけど、ほとんどの人が日中は基本的に食堂で過ごしているとのこと。主なポイントは、
- 食費は月額45,000円で、入院などの不在時は日数計算で減額してもらえるけれど、一日のうち1食でも食べれば減額対象にならない。(1食ではなく1日で精算)
- 3,4階は入居不可。1,2階もスタッフが対応しやすい環境づくりを重視しているらしく、施設のほうで部屋を決めるとのこと。病院みたい。
- 難病指定の対象者であれば、家賃が2万円減額(一般68,000円/特別48,000円)
- 面会制限は特になし。
- 4部屋ごとに共有のトイレと洗面があって居室にはない。
- ⓢが得意な向きに手すりがあるトイレはフロアに1箇所のみ。
- 入居時に防炎カーテンを購入する必要あり。(ココファン同様)
- 痰吸引が必要な場合は、吸引機を設置するためのカートも持ち込む必要あり。(サイズ・耐荷重指定あり)
など。ネットでいろいろと情報は仕入れて行ったので部屋の狭さは想定内だったけど、やっぱり狭い。ケアポートで使っている家具や収納などはとても持ち込めない。
新しいこと、立地(通いやすさ)もまずまず、料金も親切価格なので、候補としてはカウントしてよいと思う。
「まだ退院も確定していないし、ヨソも見学に行くつもりだ」と正直に話した。
入居希望の場合は「 “ヤール分類” を確認してください」とのことだった。
1時間45分の訪問終了。アレコレ確認事項が多い長女。笑
施設と駅は徒歩で15分程度だった。久しぶりにJR香椎駅から帰った。
- [メディケア癒し 御島崎]:見学・相談(受入可能かも→面談後確定)
入院12週目(11/20〜11/26)難病申請
入院12週目(11/20〜11/26)難病申請
病室 413 + リハビリテーション室にて
担当看護師:峰さん
昼食:1割(そば3-1=2s・メイン2-1=1s・豆腐1-1=0s・メディミル完飲-3口)
リハビリ:迫田さん(PT)
- 平行棒=1往復(間でイスに座って休憩)
- 車椅子で5F屋上散歩
到着してすぐ相川さんが電話を片手に来室。昨日訪問した『メディケア癒し 御島崎』の原さんから「面談訪問したい」という連絡で、電話を代わってもらい「昨日もお話しましたが、まだいくつかの施設を見学するつもりでそちらに決定したわけではないのですが、それでもいらっしゃるんですか?母を受け入れられるか事前に確認したいということでの訪問でしたらもちろん構いません。ソーシャルワーカーさんも同席されたほうがいいんですよね?私は平日12時〜15時、16時くらいは面会に来ていますのであとは相島さんとそちらのご都合で日程調整してください」と答えて相川さんに返した。11月22日(金)14:30に原三信へメディケアさんが面談に来られることになった。
今日はほとんど食事が入らなかった。食べては戻す(吐き出す)。ものすご〜く長い間モグモグして、最後にゴックンしようと試み、飲み込めずにペー…という感じ。
確認したら、ナウゼリン服用忘れ。食後のうがいも「したくない」と無気力なままご馳走さま。ネオドパストンを飲んでくれただけセーフ。
午前中に入浴があったからなのか、疲れた様子。リハビリも足が出ないし、支えないと膝折れしそうな感じだったので手引き歩行訓練は中止して、気分転換しに屋上をグルリと一周してから病室へ戻った。臥床前にトイレへ行くとパッド内に排便あり。引き返してベッド上で看護師さんに対応してもらった。
キレイにしてもらってⓢ入眠。
相川さん(MSW)にメディケアのパンフレットを見せながら、ザックリ昨日の見学報告。他にもいくつか施設名が出たので、引き続き施設見学するつもり。
永井さん(看護師/科長)が今日の服薬忘れのお詫びと、「今後の対応(時間を決めるなど)を徹底します」と約束してくださった。
担当の峰さんとは帰り際に申し送りで会っただけ。それもナウゼリン忘れのお詫びだけ。
病室 413 + リハビリテーション室にて
担当看護師:原田さん
昼食:0.5割(うどん2s=6本・メイン1-1=0s・オクラ3-2=1s・メディミル完飲-1口)
リハビリ:迫田さん(PT)
- 平行棒=半往復
- 手引き=ⓝ10M+ⓝ10M
昨日持ち帰った洗濯物(肌着・バスタオル・タオル)と、大賀薬局で購入した “おしり拭き” を持参して出動。三信祭とかで東館エントランスにいけばなが展示されていた。
病棟に到着してすぐに担当の原田さんと話ができて「ナウゼリンは11:40に飲んでもらってます。30分後から効くらしいので、昼食は12:10くらいからのつもりです」と報告を受けた。
病室に着くとⓢは今日も元気がない。タオルを片したりしながら話しかけたけれど反応イマイチ。
食事が入らない。固形物は飲み込みに苦戦する。藤木医師も様子を見に来てくださった(12:10)。食後にやってきた花野さん(栄養士)に報告したら、「高橋さんとも相談してソフト食を試してみたいと思います」とのことだった(12:45)。メディミルは1回だけ吐き出したけどあとは飲めた。
ⓢに「『朝ごはんのあと、運動とかな〜んもしとらんっちゃけん、お腹も空かんしそんなに食べられん!』って気持ちっちゃろ?笑」と声をかけると「よ〜わかっとーね!」と笑っていた。
迫田さんが迎えに来て、ナースコールして点滴を中断してもらって、リハ室へ。
今日も足取りが頼りなく、歩幅も小さい。迫田さんと代わる代わるⓢをなだめて、なんとか手引き1周(半周→座って休憩→半周)。今日はかなり支えて(持ち上げて)ないと歩けない状態だった。
病室に戻って、おむつ交換してもらって、入眠。
この2日間は目も開いてないし、まともに歩けない状態なので、迫田さんと相談。「リハタイムに眠くならないようにリズムを変えたほうがいいかもしれない」「午前中の離床を臥床に切り替えてもらって、午後にできるだけ起きて(座って)過ごすようにしてもらいましょう」という話になった。迫田さんから看護師さんにお願いしてくださるとのこと。
病室 413 + リハビリテーション室にて + 施設面談(メディケア癒やし御島崎)
担当看護師:高口さん
昼食:0.5割(煮麺2-1=1s・メイン1s・茶碗蒸し3-1=2s・ソフト食キュウリ3-1=2s・ソフト食魚2-1=1s・メディミル完飲)
リハビリ:迫田さん(PT)
- 平行棒=1往復
- 手引き=ⓝ10M+ⓝ10M
施設面談:メディケア癒やし御島崎
ミスマで昼用パッドのストック分を購入して出動。到着後、相川さん(MSW)から指定難病の診断書と申請書一式を受け取った。ⓢの様子は前日とほぼ同じで覇気がない。
今日から『ソフト食』を試してみることになっていたので、高橋さん(ST)と花野さん(栄養士)同席で昼食開始。最初の数口はゴックンするけど、後半はモグモグしたあと(飲み込まずに)ペーしてしまう…。試してみたソフト食もイマイチの反応。メディミルを飲み干してくれただけマシか。
リハビリ10分前に『トイレ声かけ』と『点滴ロック』をお願いすることにした。リハパンが濡れていなければ歩きやすいし、折角のNCだからお願いごとをまとめるに越したことない。我ながらイイコトを思いついた。迫田さんも「さすがです」とリハビリ前準備に賛同してくれた。
今日のリハも前日と同じレベルだった。体が重い。迫田さんが支えてないと歩くどころか立ってもいられない感じだった。
リハから戻ってきてオムツチェックしてもらった(排泄あり→交換)。
『メディケア癒し 御島崎』の方が面談に来るので離床キープしていた(ハイバック車椅子に座らせてもらってた)けれど、「キツイ…」と言い残して入眠してしまったので、ベッドへ臥床。
14:30にメディケアの方が来られて、相川さんと4人で面談開始。病室でⓢの様子を見てもらったあと、スタッフステーション前のソファコーナーに移動して質疑応答した。ちょうど担当の高口さんも通りかかってくれたので、状況を報告してもらったり、メディケアからの質問に答えてもらった。
《ST機能低下:食事が入らないこと》と《PT機能低下:歩行状態の悪化》を改善すべく、昨日〜今日「試してみましょう」と決まったことメモ。
- 朝食後=臥床→11:30=離床+『ナウゼリン』『ネオドパストン』服薬
- 『ナウゼリン』を昼食前に服用[ⓝ・永井]
- 午前中の離床を午後に変更[迫田]
- 『ソフト食』導入[高橋・花野]
- 『ネオドパストン』も食前に服用[藤木・高橋]
ⓢに食べて(飲み込んで)もらいたい。ⓢの目が覚めている時間帯を《昼食〜リハタイム》にもってきたい。服薬内容や離床タイミングを調整〜試行することになった。
高橋さんから教えてもらった『食介のときに注意すること』メモ。
- モグモグが長い場合、「ゴックンして」の声かけをする。
- ムセに十分注意する。
食べ物が誤って気道に入ってしまうことによって起こる《誤嚥性肺炎》や、食べたものがのどの途中に残る《咽頭残留》などを招きやすい状態なので、食介のときはしっかり観察・十分注意する!
- [メディケア癒し 御島崎]:面談
特定医療費(指定難病)助成制度支給認定申請
藤木医師が早々に『臨床調査個人票(診断書)』を作成してくださった。「今日中に行ける!」という時間だったので、『マイナンバーカード』『後期高齢者被保険者証』『介護保険被保険者証』『身体障害者手帳』『印鑑』『ⓢファイル』を取りに自宅へ寄り、そのまま東区役所へ。《*神経変性疾患②/指定難病参照》
別館の保健福祉センター/健康課を案内されて、 特定医療費(指定難病)助成制度支給認定申請 をしてきた。
相川さんから申請書ももらっていたけれど旧仕様の書類だったので、窓口で用意された申請書に(職員さんに指示をもらいながら)記入していった。
[遺族年金]の欄があったので『ⓢファイル』持参が役に立った。(印鑑は不要だった)
令和5年10月1日から新規申請における特定医療費の支給開始日(医療費助成の開始日)を、現在の「申請日」から「重症化時点」等まで遡ります。という改訂(制度の改正)があったらしく、申告書の仕様が変更され、診断書にも[重症度判定日]という項目が追加されたようだった。
職員さんから「[診断年月日]と[重症度判定日]が異なる記載になっているので、役場のほうから医師へ直接確認させていただきます」と言われた。
無事、申請終了。結果は来年1月末とのこと。(審査に約2〜3ヶ月)
『11月21日』と『10月7日』の日付のどちらになるかで、遡って請求できる金額が変わってくるので、念のために役場から連絡があることを藤木医師に伝えておこうと原三信病院に電話をかけるけれど「大変混み合っています」のアナウンスで繋がらず…。まぁ仕方ない。
報告・謝罪
東区役所から帰り着いてすぐ、主治医の藤木医師から着信。
- 服薬変更(再開)の報告
- 眠気を抑える薬、吐き気を抑える薬、いろいろ試してきましたが、現状に合わせて試したいので、一度中止していた薬を再開します。
- 点滴輸液間違いの謝罪
- 隣の病床の患者さんの分(抗生物質)を新人看護師が間違って投与
- すぐ気づいて中止(5cc)ほど→異常なし
- 医療現場であってはならないことです。申し訳ありません。
点滴はすぐに気づけたし、東館にいる頃は投与したことのある点滴だし(ⓢの害になる輸液ではない)、きちんと報告〜謝罪していただいたので不問。
ⓝからも診断書作成のお礼と、申請してきたことを報告した。それに[重症度判定日]のこともいただいたお電話を借りてお知らせできたので結果オーライ。
藤木医師から「ⓢチーム一丸でオカーサンの改善に尽力しましょう」と心強い言葉をいただいた。
面会お休み
- [メディケア癒し 御島崎]:「受入可能」連絡
病室 413 にて面会
ⓨが面会に行ってくれた。
| 原三信で看護師さんから金曜に別の人の抗生剤と誤って点滴してしまったことをお詫びされたよ。なつねえにも報告はしてありますと言ってたよ。 とりあえず、何か体調の変化はないみたい。 | ||
| 面会ありがとー。 抗生剤点滴のことは報告も謝罪も受けてます。東館の頃にも投与されてた輸液なのでそれ自体は副作用とかないし、経過も確認してもらってるのでこれ以上のことは言うつもりナシです。 ママに悪い影響を及ぼす失敗ならガッツリ抗議するところだけど、大事に至らなくて良かった、と。 | ||
| ちなみに何時頃行った?ママ、起きてた? | ||
| うん、起きてたよ。車椅子に座ってた。じいじのアルバムを開いてあげると、じーーーーっと見てました。1時間くらいいたけど、しゃべって疲れたのか帰りがけは目をつぶって眠ってた(笑) | ||
| 午前中に寝かせて、午後に起こす(座って過ごす)が今の目標。 面会ありがとね〜 | ||
| ゴハン入ってないから、眠くなって(ガソリン?電池?切れて)当然っちゃ当然。 起きてて話せたならよかった | ||
病室 413 + リハビリテーション室にて
担当看護師:高口さん(脇坂さん)
昼食:ナシ(検査のため絶食)
リハビリ:迫田さん(PT)
- 平行棒=1往復
- 手引き=ⓝ10M+ⓝ10M
到着早々、永井科長さんから金曜のお詫びがあった。
そのあとすぐ、相川さんに金曜に『申請を済ませたこと』と『医療費助成の遡り改正があった(今年10月1日)こと』と『もらった申請書が古かった(最新バージョンをダウンロードしたほうがいいよ)』の報告。
病室前まで行くと「着替え中なのでお待ちください」と声をかけられて廊下で待機。〈排泄で汚したかな?〉と想像していたら、「午後から検査があるので…」と脇坂さん(看護師)。検査着への着替えだとわかった。
今日の担当は高口さんだけれど、他の患者さんにかかっていて脇坂さんが対応しているところへⓝが到着。今朝、血便があったとのこと。今日の午後イチで血便の原因を調べるために内視鏡検査をすることになり、検査の説明を受け、その場で同意書にサインした。検査のために昼食もパスとのこと。
ⓢの顔を覗き込み「こんにちは。ⓝが来たよ。今ね、看護師さんから教えてもらったんやけど、ママのウンチに血が混じってたんだって。原因を調べるために検査するけん、そのために検査用の服に着替えたところって」→ⓢ「なんやかんやいろいろあるねぇ」→ⓝ「たぶん重大な病気じゃないよ。調べてもらったらすぐわかるらしーし、もちろん検査にもⓝはついて行くし、検査してもらったあとはお医者さんにちゃんと説明を聞いとくけん、安心してね」→ⓢ「わかった。ありがと」
ⓝが上着を脱いだり荷物を片す間もなく「浣腸します。15分くらいで排便があると思います。排便後すぐに検査に行くことになります」とどんどんコトが進む。その間、ステーション前のソファで待機。脇坂さんとは別の看護師さんが「順番が来たので検査室へ行きましょう」とⓢを車椅子に移乗させ、ⓝも一緒に本館2Fの内視鏡センターへ。入口でⓢと別れ、ⓝは待合室で待機。検査開始13:00。
30分ほどで検査が終わり、ⓢは先に病室へ。ⓝは原口医師から説明を受けた。
朝食も昼食も食べてないし、検査で疲れているのはわかっていたけれど、薬の効果なのか今日は目がパッチリ開いている。土日はリハが休みだったし、明日火曜も迫田さんの都合でリハはお休み。検査があるため今日も「お休みにしましょう」と一旦決まったいたけれど、4日連休するのもなんだかなぁ〜と思ったし何より覚醒しているチャンスを無駄にしたくなくて、迫田さんにリハをお願いした。
他の患者さんとのスケジュールもあるので、しばらく待たなければならず、ⓢの覚醒が続くように必死で散歩したりして迫田さんのお迎えを待った。結果オーライ。今日もトータル20メートルだけどちゃんと歩くことができた。
検査結果・今後の方針
13:30、原口医師から説明を受けた。
- 肛門から内視鏡を入れて、直腸〜S状結腸の間を確認
- 直腸に粘液便が溜まっていたので摘便し観察
- 直腸やS状結腸に裂傷あり
- 急性出血性直腸潰瘍
- 長期臥位による便秘で便が硬くなり、触れていた直腸粘膜に傷がつき、出血したものが便に混ざっていたことによる血便だった。
- ダメージを受けた粘膜が治ると粘液便や血便がおさまる。
- 臥床時の体位をこまめに変える
- 臥床時間をできるだけ短くする
と、映像を見せてもらいながら説明を聞いた。言葉が明瞭で、とてもわかりやすく説明してもらえた。長期臥床の患者にはよくあるケースとのこと。突然の直腸出血で発症する疾患とのこと。
14:50、藤木医師からもお話があった。
ⓢは『酸化マグネシウム』という排便を促す(便を柔らかくして出しやすくする)薬を飲んでいたんだけれど、入院してからは飲んでいなかった。東館にいる頃、「拒薬があり病気の治療のための薬を優先しています。治療に直接関係ない薬はスキップしています」と中野医師がおっしゃっていたので、『酸化マグネシウム』はスキップ対象の薬だと思っていた。ところが、
- 『酸化マグネシウム』はパーキンソンの薬と併用すると吐き気や嘔吐などの副作用が出ることがあるためストップしていた
- 原口先生から検査結果と映像を見せてもらった
- 排便がないときは坐薬で対応し普通便が出ていた(と看護師から報告を受けていた)ので、まさかあんなに粘液便が直腸に残っているとは思っていなかった
- パーキンソンの薬ぶつからない便秘薬を考えます
というお話だった。薬の飲み合わせって難しいんだな。
荷物受取・報告
〈病棟に預けている『とろみ剤』が底をつく前に新しいものを購入しておかねば〉と思っていた矢先、いきいきさんから先月分の領収書が昨日届いた。「お身体の具合はいかがでしょうか。もう一度ご利用いただきたいと職員一同願っております」というメモが添えてあった。ジ〜ンとした。〈そっか…、もう行くことないかもしれないんだ…〉と思うと胸が締め付けられる。
メモのお礼も言いたいし、近況も報告したいし、『とろみ剤』をいきいきさんにも預けていたことを思い出したので(開封したものから使っていきたい)、帰りにいきいき箱崎デイサービスに寄った。
ⓢが痩せぽっちになったこと、でも手引きで歩行訓練を続けていること、年末年始あたりに退院しなければならないけれど恐らくケアポートには戻れないこと、などを話した。
『とろみ剤』のほか『スプーン』や『食介用背もたれクッション』など、預けていたものを一旦全て受け取った。なんだかすごく寂しい気持ち…。
- [いきいき箱崎デイサービス]:荷物受取・近況報告
面会お休み
今日は迫田さんの都合でリハビリがお休みだということが事前にわかっていたのと、少しでも早く&多く施設を見学しておきたかったので、面会を休んで施設検討に時間を費やした。
施設見学
『桜寿のさと松島』に見学を申し込み、14時に訪問。施設長の鬼塚さんが説明と内見を担当してくださった。
アンケートを記入し、ⓢについて聞かれたことに答え、施設についての概要を説明してもらったあと、居室も見せてもらった。現時点で入居できる部屋は210号室(医療重視フロアのステーションから一番近い部屋)とのこと。
令和元年に開所したばかりで、館内はとても綺麗だった。居室がある2階から4階まではほぼ同じ作りで、EVを降りると正面にステーションと食堂、右側に8室、左側に10室(2階は9室)居室があるので全53室の施設。系列のデイサービスが松田(車で10分程度)にあるので、9割以上の方(寝たきりなどの重度な入居者さん以外)はデイサービスに行っているとのこと。入浴の割合は、デイと施設で半々くらい。主なポイントは、
- 食費は1食単価なので、食べた分だけの支払い。例えば、「朝食と夕食は持ち込んだ栄養補助ドリンクを飲ませてほしい/昼食だけお願いします」というオーダーが可能。
- 医療行為は夜間および土日は対応不可。『1回n円』の課金制。項目に応じて料金設定がある。
- 難病指定の対象者特権ナシ。
- 面会時間中ならば何時間いてもOK。
- 居室には、トイレと洗面、ロッカー(固定)とタンス(移動可)がある。
- 210号室は、ⓢが得意な向きに手すりがあるトイレ。
- 退院時(2025.01.05)前に施設職員が面談してから入居の可否が決まる。(点滴が痰吸引が常時必要な場合は受け入れられないとのこと)
など。系列の『桜寿のさと(@吉塚)』には見学・相談に行ったことがあり、ほぼ同じ印象。吉塚のほうが2年早く開所したとのこと。みんなの介護サイトで比較すると医療対応が吉塚より松島のほうが手厚そうなスペックだったけれど、同様であれば近い&少し家賃が安い分、吉塚でもいいな。
松島にしても吉塚にしても、ⓢが現状のままだと入居不可。
施設までは徒歩30分ちょい。元『次元』のオフィスのすぐ近く。
- [桜寿のさと松島]:見学・相談(受入は点滴と痰吸引が不要になっていないと不可/面談後確定)
必要備品持ち出し・報告
松島まで行くので、原三信では使わないと持ち帰ったモノ(ストローなど)を267号室に戻すのと、肌着やベストの洗い替え・防寒グッズなどを取りにケアポートへ。
今日も妹尾さんと会えなかったので(休み)、中尾さんに諸々報告。
267→原三信
夜用パッド/リハパンL/ベスト/長袖の肌着 →病室に持ち込んだモノ
竹下さんもいたし、出がけに永井さんにも会えたので、それぞれに報告。
- [ケアポート箱崎]サ責/中尾:近況報告
- [ケアポート箱崎]看護師/竹下:情報共有・近況報告
- [ケアポート箱崎DS]相談員/永井:近況報告
