原三信タイムライン④

=ⓝ/=原三信病院(本館)/=ケアポート箱崎/=ReHOPE博多筑紫/=原三信おおはまクリニック

入院13週目(11/27〜12/3)

入院13週目(11/27〜12/3)

1

病室 413    +  リハビリテーション室にて

担当看護師:仲本さん

昼食:2割(そば4s・ソフト食白2-1=1s・ソフト食赤4s=完食・卵豆腐2-1=1s・メディミル1/2・たんぱくゼリー5s=1/2)

リハビリ:迫田さん(PT)

  • 平行棒=1往復
  • 手引き=ⓟ20M+ⓝ10M+ⓝ10M

昨日ケアポートから持ち帰った夜用パッド持参で出動。
11:57に看護師さんが薬を持ってきたので、まず服薬。ネオドパストンとナウゼリンの2錠。前もって飲ませてくれてなかったので、昼食のトレイがすでに到着していたけれど、「服薬後30分頃から効果アリ」と聞いていたのでしばしウェイティングタイム。
12:05に藤木医師来室。事情を話すと「15分後くらいから大丈夫」と教えてくださったので12:12から食介。

ソフト食が見た目だけでは全然何なのかわからない。今日の赤はトマト(食後に確認)、白は魚のすり身かな。白のほうがどうやら美味しくないらしい。食感なのか喉越しなのか、とにかくⓢには合わないみたい。赤のトマトは完食。ソフト食は冷たい系のほうがⓢには合うようだ。メディミルを珍しく吐き出したので今日は半量。初めて登場したたんぱくゼリーセブンはオレンジ味を半分食べてくれた。
蕎麦を口へ運びながら「今日は食事が進みよるやん!?」と声をかけたら「いい時とそうでない時とあるけんね」とⓢ。
あまりにもペラペラとしゃべるもんだから、食介の手が止まってしまった。笑
最近、時々ではあるけれど、とても流暢に話すときがある。言葉が脳の引き出しからポロッと出てくる感じ。

今日の午前中、入浴があったわりに爪の汚れがあまり取れていなかった。リハのお迎えまでの時間、手の爪のゴミをゾンデで取り除き、爪切りで切ってあげた。

リハビリもまずまず。最初の手引きは真ん中(10M)で立ち止まり休憩はしたけれど通しで20M歩けた。後半はⓝ伴歩で半周で座って休憩したけれど、10M+10M。本日のトータル40メートル。

リハビリ後、トイレを済ませて臥床。ⓢよく頑張ってる。

今日の担当看護師さんは本館初の男性看護師さんだった。東館の男性看護師さんたちは向こうから話しかけてくるようなハキハキした感じの人が多かった気がするけれど、今日の仲本さんは黙々と仕事をする…という雰囲気の看護師さんだった。
帰る前にスタッフステーションに寄って相川さん(MSW)と立ち話。『桜寿のさと松島』の見学報告をした。

2

施設見学

午前中に見学希望の連絡をしておいた『ReHOPE博多筑紫』へ見学・相談。
案内されたとおり、博多バスターミナルからバスで向かって16時ピッタリに訪問。前田さんという看護師さんが説明と内見を担当してくださった。

アンケート記入、ⓢについての質疑応答、施設概要の説明、居室見学…とお決まりの流れ。
今年5月に開所したばかりで、館内は明るく、白木の使い方も絶妙で、清潔感のある施設だった。4階建てで、1Fに事務室や浴室や厨房(イチから作るのではなく温めたりカスタマイズする調理室=ココファンと同じ仕様)があった。居室がある2階から4階まではほぼ同じ作りで、EVを降りると正面にステーションと食堂がありL字に廊下が伸びていて、短い方は3室ずつ向かい合わせのちょっと広めの6室、長い方は6室ずつ向かい合わせの12室が並んでいた。『メディケア御島崎』と同じで10m²くらいの狭めの居室。やっぱり医療系だと病院の個室くらいの感じ。

来年2月にオープンする『ReHOPE福岡東』は『メディケア御島崎』と同じように共有トイレらしいけれど、ここ『ReHOPE博多筑紫』はトイレが居室内に設置されていた。カーテンで仕切られるようになっている。カーテン・ローチェストは備え付け、ピクチャーレール(もどき)が設置されているので軽い洋服ならハンガーも掛けられる。ベッドは福祉用具業者からレンタルする(業者はこちらでも指定できるとのことなのでクローバーさんに継続依頼しなくては!)。それ以外の家具やTVはスペースが許す限り持ち込み可。冷蔵庫・レンジ・トースター・ポットは共有設備として食堂に設置されていて、家族の利用もOK。

実はここ、みんなの介護(高齢者施設検索サイト)で見つけた〈がん末期・難病特化型施設〉。
初めて施設(ココファン)を探すときに高齢者施設検索サイト([みんなの介護]や[LIFULL介護]など)を利用したら、以降やたらと「施設は見つかりましたか?」の電話がかかってくるのが面倒だとわかったので、ケアポート探しの時から “情報収集は高齢者施設検索サイト” 、 “実際にコンタクトをとるのは公式サイトから直接施設へ連絡” するようにしていた。今回も[みんなの介護]で見つけたあとで「ReHOPE」でググってみたところ公式サイトがあって、全国区の施設(組織)だということ・『博多筑紫』は福岡1号ということ・来年2月には舞松原に『福岡東』ができることまで判明した。

指定難病申請をしたからこそ、検討対象に入れられた施設。
そして…大当たり!とても気に入った!
「候補の中で一番マシ」という決め方ではなく、「ココがいい!ココにⓢを住まわせたい!」と思える施設に巡り会えてしまった。入居後に不満なコトもあるかもしれない。けれど、これまで体験してきた “施設のスペックやサービス” を重視する説明だけでなく、“入居者に対する接し方や想い” が前田さんから溢れていて “入居者さんやその家族からの信頼” に自信を持っている姿勢がⓝのハートを鷲掴みにした。なんて表現したらいいのかなぁ…、ちどり保育園の施設版とでも言えばいいのか?施設スタッフ(保育士)だけでなく、家族(保護者)や、医療チーム(地域)全体で入居者本人(子ども)を包む感じというか、熱意?愛情?みんなで協力しあってより良い環境づくりをしましょう!という情熱というか…。〈入所前から期待しすぎか!?笑〉
ⓢは強運だとつくづく思う。原三信でも藤木医師という素晴らしいドクターに診ていただき、STさんや栄養士さん、看護師さんたち、MSW、ⓝまで仲間に入れてもらってチームでⓢをサポートする体制がバッチリ。そして退院後も親身にフォローしていただけそうな看護師さん・介護士さんがいる施設に移れそう。藤木医師が指定難病の申請を提案してくださったおかげで入所条件をクリアできたわけだし、先着20名のキャンペーン枠に該当する奇跡的なタイミングだったし、居室も同料金で広いほうの部屋を押さえられそう。イイコトづくめ!

  • 高齢者施設ではなく難病特化型施設。
    • ガンだったり指定難病と診断・認定された人しか入居できない。
    • 高齢者のほうが圧倒的に多いが、若い人(難病)もいるとのこと。
  • 医療行為は365日24時間対応可。
    • 継続的な痰吸引が必要な場合は、吸引機を自前で準備する必要あり。(カートも含め3万程度)
  • 面会制限は特になし。というか365日24時間いつでもOKとのこと。
    • 本人がコロナなどの場合のみ面談不可。(施設内の入居者がコロナだからといって施設として面会禁止にはしないとのこと)
    • 休日や深夜の場合などは「事前に電話連絡してもらえるとお待たせしなくて済む」とのこと。(スタッフが少ない時間帯は入館がすぐにできないこともある)
    • 赤ちゃんもペットもOK。
  • 居室は基本的に施設指定(重度な方ほどステーションの近く)だが、ある程度は希望に応えられる。
    • 4階・3階から順に入居中。(2階はこれから)
    • 11月27日現在で、ⓢが得意な向きにトイレの手すりがある居室の空きアリ。
  • ケアマネは継続OK。
  • 週1回30分程度のリハビリ(PT・OT)あり。
  • デイサービスは外部利用OK。
  • 施設職員が原三信病院へ出向き面談(2024.12.03)したのちに、入居の可否決定。(恐らく問題ナシ)

さーらーにー、すんばらしいオマケまであった。

  • キャンペーン中につき、家賃(通常73,000円)が36,000円!
  • キャンペーン中につき、管理費(通常44,000円)が33,000円!
  • キャンペーン中につき、食費(通常32,400円)は0円=タダ!
    • 栄養補助食品・ドリンクは持ち込み。

帰りは施設から竹下駅まで(アサヒビール工場と沖学園の間の道を通って)徒歩11分。これならJRで通ったほうが(博多駅からバスより)安いし早い。
部屋の狭さからしてオムツを置くスペースは確保できなさそうなので(市のサービスと市販品購入は卒業して)施設のサービス(15,500円/月)を使うことになりそう。

入居希望の意思は12月11日には頂きたいとのこと。
もし、『福岡東』完成後に移りたい…となった場合もOKとのこと。

  • [ReHOPE博多筑紫]:見学・相談(受入は面談後確定)
3

病室 413    +  リハビリテーション室にて

担当看護師:原田さん

昼食:2割(うどん3本×3s・ソフト食白2-1=1s=1/3・ソフト食黄3-1=2s=1/4・ネバネバ4s=1/2・メディミル完飲・たんぱくゼリー2s)

リハビリ:迫田さん(PT)

  • 平行棒=1往復
  • 手引き=ⓝ30M+ⓟ30M+ⓟ30M

テープ式おむつ、洗濯した物、一昨日ケアポートから持ち帰ったリハパン持参で出動。
4Fの階段ドアを開けるとちょうど原田さんがいて「今日の担当です。11:30にお薬済ませてます」と報告があった。ちゃんと30分前に飲ませてくれている、仕事ができる看護師さん。
相川さん宛に書いてきたReHOPE見学メモ渡そうとステーションを覗いたら、あいにく相川さん(MSW)は外出中。関さん(クラーク)にメモを託けた。

原田さんのおかげで正午ちょうどに昼食が開始できた。けれど、あまり入らず…。相変わらず数回に1度は吐き出す。ソフト食はいつも2種類。白は恐らく魚のすり身系。コレが苦手。もう1種類は野菜系みたい。今日はカボチャだったのかな。たんぱくゼリーはうめ味。ⓢの口には合わなかったみたい。

リハ前に『トイレ誘導』と『点滴ロック』を済ませておくのは、リハのためにもいい(オムツが濡れてない状態/点滴がないほうが歩きやすい)し、ⓢを眠らせないための待ち時間の過ごし方としても有意義(昼食後からリハのお迎えまで約30分/覚醒し続けてもらわないと訓練に影響)。
そして今日はたっぷり歩けた。トータル60メートル。どうやら昼の服薬を食前に変更したことがイイ方に影響している模様。
リハ室で高橋さん(ST)にも会えたので昼食の報告。
迫田さんから11/19にサインした計画書のコピーを受け取った。 →サインした書類

4

病室 413    +  リハビリテーション室にて

担当看護師:菊地さん

昼食:3〜4割(煮麺6s=1/2・ソフト食白1-1=0s・ソフト食緑3s=完食・茶碗蒸し4s=3/4・メディミル完飲・たんぱくゼリー1s)

リハビリ:迫田さん(PT)

  • 平行棒=1往復
  • 手引き=ⓟ30M+ⓟ30M

今日はケアポートから取ってきたベスト(色違い)とおしり拭き、いきいきから持ち帰ったとろみ剤を持参して出動。
病棟到着時にステーションに顔を出すと相川さん(MSW)が出てこられたので『ReHOPE博多筑紫』の話になってしまい、病室入室がちょっと遅くなってしまった。

413号室に着くと、ⓢが煮麺の器を抱えてお汁を飲んでいた。ビックリ!
今日の配膳担当者はⓝの到着を待たずに食器の蓋を全部開けて持って行ってしまってた。目の前に食事があっても見向きもしなかったⓢが自ら器を手にとるとは! “食欲自体はある” ということだ。
食介用のお箸やスプーンはⓢの手が届かないところに置いてあるんだけれど、もしトレイにスプーンがあってそれを見つけられたら自分で食べてたかも!?
とにかく「ゴメン、ゴメン、お待たせ!」と声をかけ、ⓝの上着や荷物を放り出し、食介の準備(手洗い・介助グッズ用意・タオルで前掛け)して、ⓢにおしぼりを渡して「いただきます」。
食事は、ⓝが介助した中では一番食べてくれたかも。3〜4割というところかな。すぐに「もうイイ」というⓢが結構長い時間食事に集中してくれた。
ソフト食白は完全拒否。ソフト食緑は完食。前にも出たのでキュウリの酢味噌かけだと思われる。麺類が半分くらい入ったのは快挙。メディミルはバナナ味でなんとストローから飲んだ(今まではコップに移し替え)。ゼリーはコーヒー味。こちらは1口で「もうイイ」だった。
完食にはほど遠いけれど、少しずつ食事量が増えてる気がする。
花野さん(栄養士)が顔を出してくださったので、ソフト食の白のことを伝えると「刻みとろみに変更してみよう」とⓝと意見が一致。

煮麺のとろみ付きの汁をしっかり浴びていたので(笑)、ベストだけ着替え。グッドタイミングで今日持ち込んでいてセーフ。
リハの前にトイレ誘導し(パッド+トイレ)、点滴をロックしてもらったところで迫田さん来室。

今日の歩行訓練も絶好調。体調が良さそうだったので(けれど拗ねられても困るのでトータルの距離は伸ばさず)、立ち止まり休憩と座って休憩の間隔を調整してみた。
昨日は20M(1周)→20M(1周)→20M(1周)。今日は30M(1.5周)→30M(1.5周)。
昨日(1周・20M)のときは真ん中(8×8=64歩)で立ったまま一呼吸おいてトータル約128歩。これを3周したので約384歩ということになる。
今日(1.5周・30M)は間で2回立ったまま休憩で、8×7(56歩)→8×7(56歩)→8×5(40歩)の約152歩を2回なので約304歩。
歩数が圧倒的に少ない!素晴らしい!歩幅が大きく、軽やかで、後半もペースダウンしなかった。迫田さんと拍手してⓢを誉めた。本当にスゴイ!
服薬を昼食前に変えたことで、ⓢの覚醒タイムが昼食とリハの時間にピッタリ合っている気がする。
土日はリハビリがお休みだけど、来週もまたたくさん歩けるといいな。

リハ室から病室へ戻ると「疲れたぁ〜」と臥床希望。NCして臥床介助してもらったんだけど、自分でベッドのガードに手を伸ばしてベッドに移乗しようとした。介助も最小限。端座位ではどこにも捕まらず靴を脱がせてもらい、迫田さんの「横になりましょうね」の声かけにも自らガードに掴まったまま横たわった。もうビックリの連続!
NCして点滴を復活してもらったところで入眠。爆睡。笑

今日はとても調子が良かった。すんごく嬉しい。
でも波があることを忘れてはいけない。来週、調子があがればラッキーだし、逆だったとしても落ち込まないようにしなきゃ。

5

退居手続き

今朝、原三信へ行く前に、妹尾さん(サ責)から「何度も来てらっしゃるのに、いつも不在でスミマセン。中尾から話は聞いてます」と電話をいただいた。ザックリ近況を伝え、退去日の話になった。退院後の施設探しばかり夢中になっていたけれど、ケアポートに退去予定であることも伝えなきゃいけない。契約では「1ヶ月前までに申し出」とあるので、無駄に家賃を払わずに済むよう手を打っておくことにした。

原三信病院から帰宅後すぐにケアポートへ連絡してみたところ、権藤さん(副所長)は17時戻り予定で外出中だったので、17時目指してケアポートに行くことにした。

退院日も、退院後の入所施設も、何も決まってないけれど、恐らく年内に引っ越ししなければならないはず。なので、退去の意思とおよその予定日を表明しておこうと権藤さんを訪ね、ザックリの予定の報告と、退去申込の手続きを済ませた。
必要書類(退去申込書)には本日(11/29)の申請で最短の『12月28日』を予定日として記入した。『12月28日』以降になったとしても調整は権藤さん権限でできるとのこと。

  • [ケアポート箱崎]副所長/権藤:退去手続き
  • [ケアポート箱崎]サ責/妹尾:近況報告
6

面会お休み

七回忌は、夏の旅行のときの『みんなでお墓参り』を法要の代わりということにしたので、今日はⓝが親族代表として聖徳寺へお参りしてきた。withⓣ。
新田家の仏壇に置いてあったⓢの結石の小瓶2つも持参して、合葬墓の土に巻いてきた。(ゴミとして処分するのも気が引けてどうしたものかと悩んでいたので、親族が眠るお墓の玉砂利の下にそっと忍ばせてきた)

7

面会お休み

さぁさぁ、時間がない。いろいろ速攻で手を打たねば。まずは転居計画から着手。

8

病室 413    +  リハビリテーション室にて

担当看護師:田中さん

昼食:4〜5割(うどん7s=4/10・ハンバーグ6s=4/10・野菜4-1=3s=6/10・茶碗蒸し8s=完食・メディミル1/2・たんぱくゼリー2s)

リハビリ:迫田さん(PT)

  • 平行棒=1往復
  • 手引き=ⓟ40M+ⓟ40M

ちょうど昼食前の服薬中に到着。1錠ずつ、田中さんに飲ませてもらっているところだった。
20分くらい間をあけて昼食開始。今日は4割以上食べてくれた。途中、花野さん(栄養士)が来室され「明日はおにぎりですよ。高橋さんも同席して試されるそうです。昨日の夕食も9割入ってました」と教えてくれた。(あとから迫田さんにチェックしてもらったら、9割は副食のほうだった)
土日からなのか今日からなのかわからないけれど、副食が “刻み/とろみ” になっていた。ハンバーグを食べさせているときに「美味しそうやね」と声をかけると「うん!」と笑顔。野菜は一口大で柔らかく茹でられたものだった。1回吐き出したので、味はイマイチなのかな?
今日はメディミル(いちご)でムセまくり、半量しか飲めなかった。ゼリーは梅味で、あまり好みじゃなさそう。(たんぱくゼリーは味なのか状態なのか、あまり食べてくれない印象)
それでも全体的に半分近く食べられるようになったのは快挙。

食後のうがい→トイレ(パッド失禁なし!便器で排尿)→点滴ロック→リハ室へ。
リハ室に到着するまではウトウトしていたけれど、訓練を開始するとスイッチが入ってサクサク歩いた。8Fのリハ室には平行棒が2セット中央に配置してあり、その周りをグルッと歩く。1周20メートルあるので、中間地点にイスを置いて半周(10M)のところで座って休憩できるように準備してから手引き歩行の訓練をしている。今日はその中間地点に患者さんと療法士さんと実習に来ている学生さん2人が陣取っていたので、「休憩ができないね。7ずつ立って休憩しながら歩こう」と、「1.2.3.4.5.6.7.8、2.2.3.4.5.6.7.8、3.2.3.4…」で8歩×7までの56歩で足を止めて一呼吸、を繰り返して訓練した。1周して車椅子に近づいてもⓢは足を止める気がなさそうで、迫田さんとⓝで目配せをして2周目に突入。最初の40メートルは7/7/8の約180歩で歩ききった。スゴイ!スゴすぎる!
そして「もう1回がんばってからおしまいにしよう」と声をかけ、7/7/7の約170歩くらいで40メートルを歩いた。最後の5Mくらいは疲れた様子だったけれど、どんどん歩幅が広がり、同じ距離でも少ない歩数で完歩。調子が良くて・機嫌も良くて、本当に嬉しい。

そして案の定、電池切れ。笑
車椅子からベッドへの移乗もとてもスムーズ。端座位のキープ姿も日常の光景になってきた。〈ココファンやケアポートの介護士さんたちが見たらビックリするだろうな〉
点滴を再開してもらい、臥床〜入眠。

14時からのスタッフミーティングが終わるのを待って、田中さんに確認したことメモ。

  • 排便は? →「-2日です。3日間出ないときは坐薬調整します」
  • 褥瘡は? →「毎週火曜に皮膚科の先生が診てくださっています」
    • 入浴のタイミングではなく先生の指示(○日に1回)で保護シールを交換しています。指示がないときは先生が診に来られたときだけ交換されてます。
    • 保護のみで、塗り薬などは特にありません。
  • 点滴は? →「今日から半量に減ってます」
  • お薬の変化は? →「11/23から『シンメトレル』、11/26から『酸化マグネシウム』が再開されてます」
9

ケアマネ継続依頼

藤吉さんにこれからのことについて相談に行った。

まだ『ReHOPE博多筑紫』と契約もしていないのに気が早いのだけれど、藤吉さんの意思だったり・担当エリアの問題もあると思って、事前確認に支援センターへ寄り道。

近況を報告して、施設が変わってもケアマネをしてもらいたいことを伝えたところ、快諾していただけた。その他の介護サービスについては一旦リセットして、『ReHOPE博多筑紫』と提携している業者さんを中心に組み直すことにした。

「コロナだ入院だと、暗い気持ちになることが続いてましたが、今日のニュースは嬉しいことばかりです!」と喜んでもらえた。
恐らく、『訪問診療』は継続するならばエリア的に大楠になると思う、『訪問リハビリ』も田中さんの継続は難しいだろう、とのことだった。
ⓝとしては、リハを田中さんに続けてもらえないのは残念だけれど、ReHOPEにも療法士はいるしリハ頻度はこれまでと大差なさそうなので割り切ろうと思う。診療も今後は難病メインになると思えば千鳥橋系列にこだわらなくていい→むしろ原三信系列のほうが良さそうだと思っている。

  • [福岡医療団介護支援センター]ケアマネ/藤吉:継続依頼
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病室 413    +  リハビリテーション室にて +  施設面談(ReHOPE博多筑紫)

担当看護師:田中さん

昼食:9.5割(おにぎり=完食・メイン9/10・サイド=完食・卵豆腐=完食・メディミル1/2・たんぱくゼリー1s)

リハビリ:迫田さん(PT)

  • 平行棒=1往復
  • 手引き=ⓟ50M+ⓟ30M

施設面談:ReHOPE博多筑紫

今日も担当は田中さんだった。昨日、いろいろお願い(午前臥床/午後離床)していたことをキッチリ対応してくれていたので、パーフェクトな一日になった。

ⓝ到着時、昨日同様服薬直前だった。上着を脱ぎながら様子を見ていると、なんと自分の名前を言えているではないか!
田「お薬が2つあります。お名前言えますか?」→ⓢ「にったせつこ」
脳の回線がどんどん繋がっていく。入院前の自主STでは、名前が言えなかったり、「せもとせつこ」って言ったり、「にった〜?」と誘導して「せつこ」を引き出したりしていたのに…。
本っ当〜にスゴイ!

今日は “おにぎりチャレンジ” デー。高橋さん(ST)と一緒に見守った。
トレイにはいつも麺類が置いてある位置に小さなおにぎりが2つ。“うめびしお” も付いていた。
ⓢの手に持たせると、パクリ→モグモグモグモグ…→ゴクン→パクリ→モグモグモグモグ…
「ママ、ママ、ちょっと待って!梅味にできるのがあるけん、それつけてあげるけん、ちょっとちょっと(慌)」こちらからストップをかけないと連続して食べる勢い。喉につまらせるんじゃないかと高橋さんもヒヤヒヤ。「ママ、ゆっくりゆっくり。ね」→ⓢ「おいしい(笑顔)」。大成功!
「ママ、おにぎりが美味しいのはわかった(笑)。でもさ、おかずもちゃんと食べよ!食育の先生やろ?三角食べせな」と副食とおにぎりが交互になるようにおかずを口に運んだ。指についたご飯粒ひとつひとつを食べる姿を見られるとは思いもしなかった。
メインは魚で刻みとろみ、サイドはカボチャペースト。メインは1口吐き出して、最後の1口が入らなかったけれど(-2口)ほかの食事は完食!スゴすぎる!途中から来室した花野さん(栄養士)も仰天。高橋さんが「朝と夕も看護師が食介に入るんですよね。見守りがあるなら朝昼晩3食ともおにぎりにしてみましょう」と花野さんに指示。
メディミル(いちご)は半量、たんぱくゼリー(パイン)はあまり好みじゃないようで1口でおしまい。ⓢ「(手を合わせて)ごちそうさまでした!おいしかったぁ〜」って、もうさー、嬉しすぎて、高橋さん・花野さん・ⓝで拍手喝采。
高橋さんが「新田さんってこんなに穏やかなんですね」と(東館にいる頃のせん妄大暴れを知っているだけに)おにぎりをほおばって笑顔で「おいしい」と呟くⓢを眺めていた。

今日もリハ前にトイレ&点滴ロック。順調順調。迫田さんが迎えに来るまではおしゃべりタイム。JのFB(時間にルーズな長男)の話をしたら、「もっと小さい頃からしとかんと」とのコメントあり。さらに、今日のビックリネタは、自発的な問いをⓝに投げかけてきたこと。聞かれたことに答える…ではなく、ⓢから「今は(何時)?」とか「どーやって来よーと?」って話しかけられた。
ⓝ「歩いて来よーとよ。ちょーど30分。東公園を通ってね、千代のところから斜めに歩いてきたらバスとか地下鉄で来るより早いとよ」→ⓢ「へぇ〜。すごいね。ありがとう」って。感激しかない。

今日のリハもトータル80メートル。今日は最長記録を更新。間で2回立ち止まり休憩して50メートル!歩幅も広く、軽やかに、手引きでズンズン歩いた。
迫田さんが欲を出して「娘さんとも歩きませんか?」と振ったけど、バッサリ「キツイ」で本日のリハ終了〜。

さぁ、面談まであと40分。ⓢが起き続けていられるか!?
『メディケア癒やし御島崎』のとき(11/22)は撃沈してたけど、今日は本命の『ReHOPE博多筑紫』の面談なので、なんとしてでもⓢに起きていてもらいたい!
ⓝ「ママ、今日はゴハンもしっかり食べられて、運動のときもたっぷり歩けて、どんどん元気になってきてⓝは本当に嬉しい。でさ、ⓝも元気で健康じゃないとママのお世話ができんけん、久しぶりにちゃんと健康診断しよーと思いよーとよ。ママの病室まで来る時はね、階段で上がってきよーっちゃけど、なんと2階に健康診断の場所があったと。今日ココに来る前にちょっと寄ってみて受付の人に聞いたら、その健康診断の場所で申し込みできるって。だけん、これから申し込みしよーと思うっちゃけど、ママもついてきてくれる?」→ⓢ「へ〜。いいよ」。そんなこんなでⓢの気を紛らす作戦がⓝのよかドック申し込みネタに繋がってしまった。笑

EVで2フロア降りてすぐのところに健康管理センターがある。車椅子のⓢ同伴でやってきた親子を不思議そうに眺める受付さん。事情を話すと「ココでお待ちください」と受付前のシートに案内された。すぐに申し込み担当の方が来られて聞き取りがあり、フルネームをメモ用紙に記入。「書類を作ってきますので少しお待ちください」と一旦席を外され、ⓢに「診察のところと全然違うねー。こんな場所があったっちゃね」とセンター内を眺めていたら、あっというまに問診票と大腸がん検査のキットを準備して戻って来られた。一週間後の12月10日によかドックの予約ができた。

4階に戻って病棟廊下をグルリと一周散歩。やっと時間になった。田中さんのおかげで面談タイムまでⓢが離床し続けられて助かった。
14:30にⓢとステーション前に行くと相川さん(MSW)が出てきて、ReHOPEの前田さんも到着。デイルームに場所を移し4人で面談開始。
前田さんは営業で原三信を何度か訪問されていて相川さんとは面識がある。直近でもⓝから前田さんには相川さんの・相川さんには前田さんのことを話していた。ⓝは原三信のこともReHOPEのことも好印象を持っているし、そのこともお互いに伝えているので、知らない間柄じゃない、なんなら良好な関係の面々。面談も和やかに進んだ。前田さんも相川さんもⓝの(ケアマネばりの)ⓢ情報通なことを承知してくれているので、看護の専門的なこと以外はⓝにヒアリングしてくれた。
見学時(11/27)におよそのことは伝えていたので、前田さんからⓢへの説明・質問は最小限。自己紹介と施設のことを少し話され「お困りのこと、やってみたいことはありますか?」と質問する前田さんに「特に(ない)」と答えるⓢ、見守る相川さんとⓝ。
相「娘さんのほうが詳しいので、フォローお願いします」
前「食事は…(資料を見ながら)ソフト食ですよね」
ⓝ「あ、今日はおにぎりを2個食べました」
ⓢ「おいしかった♥︎」
前「全介助…ですよね?」
ⓝ「トイレでは手すりに掴まり立ちできました。今日は絶好調で、手引きで50メートル歩けてます」
前「すごいですね!いいことです(笑)。けど、随分良くなられてませんか?」

見学からまだ1週間も経ってない。そしてこの1週間、劇的にⓢは回復している。なんなら今日一日だけでも大進歩。『母親が難病になり、食事も進まず、必死に施設を探している娘』から聞いてた話と違うやん!と突っ込まれそうなくらい、ⓝから前田さんに伝えた情報が半分くらい “ウソ” になってしまっている。笑
20分くらいの間、ウトウトすることもなく話を聞いたり、ちょこっと答えたり、ⓝの補足説明に頷いたりして面談を終えた。

今日はトイレでも看護師さんからの「立ちましょうか」の声かけより前に自分から立ち上がったり、リハでも平行棒の立ち上がりは介助なしで立った。臥床介助のときも田中さんに「ちょっと見てて」と介助の手を止めてもらって「ママ、ココ(ベッドのガード)持って立てる?」と手を伸ばさせて掴まらせると自分で車椅子から立ち上がってクルリと180度回転してベッドに腰掛けた。田中さんが「この病棟に来られてすぐの頃とは全然違いますね!」とⓢの好調ぶりに驚いていた。
ベッドに横になると即オチ。よく頑張った!おつかれ、ママ。

ステーション前で話している前田さんと相川さんに合流。田中さんも加わって看護情報のヒアリングに答えてくれた。4人で立ち話状態になっているところへ、ちょうど藤木医師が回診に上がって来られたので(グッドタイミング!)ⓝから「先日見学させてもらった施設の方で、今日は面談に来てくださったReHOPEさんです。お世話になっている脳内の藤木先生です」と前田さん・藤木医師のお互いを紹介した。前田さんが名刺を渡しながら挨拶されたあと、ⓝが藤木医師に「今日は高橋さんの提案でおにぎりにしてもらったんですが2つ完食しました」といち早く伝えたかった話を挟むと、藤木医師から前田さんに「つい数日前にはこのままだとそう長くない。けれど経管栄養もしないと話し合ったばかりなんですよ。娘さんの献身が素晴らしいから…」と、先生自ら(ⓝ情報がウソじゃなかったと)伝えてくださったうえ、ⓝのことまでみんなの前で褒めてくださった。たまらん☆

前田さん、相川さん、田中さんを残して、藤木医師とⓝは病室へ。爆睡していたⓢが、話し声で目を覚ましたのか少し目を開けたので、先生が「おにぎり食べたってね。えらいえらい」と声をかけるとⓢが「おいしかったぁ」と一言呟いてまた眠ってしまった。昨日今日とリハビリも順調なこと、今日のお昼はほぼ完食だったこと、高橋さんが見守り条件付きで3食ともおにぎりにしようと花野さんに指示していたことなど、ザッとお伝えしたら、「少し明るい兆しが見え出したね。施設も見つかったみたいだし、本当によかった。退院に向けてこれからも頑張りましょう」とおっしゃってくださった。嬉しいことだらけの一日だった。ペコペコ何度も頭をさげて、藤木医師の退室を見送った。



入院14週目(12/4〜12/10)

入院14週目(12/4〜12/10)

1

面会お休み

昨日は面談のあと「できるだけ早く入居契約の手続きをしたい」旨、前田さんに「12月4日15時以降」のリクエストをしていた。六本松での打ち合わせ中に前田さんからお電話があり「午後は別の方の契約があってNGでした。午前はいかがですか?」と提案されたので10時にアポイントをとっていた。

そんなわけで急遽、面会はお休み。9時になるのを待って病棟へ電話を入れ、『施設契約手続きに行くことになった』と相川さんに、『昼食の食事介助をお願いしたい』と今日の担当看護師さんに、それぞれ伝えてほしいと関さんにお願いした。

リハビリ:お休み(迫田さん都合)

2

入居手続き

往路はJRで。9:32吉塚発(今日は3分延着)で竹下へ。竹下駅からは徒歩。ぴったり10時着。
ココファンの頃と比較して、移動時間はほぼ同じ、交通費は片道20円安い。これなら通える。

施設入居の手続きはココファン、ケアポートに続き、今回で3度目。特に今回は『看護』も加わるので半日仕事だということは覚悟の上。見学時に入居手続きに必要なものリストをもらっていなかったので、とりあえず思いつくもの(保険証・印鑑・マイナンバーカード・通帳)を持参して、足りないものは後日提出…のつもりで臨んだ。
前半は村上さん(看護管理者)と『看護』の契約。後半は施設長の出田さん(介護管理者兼任)と『介護』と『施設全体』の契約手続き。
出田イデタさんも前職は看護師さんとのこと。施設長と看護師は兼任できない(ルール)とかで、責任者として介護部門も兼任はするけれど、業務は施設長の事務方だけ…みたいなことをおっしゃっていた。「(施設長に)就任したばかりで不慣れでして…」の言葉どおり、オドオドしていて頼りない。きっとスタッフのみなさんに支えられまくって施設長任務を頑張っているんだろう、なりたくてなったというより、ならされた感満載の施設長さんだった。「えっと」「あの…」が多い。ⓝはグッとこらえて(笑)、やわらか〜く相槌を打ちつつ、書類にサインをしていった。
ケアポート転居時にⓢの住民票をⓝ宅に移した成果が発揮できた。“同上” で済ませられる住所欄の楽なこと楽なこと。
料金の説明ページになり「あれ?先日前田さんにご提示してもらった料金と違います」とⓝが指摘すると、出田さんが「キャンペーン対象なんですね。失礼しました。契約書はこのままで、別途覚書というカタチで対応させていただきます。これまでもキャンペーンをしたことがあるんですが、今回のはうちの施設でも一番がんばった料金設定なんです。20名様先着です」とキャンペーン対象者かそうでないかは紙一重だったということがわかった。←ラッキーその1
これまでの施設入居時に必要だった『健康診断書』『所得証明』『住民票』など、病院や区役所で作成してもらったり取得しなきゃいけない書類が一切なかったので、今日持参したものだけで手続きが完了した。所要時間4時間!〈おつかれ、私〉

居室は基本的には施設指定。何も言わなければ勝手に決められる。見学に足を運んだ者の特権というか、見せてもらって「ココがいい!」という部屋があればお願いしてみるに越したことはない。
契約手続きが一通り済んでから「引越しの準備をしたいので、部屋を測らせてもらってもいいですか?というか、決まってますか?」と尋ねたら、施設長と入れ替わりで村上さんが対応してくださることになった。
1週間前までは入居者は3Fと4Fだけだった。今日の説明では2Fも入居がすでに始まっているとのこと。「3Fと4Fも空いてる部屋はいくつかありますが、2Fからご案内しますね」とEVで上がり、狭いほう居室が並ぶ廊下へ進んで案内が始まった。(ちょうど引越し作業をされてるご家族がいた)
村「ココはすでに決まってます」
ⓝ「トイレの手すりの向きが便座に座った時に左側にあるほうがいいです」
村「あんまり眩しくないほうがいいんでしたよね?あ、ココも大丈夫です」
ⓝ「あのぉ…、反対側の廊下の広いほうはダメですか?
村「あ、大丈夫ですよ。4Fの広いほうの部屋は呼吸器を使う人優先ですが、2Fはまだそういう取り決めをしていないので」
ⓝ「手すりの向きも、お日さまの方角も、そして広さも、バッチリです。このお部屋がいいです!
村「料金が一緒だったら広いほうがいいですよね!」
ⓝ「モデルルームとしてキープされたかったとか?」
村「大丈夫です。すぐにお開けします。別の部屋をモデルルームにしますから」
と快諾してくださった。202号室決定!←ラッキーその2
ⓝ「じゃぁ早速!測らせてもらいます!」
村「どうぞどうぞ」
ⓝ「ナースコールって延長できますか?延長キットがあるならばその料金はお支払いしますので」
村「確認しておきます。たぶんできたはずです」
ⓝ「私もレイアウトを考えてみて、必要だったらお願いしますね」
で、実際測ってみたら、サイトやパンフレットに掲載されている広さ(10㎡)より広い印象を受けた。今のケアポートが18㎡、メディケアが10㎡、その中間くらいの広さだと思った。

復路は博多駅まで歩いてみた。ザックリ30分。徒歩だと博多駅がちょうど真ん中。仮にJRが止まった…とかでも1時間だから全然大丈夫。

  • [ReHOPE博多筑紫]村上・出田:入居手続き
  • [メディケア癒やし御島崎]:入居キャンセル
  • [桜寿のさと松島]:入居キャンセル
3

病室 413   にて

担当看護師:田中さん

昼食:3割(おにぎり0.8/2個・メイン3s=2/10・サイド2-1=1s・ソフト食オレンジ2-2=0s・メディミル完飲・たんぱくゼリー1s)

リハビリ:迫田さん(PT)

  • 平行棒=1往復
  • 手引き=ⓟ40M+ⓟⓝ40M

到着時ⓢ臥床。ちょうど田中さんと仲本さんが離床+服薬のために起こしに来られた。午前中しばらくは起きていたけれど、「点滴を足に付け替えるため横になってもらった時に『このまま寝る』とおっしゃったので、1時間ほど寝てました」とのこと。服薬対応してもらっている間に、まずは相川さんへ「昨日、無事、ReHOPEの契約してきました」の報告。佐々木さんが食事のトレイを運んで来てくれたタイミングで、ⓢから「先に(トイレに行きたい)」という訴えがあり、トイレを済ませてから昼食。

メインは豆腐のあんかけ、サイドはたぶんオクラ(ネバネバ系)、ソフト食オレンジはたぶんカボチャサラダ(マヨネーズ和え風ゼリー)、ゼリーはうめ。吐き出さなかったのは豆腐だけ、あとは飲み込みたくないナニカがあるみたい。おにぎりも2個のうち1個も食べきれなかった。ⓢ曰く「そういっつもいっつもじゃ(飽きる)」らしい。笑
ⓝ「朝ごはんと晩ごはんのときだけおにぎりにして、お昼はまた麺類にしてもらおっか?」→ⓢ「そうして」→ⓝ「了解!笑」ということで、高橋さんにお願いメモを書いた。

点滴ロック〜お迎え〜リハ室。麺リクエストのメモを迫田さんから高橋さんに渡してもらって訓練開始。昨日お休みだったけれど、バッチリ歩けた。
一昨日、50M(2.5周)歩けたのは良かったんだけれど、ⓢが疲れて2セットめのやる気が削がれた感じになってしまった反省を受けて、迫田さんと「よくばらずに『2周×2セット』をしばらく続けて、余裕が出てきてから距離(or周回)を増やそう」ということにしていたので、今日は予定どおりの『2周×2セット』。1セットの間で立ち止まって休憩するのは2回、およそ7メートル毎に呼吸を整える。2セットめの最後の7メートルだけ久しぶりにⓝも手引きさせてもらった。

リハから戻って、ⓝ「疲れた?寝る?」→ⓢ「大丈夫」→ⓝ「んじゃ、も〜少しだけ起きとく?」→ⓢ「うん」→ⓝ「トイレは?」→ⓢ「ない」ということで、ナースコールをして点滴再開だけをお願いした。ちょうどスタッフミーティングの時間(14時)だったので待つことになり、その間に「やっぱり寝たい」とリクエストがあったので、ⓝが久しぶりに臥床介助。
といっても最近のⓢは立ち上がりがとてもいい。ⓝ「協力してくれる?」→ⓢ「うん」。ベッドのガードに掴まってスッと立ち上がる姿をみんなにも見せたい。ベッドに腰掛けるまでの動作は完璧。靴を脱がせ、横たわらせ、ⓝ「すこーしだけ上にあがろう」と体を枕に近づけるように位置を整えてやった。すぐに入眠。ステーションまで田中さんに声をかけに行き、点滴再開してもらってⓝ退室。
田中さんから「今日もありがとうございました」と声をかけてもらった。

4

忘れ物(居室採寸メモ)受け取り

朝、村上さんに「202号室の採寸したメモを忘れてきたみたいなんです」と電話を入れていた。「あとで見に行ってみます。見つかったら折り返しお電話しますね」ということだったけれど、面会中に電話がなかった。冷静に考えたら、忙しい看護管理者に野暮用を頼んでしまったⓝが悪い。せめて代表電話にかけて、事務さんにお願いすべきだった。

というわけで催促の連絡はせずに、原三信病院からReHOPEまで歩いて行ってみた。
ちょうど1時間。マップで見ても『ロフティ↔︎博多駅』と『原三信↔︎博多駅』はほぼ同じ距離。時間にして約30分。『博多駅↔︎ReHOPE』も約30分。考え事しながら歩くとあっというま。

到着して事務の方に事情を話し、202号室へ行くと、ディスプレイしてあるお絵描きセットの上にⓝが忘れたメモがそのままになっていた。採寸しなおしにならずに済んで良かったし、メモはⓢの個人情報満載の書類(の裏紙)だったので、誰の目にもとまらずに済んで結果オーライ。

帰りは竹下駅からJRで帰宅。ちょうどいいタイミングで普通電車があれば、ReHOPE〜ロフティは30分かからない。ココファン通いのころとほぼ同じ移動時間。

5

病室 413    +  リハビリテーション室にて

担当看護師:佐々木さん

昼食:3割(煮麺4-1=3s=2/10・メイン2s=2/10・茶碗蒸し4s=4/10・ソフト食緑2s=5/10・メディミル完飲・たんぱくゼリー2s)

リハビリ:迫田さん(PT)

  • 平行棒=1往復
  • 手引き=ⓟ40M+ⓟ20M

ⓝ到着時、服薬も済ませ、車椅子に座って待っていた。洗濯物たちを片し、手を洗って戻ってきたところで昼食も運ばれてきて食介開始。

今日からまた主食は昼食のみ麺類。メインはお肉系、ソフト食緑は酢味噌っぽいのがかかっていたのでキュウリかな。ゼリーは黒糖味。今日は飲み込み時にちょっと渋い顔をしていた。メディミルだけは渋い顔をしない。よほど “喉越し” が今のⓢにあっているんだと思う。今日はバナナ味。
「もういい」のあと1口2口ねばるけれど完食にはほど遠い。ご馳走さまして〜うがいして〜終了。
少し前に9割くらい入ったこともあったけれど、やっぱり平均すれば3〜4割。

昼食が済み、リハビリのお迎えが来るまではおしゃべりして過ごす。リハのあとはすぐに臥床することが多いので、この午後のひとときがⓢと過ごすプライベートタイム。
今日は昨夜温泉で仕入れたY家の台湾旅行ネタ。
ⓝ「Tさんがね、今日から台湾旅行に行くってよ。米寿のお祝いにHちゃんが奮発してくれたって」
ⓢ「へぇ〜。お金持ちやね」
ⓝ「Tさん、嬉しそうやったよ。88歳になっても海外旅行に行ける元気があるのがスゴイね」
ⓢ「オトーサン(Mさん)も一緒?」
ⓝ「誰と何日行くか、聞いてないや。でもMさんももちろん一緒と思うよ」
などなど、ⓢはちゃんと頭の中で想像して “普通に” 会話できていることが喜ばしい。

相川さん(MSW)来室。退院後にお世話になることにした訪問診療の契約書一式を届けてくださった。《藤木医師と連携できるので『原三信おおはまクリニック』と契約》
書類提出は1月6日=担当者会議(退院日/入居日)で良いとのこと。事前に家族面談をするため『原三信おおはまクリニック』まで行くよう指示があった。相川さんがその場で12月11日14時にアポイントをとってくださった。

リハビリはトータル60メートル。今日は1セットめは2周、2セットめは足の動きが悪くなった(疲れた感じだった)ので1周でおしまい。
リハから病室に戻ってトイレ確認すると「行く」というのでトイレへ。なんとなく気になり、便座に座らせる前にオムツの中をチェックすることにした。排便があった場合は、トイレよりベッドのほうが看護師さんもⓢ本人もケアしやすい。迫田さんと手を繋いで立ってもらって、ナッコがリハパンの中を覗くと…パッド内に排便を確認。急いで病室へ戻ってナースコール。

今日は失敗したな。いつもならトイレに誘導してから点滴ロックするのに、ⓝ「トイレは?」→ⓢ「ない」を信じてしまった。ないならないで、「パッドが濡れてないか見させて」と連れて行くべきだった。もしかしたらリハの途中で排便があったのかもしれないけれど…。
いつものように歩けなかったのは疲れや足の調子ではなく、排便が理由だったとしたら納得。〈気づいてあげられなくてゴメンね…〉

綺麗にしてもらってすぐに入眠。今日は金曜日。14時半前後に病棟回診があるので、しばし待機。今日は医師不在で、看護師(科長ほか)・療法士・栄養士の女性陣が病室をまわっていた。
ⓢの順番になり、点滴ロックしてくれた看護師さんから聞いた「最近は自分で食べられますよ。見守ってます」に驚いたこと・私は知らずに食介していたこと・私も手出ししないほうが良いのかの確認をした。『先に自分(スプーン)で/疲れてから食介/エプロン代わりにタオル』を病院側と対応共有。退室時に高橋さんとも会えたので、同じ内容を情報共有。「来週からまた副食(おかず)の形態を変えてみましょう」とのこと。

6

病室 413 にて面会

ⓝは面会お休み。ⓨが顔を出してくれた。いつもありがたい。

より byⓨ

せいさんのお見舞いしてきました。
顔色はよかったけど、さらに痩せたかな?これから少しずつ太れたらいいね。

7

面会お休み

ナルハヤで引越見積依頼しなきゃいけない。そのためには居室のレイアウトを検討しなければならない。なのに仕事は忙しいわ、訪問診療の契約書読破〜署名〜押印に時間がかかるわ、レイアウトに辿り着けない…焦〈完全に寝不足…ドヅしませんよほに〉

8

病室 413    +  リハビリテーション室にて

担当看護師:原田さん

昼食:3〜4割(うどん4s=3/10・メイン3/10・サブ7/10・茶碗蒸し6/10・メディミル完飲・たんぱくゼリー2s)

リハビリ:迫田さん(PT)

  • 平行棒=1往復
  • 手引き=ⓟ20M+ⓟ30M+ⓟ30M

原田さんはいつも自分から「今日担当の〜」と最初に挨拶に来る。ⓝの到着時間を気にかけてくれている証拠。そして昼食前の服薬も完璧!「お薬は11:30に飲んでいただいてます」とのこと。

ⓢは離床していて、すぐに昼食開始。今日から副食メインを “とろみナシきざみ食” にしてみたけれど、ⓢ曰く「食べにくい」らしい。まだ時期尚早だった…。サブの一口大の野菜は食べてくれた。高橋さん(ST)に報告したら「完全にガツンと落としてみましょうか。明日から副食を “ミキサー食” を試しましょう」とのこと。

トイレ→点滴ロックを済ませてリハ。
今日は1周→1.5周→1.5周。なんとかトータル80メートル。

リハ後もトイレ→点滴再開→臥床。
最近はリハビリのあとはすぐに寝たがる。やっぱりエネルギー不足なんだろうな。
原田さんと少しおしゃべりができた。病棟チームや原田さん個人の丁寧な対応について感謝の気持ちを伝えた。彼女も「励みになります!」と笑顔。やっぱり気持ちは伝えるに限る。

部屋のレイアウトを考えていて、微妙にサイズが合わなかったので帰りにReHOPEに寄って細かいところまで測ってきた。サ責の種岡さんと話ができた。〈2Fのステーションでいつも見かける若くて可愛らしいコだったので、まさかサ責さんとは思わなかった。仲良くなれそう♪〉

9

病室 413    +  リハビリテーション室にて

担当看護師:山脇さん

昼食:7割(煮麺5s=4/10・ミキサー白完食・ミキサー黄完食・メディミル完飲・たんぱくゼリー2s)

リハビリ:迫田さん(PT)

  • 平行棒=1往復
  • 手引き=ⓟ40M+ⓟ10M
  • ペダル漕ぎ=ⓟ補助
  • 手引き=ⓟ10M

健康管理センターで “よかドック” を済ませて病室へ。ギリギリ12時着。
昼用パッド、洗濯済みのベストや肌着・靴下を持参。

ⓢは自分で食事を始めていた。誰も見守りナシって…。
主食は半分弱。今日から始まったミキサー食(白)がおそらくメイン。魚かな?完食!
ミキサー食(黄)はカボチャかな?こちらも完食!といってもどちらも少量。
たんぱくゼリーは黒糖(昨日は梅)。これが入らない。だいたい2スプーン。
花野さん(栄養士)に相談して、たんぱくゼリーを止めてメディミルを2本に変更することになった。とにかく栄養をつけてもらうこと優先。〈昨日、高橋さんが言ってた「食思」は(音だけ聞いて漢字が思いつかなかったので)食事量かと思ってたけど食欲のことらしい〉

今日は点滴をしていなかったので、トイレだけ済ませてリハ室へ。
ペダル漕ぎを試してみたので、手引き歩行距離は少なめ(トータル40メートル)。でもしっかり歩けてる。

リハから戻ってすぐに臥床。今日は健診で早く出なければならなかったので、仕事のメール(緊急)対応のため早めに退室。

山脇さんとは会えずじまい。ステーションにいた看護師さんに点滴のことを確認したら、このあと対応されるとのこと。

10

引越関連  トランスポーター 

ググって→口コミをチェックして→即決。(相見積ナシ)
LINEから見積依頼して3万円以内におさまりそうなので『トランスポーター』にお願いすることにした。ⓨのスケジュールと業者の空き状況から[2024年12月23日(月)]に決定。

  • [トランスポーター]古賀:見積依頼・申込

入院15週目(12/11〜12/17)

入院15週目(12/11〜12/17)

1

病室 413    +  リハビリテーション室にて

担当看護師:菊地さん

昼食:5/10(10)

  • そば:5/10
  • ソフト食(白):10/10
  • ソフト食(赤):10/10
  • メディミル:2本完飲(10)

リハビリ:迫田さん(PT)

  • 平行棒=1往復
  • 手引き=ⓟ30M+田中さん20M+ⓝ10M

服薬11:40の報告あり。昼食配膳後すぐに食介。今日はまぁまぁ食べてくれて嬉しい。
そばは6sで約半分食べた。ソフト食(白)は4cm角くらいの豆腐?ソフト食(赤)はⓢが好きなトマトゼリー。どちらもサイズが小さめだったので完食してくれた(4sずつ)。
今日から栄養補助はメディミル2本。いちご味とバナナ味。ⓢの喉に合っているらしく2本とも完飲。食後というより、途中途中で飲む感じ。

今日は忙しい。嬉しい来客予定とⓝの面談(挨拶)。滞りなく遂行せねば!
まずはリハ前のトイレ介助。NCしたら原田さんが “点滴ロックの準備をして” 来てくれた。今日は点滴をしてなかったのでロックの必要がなかったけれど、この時間帯・この患者さんということを覚えていて(こちらから依頼していないのに)準備をしてやってきた原田さんの記憶力とスキルに感激。

トイレを済ませて迫田さんを待っている間に、花野さん(栄養士)来室。今日の快食を報告。
菊地さんに昨日〜今日の点滴について確認したら、昨日はⓝ退室後に点滴をしたとのこと。
点滴をする/しないのルールを教えてもらった。

  • 主食と副食の割合を「●/●」で管理。完食を「10/10」とする。
  • 朝食と昼食の合計(max:40)が14以下の場合のみ、午後に点滴をする。

今日は朝食が「9/5」入ったらしいし、昼食だけでも「5/10」なので点滴ナシ。素晴らしい。

ワクワクのリハタイム。訪問リハでお世話になっていた田中さん(OT)が面会に来てくれることになっていた。田中さんとは半月前からこの計画を立てていて、リハビリに合わせて来てもらうことにしていた。ⓢが、というよりⓝが楽しみにしすぎていて病室で待っていられず、13時にはステーション前まで行って迫田さん待ち。13:05にやってきた迫田さんと8Fに上がると、EVのドアが開いたところに田中さん!ⓢと久しぶりの再会を喜び合い(田中さんがⓢを抱きしめていた)、迫田さんと田中さんのことをⓝから紹介してリハ室へ。

まずは平行棒。ⓢが自分から棒に掴まって介助ナシで立ち上がり、そろりそろりと1往復。田中さんはⓢの姿を見つめながら「スゴイ!」と絶賛。迫田さんとⓝはニヤニヤ。「田中さん、コレ、準備運動ですよ。今のⓢはこんなもんじゃないです」
手引き訓練するときの定位置まで車椅子を移動させ、「見ててくださいね」と迫田さんがⓢに手を差し伸べ、ⓢが掴まって立ち上がった。「1.2.3.4.5.6.7.8…」7回で立ったまま休憩を挟みつつ、1.5周したところでイスに座って休憩。最近なら2周できるのに今日に限って1.5周は残念。でもあとでその理由はわかる。
「田中さんもぜひ!」と5〜6ヶ月ぶりにⓢと向かい合って手引き歩行。田中さんが感激しているのがわかる(なんなら泣きそう)。1周してイスに座った。もっともっと田中さんと歩いて欲しかった。最後の半周はⓝ。もっと歩けるはずなのに車椅子に座りたがる。「わかった」と腰を下ろさせようとしたときにⓝが気づいた。ⓝ「ママ、もしかしてウンチ出た?」→ⓢ「そうかも…」。
折角トイレを済ませてリハに臨んだけれど、リハが始まってから排便があったらしい。迫田さんと歩いてる時くらいだったのかもしれない。残念無念!
それでも田中さんと一緒に歩けたし、早くおむつを替えてあげたいしで、リハ終了〜。

病室に戻り、ここでもⓢの状態を田中さんに見てもらった。端座位ができる、膝で押して体をベットの上方に動く協力動作もできる。田中さんからは感嘆の声ばかり。「明日お休みもらいますので、次は明後日」と迫田さん退室。
NCしておむつ替えをお願いして、田中さんとⓝは一旦廊下へ。ⓢの現状を見てもらえて嬉しかったこと、訪問リハを田中さんに続けてもらえなさそうだということ、必ずまた会いに行くという約束などを話しながら待った。
おむつ替えが済み、ベッドに横になったⓢと田中さんと三人でしばらくおしゃべりして過ごした。

細く小さくなったⓢの手を握りしめ、お別れの挨拶を交わす田中さんを見てるとこちらまでジ〜ンとしてしまう。そしてⓢが笑顔なところがまたたまらん。計画してよかった。田中さんに感謝!
今日は入浴もあったし、田中さんとの再会というイベントもあったしで、ⓢクタクタ。すぐに入眠。

13:50にセットしたアラームが鳴った。ⓝは次の予定があるし、田中さんも訪問リハのご予定がある。一緒に下りて本館前で「また会いましょう」と再会の約束をして田中さんと別れた。

〜〜〜〜

奥村医師との面談が済んで、一度病室へ戻った。
高橋さん(ST)が顔を出してくれたので、花野さんに報告した内容をお伝えした。

退室後、ステーションにいた菊地さんに申し送りして1Fへ。ばったり藤木医師にお会いしたので、奥村医師の面談に行ってきたことを報告した。藤木医師からは「奥村先生はちょこちょここちらにも顔を出してくれるし、ボクとも情報共有できるので安心してください」とおっしゃられた。
菊地さんに聞いた点滴のことも伺うと、「食事量が4割以下のときに点滴するよう指示してます」とのことだった。(副食に栄養補助はカウントしない)

2

訪問診療担当医↔︎家族面談

原三信病院の本館を大博通り側に出て田中さんと別れ、博多駅側に進んだひとつ目の角にある『原三信おおはまクリニック』へ。

午後の診察の1番目に予定を組んでくださっていたらしい。最初に呼ばれ診察室へ案内された。
院長の奥村医師から名刺を頂戴し、はじめましてのご挨拶。以前ⓢにも会いに来てくださっていたことを聞いていたのでそのお礼も忘れずに。そして1月6日にバタバタしないよう、相川さん(MSW)から事前に受け取っていた契約書関連の書類を提出した。

奥村医師と話している間に、事務さんが書類のチェックをしてくださった。
奥村医師からは、今後の訪問診療について説明があった。

  • 月に2回、訪問します。
  • 容体が優れないときはその限りではありません。
  • 原則24時間356日、動ける体制を作っています。
  • これまでは月曜も訪問してきましたが、祝日に重なることも多いので、できれば火曜〜金曜のいずれかで訪問曜日を決めたいと思っています。

などなど。ⓝも月曜以外のほうがいいので、火曜〜金曜で決めていただくことにした。村上さん(ReHOPE看護管理者)から聞いていた薬局名『きらり』のこともお伝えした。

事務の方から「診療開始日とそれから1年後の日付を記載する書類があるので、これは初診日に記入するということで」と一部の書類について完了していないことを教えてもらった。
持参していた住所関連メモをお渡しし、保険証や身障手帳の提示してコピーをとってもらった。

これまで、相川さん、ReHOPEの前田さんや種岡さんからも「ケアマネさんのお仕事とかされてます?」「介護関連のことをされてるんですか?」と聞かれたけれど(笑)、今日は奥村医師からも「医療従事者ですか?」と聞かれた。
ⓢのおかげで介護のことはだいぶわかってきた。この数ヶ月で耳に入ってくる医療用語も身についてきたらしい。ⓢのことで説明を受けたときに知らない言葉があるとその場で尋ねたり・帰って調べたりしていたらそりゃ覚えるわな。笑

  • [原三信おおはまクリニック]院長/奥村:契約手続き
3

病室 413   にて

担当看護師:高口さん

昼食:3/4.5(10)

  • うどん:3/10
  • ソフト食(白):5/10
  • ソフト食(オレンジ):4/10
  • メディミル:2本完飲(10)

リハビリ:お休み(迫田さん都合)

11:45服薬済み。今日の昼食はあまり入らなかった。
ソフト食(白)は魚系?、ソフト食(橙)はかぼちゃサラダと思われる。ⓢに聞いてもよくわからないし、ⓝが味見する(摂取量を減らす)わけにもいかないので、食事中に栄養士さんが来室してくれない限り献立がわからない。ⓢはソフト食があまり好きではなさそうだけれど、食べられる=飲み込めるようにならないと次のステップへ進めないので頑張ってもらうしかない。
メディミルをちゃんと飲んでくれているのでカロリーは十分足りている。その点で少し安心。
そういえば今週は “吐き出し” がない。口に入れたものはなんとかゴックンしている。えらいぞⓢ。

今日は迫田さん(PT)の都合でリハビリはお休み。食後すぐから臥床させるわけにはいかないので、散歩でもしてⓢにはもうしばらくは起きててもらわねば。ということで、院内散歩ロングバーションに出かけることにした。ⓝ「今日、あんまり寒くないけん、外の空気、吸いに行こっか?」→ⓢ「いいね」→ⓝ「外に出たときに肩にかけてやるけん、コレ(ⓝの上着)持っとって」準備万端。
廊下に出てすぐ、相川さん(MSW)に「藤吉ケアマネからカンファレンス依頼があったので調整しようと思うんですけど、12/23の週で娘さんのご都合が悪い日はあります?」と呼び止められた。引越や私用の予定もあるので、こちらからは24,25,26の火水木を希望した。

昨日、引越日が確定した旨、ケアポートとReHOPEへ電話連絡をした。藤吉さん(ケアマネ)にはメールで詳細を報告していた。藤吉さんから「カンファレンスしてもらえるようお願いするつもりです」という返信メールが今朝届いていた。

さてさて「ママ、お待たせ。レッツゴー!」413号室前出発。ステーションに寄って関さん(クラーク)に「散歩に行ってきます」と声をかけてからEVで5Fへ。

ⓢに “いつもと違うイベント” でリフレッシュさせてあげたいな…と、ⓝには密かに企みがあった。
東館4Fのスタッフさんたちに、だいぶ元気になってきたⓢの姿を見ていただきたかった。
ⓝ「前におった病棟に行ってみよっか」→ⓢ「覚えとらん」→ⓝ「そーやろね。あの頃のママ、ずーっと寝とったもん。ま、ヒマやし、ちょっと行ってみよーよ」ということで東館へ。

渡り廊下は両サイドが大きな窓になっている。灰色の雲がどんどん流れ、青空が広がっているところだった。本館では5F、渡った先の東館は4F。東館に渡ってすぐの角にカクイックス(病衣などをレンタルするコーナー)があり、右へ廊下が続いていてカクイックスから東4病棟のスタッフステーションが見える。ⓢの車椅子を一旦止めて「ちょっと待っとって」と声をかけ、ⓝだけでスタッフステーションへ。
ⓝ「お久しぶりです、ニッタです。今、こちらの病棟はコロナやインフルの心配ないですか?あと科長さんいらっしゃいます?」→石橋さん(クラーク)「わ!お久しぶりです。大丈夫ですよ。科長にも声かけてみます」→ⓝ「よかった。むやみに別の病棟に出入りして院内感染の運び屋になっちゃいけないなと思っての確認でした。いきなりスミマセン。母を連れてきます!」とⓢのところへ引き返した。

ⓢを連れてスタッフステーションへ向かっている途中でも、山上さん(東4看護師)から「あら、ニッタさん!」と声をかけて(名前を覚えていて)もらった。ステーション前まで行くと、大無田さん(東4看護科長)が「顔色がよくなりましたね」と迎えてくれた。スタッフミーティングの直前だったのかな?たまたまだったのかな?ステーション内にも看護師さんが大勢いた。
ⓢにも説明が必要。「お腹の石の手術をしたり、オシッコからバイ菌がなくなるまで、ママのことをず〜っと診てくれてた看護師さんたちよ。『元気になりました』ってお礼言おうね」と伝えると、「(その節は)ありがとうございました」と笑顔で挨拶することができた。
看護師さんたちが口々に「ホント、顔色がいいし、お肌もツヤッツヤ」「表情が明るくなられましたね〜」と声をかけてくださった。
その節は大変お世話になったことのお礼、ようやく母本人が皆さんにお会いできるくらい元気になってきたこと、リハビリを頑張っていて7,80メートル手引き歩行ができるようになったこと、食事量がまだまだで本館にいること、お正月明けに退院できそうなこと、などなど大無田さんにお伝えした。
「お忙しいところ、お邪魔しました!」と頭を下げ、ⓢに「バイバイしたら?」と言うと笑顔で右手を振った。看護師さんたちもみ〜んなで手を振って見送ってくださった。嗚呼、感激☆

来た道(渡り廊下)を戻る。達成感。けれど病室に戻るにはまだ早い。ⓢに伝えていたとおり、屋上に出ることにした。リハビリで何度か行ったことがあったのでⓢも知らない場所ではない。このエリアはリハビリでも使えるよう、5mごとに距離表示のペイントがしてある。《ちなみに本館4Fの廊下にも距離表示がある》
ⓝ「あら、一雨きとったみたいね」→ⓢ「ホントだ、濡れと〜」→ⓝ「今、止んどってよかったね。寒くない?」→ⓢ「全然!」。膝に置いておいた上着を肩にかけ、ゆ〜っくり歩きながらグルリと2周した。長居して風邪でも引いたらいけないので、「今日はこのくらいにしとこーね。またあったかい日があったら来ようね」と館内に戻った。

病棟フロアに戻ってからも回遊廊下を8字に2周。そろそろⓢも疲れた頃。本日最終イベントの自主練をⓢに提案すると「うん」と素直に快諾してくれたので、スタッフステーションの前のソファのところで高口さんの手があくのを待った。
「今日はリハビリがお休みやったけん散歩してきたよ。で、そろそろ眠いみたい。臥床介助してもらいたいんだけど、その前に今日担当の高口さんに見てもらいたいし協力してもらいたいんよ。ココから病室のベッドまで手引きで歩行訓練するから、一緒にいてくれる?」→「もちろん!え?ココから歩けるんですか?」→「まぁ、日頃の成果を見てて。笑」
ⓢの手をとり、いつもどおり1.2.3.4と掛け声をかけて歩いて病室へ。空の車椅子を押しながら、高口さんも「スゴイ!」と笑顔で見守ってくれた。ベッドに端座位するところまでが訓練。ⓢはバッチリ自主練をやり遂げた。
高口さんに臥床介助してもらって、ⓢ即落ち。今日もいい一日だった。

4

病室 413    +  リハビリテーション室にて

担当看護師:高口さん

昼食:5/7(10)

  • 煮麺:5/10
  • ソフト食(白):4/10
  • ソフト食(緑):10/10
  • メディミル:2本完飲(10)

リハビリ:迫田さん(PT)

  • 平行棒=1往復
  • 手引き=ⓟ40M+ⓟ40M+ⓝ20M

今日も高口さんが担当で、ⓝが病室に着いた時「トイレを済ませて、お薬も今飲み終わったところです」と報告あり。ⓢの顔を覗き込んで「こんにちはー」→「こんにちはー」笑顔。

右手にお箸を持たせ、左手の器のみⓝも一緒に支えてやると、煮麺を最初の2口は自分で食べた。ソフト食(緑)は酢味噌キュウリと思う。こちらは完食。ソフト食(白)、コレがとにかく苦手。吐き出さないだけマシか。ⓝが「好きなのと苦手なのがあるっちゃろ?」と聞くと「その時によってパッと食べたいのと、そーでない時があるけんねー」って。最近は言葉が滑らかに出てくる。そして長い文章になってきた。メモするのが追いつかない。嬉しい。

食後に相川さん(MSW)がやってきて「娘さんの真似して、私も付箋に書いてきました」とメモを手渡された。

  • 退院前カンファレンス
  • 12/25(水)13’〜
  • 病棟にて
  • CM藤吉サン・奥村先生・ReHOPE村上サン

補足として「藤木先生も出席してくださるそーです。もちろん私も。あと科長じゃないと思いますが看護師も」とのこと。退院に向けて着々と進んでいる。

手を合わせて「ごちそうさまでした」の挨拶、うがい(グチュグチュペー2回)、おしぼりで手と顔を拭く(ⓢ自分で)、保湿剤とリップを塗る(ⓝが)、食事量メモを記入…まで済ませてから、ⓢと一緒に洗面所までスプーンとお箸を洗いに行くのは食後のルーティン。
各病室から下膳されたトレイを積むカートがあって、そこにいるスタッフさんに「ニッタです。食事が終わてるので下げてください」と声をかけるのもこのタイミング。
ちょうど原田さんがいて「最近、食欲どうです?」→「今日は5/7でした。最初の数口、自分で煮麺を食べたんですよ」→「それはスゴイ」とやりとりした。ⓢにも「食べれるようになってきましたね。笑顔も増えた」と声をかけてくださり、ⓢも笑顔でこたえていた。

迫田さん(PT)が来るまでおしゃべり。「トイレは?」の声かけに「さっき行ったけんいい」って、もうフツーの会話。
ⓝ「先週さ、ⓨが来た次の次の日に『ⓨが来たやろ?(2日前のコト)』って聞いても『そーやったっけ?』ってあんまり覚えてなかったのに、今日、田中先生のこと(2日前のコト)聞いたら『久しぶりやったねー』って覚えとーやん。昨日の看護師さんたちに会いに行ったことも話したら『バイバイしたもんね』って。ママ、覚えとーときと覚えてないときといろいろやね」
ⓢ「わからんこともあると」
ⓝ「昨日、廊下を歩いたのは覚えとぉ?今日、迫田さんに報告して自慢しよーよ」
ⓢ「そーやったね。(ⓝが)話して」
会話が成立して面白い。

今日はリハビリで最長記録更新。通しは40メートルだけど、トータルで100メートル!
足取りが軽やか。伴歩者に体重を預けない。
いつもなら2周を2セットしたところで終わり。今日は調子が良さそうなので迫田さんが「娘さんと歩いてないですね。娘さんと歩きませんか?」→ⓢ「もう終わる」→ⓝ「まぁ、そう言わんでⓝと1周してよ」と手を差し伸べると立ち上がってくれた。
0.5周のところにあるイスを通過して「休憩なしでこのまま車椅子まで行こう!」と声をかけると「勝手に決めてから!」と怒られたけれど、結局車椅子まで頑張った。
病室までの帰り道、「今夜はママの頑張りを思い出しながら飲めそう」と言ったらⓢも笑っていた。

トイレを済ませて臥床〜入眠。
仕事が忙しいので金曜定例の回診を待たずに退室。高口さんに回診で伝えたかった内容のメモを託して帰途に着いた。予報外れの雨でコンビニ傘購入。悔しい出費。

5

面会お休み /  荷造り  ケアポート  ⓝ+ⓨ

本棚の中身をダンボールに移す作業がメイン。
偶然にも計画停電予定の時間帯とカブってしまったけれど、先に(EVが動くうちに)ⓨに引き取ってもらうことになっていたテーブル&チェアセットを荷積みできてセーフ。
約2時間かけて9割くらい進んだ。

6

面会お休み /  荷造り  ケアポート  ⓝ+ⓐ

到着後、ReHOPEへ「今日も少し荷物を持ち込みたい」旨連絡したら快諾してもらえたので、荷造り終了後にReHOPE経由で帰宅することにして作業開始。
本日持ち込み分の仕分け、残り1割の梱包、昨日ⓨと荷造りしたダンボールの封かん、一部搬出〜搬入が本日の任務。

「何が入っているか」に印をつけられるリストが、側面にプリントしてあるダンボールって親切〜。ガムテープでフタを閉じてリストにチェック…を繰り返すこと9箱。最後の1箱だけ液体物を入れ、封をしないままキープ。
引越業者に見積ってもらった荷物(TV・家具2個・衣装ケース8個・ダンボール10個)を一ヶ所に寄せて引越準備完了!嬉しぃ〜☆
(ベッドと車椅子はクローバーさんに搬出〜搬入してもらうので残置)

Tさんに譲る衣装ケース2個、ⓝ宅へ引き上げる荷物と可燃ゴミ、見積外の荷物(ダンボールに入りきれなかったモノたち=キャリー大バッグ5つ分)をⓐ号に積んで、ReHOPEへ。
モデルルームだった202号室は空にしてくださっていて、運び込みもすぐに終わった。(203号室がモデルルームになっていた)
ⓐに転居先の場所(経路)も教えられたし、施設も居室も見てもらえてよかった。

引越デー(12/23)より1週早く荷造りができて一安心。ⓨとⓐに感謝!

7

病室 413    +  リハビリテーション室にて

担当看護師:菊地さん

昼食:3/6(10)

  • うどん:3/10
  • ソフト食(白):5/10
  • 野菜:7/10
  • メディミル:2本完飲(10)

リハビリ:迫田さん(PT)

  • 平行棒=1往復
  • 手引き=ⓟ40M+ⓟ40M

出発前、クローバーの小林さんと電話。搬出は引越に合わせて12/23の11時に来てくださることになった。搬入は引越の翌日、12/24の14時からにしてもらった。

寒くなってきた。東公園の鴨さんが増えてきた。今日からダウンを着て出動。
ⓝ到着時、菊地さんが「今日、担当します」と挨拶に来てくれた。服薬は11:40とのこと。
ⓢに挨拶。「こんにちは〜。ちょっとⓝの手ぇ触ってみて!メッチャ冷たかろ?」と手を差し出すと、ⓢが両手で挟むようにしてさすってくれた。暖かさが染み渡る〜。

ⓝ「寒くない?」→ⓢ「寒くない」→ⓝ「手を洗ってくるけんちょっと待っとって」→ⓢ「はーい」。洗面所から戻ってきたところでちょうど昼食配膳。メインはソフト食。魚かなぁ?肉かなぁ?見た目ではわからない。野菜は角切りのニンジンとジャガイモ。今日もあまり入らなかった。吐き出しはナシ。メディミルを飲み干してくれるのが救い。

リハまでの間に、食器洗い、トイレ(パッド・便器両方)、爪切りを済ませた。
これまでトイレ介助は看護師さんにお願いして、ⓝは見守りのみ。けれど、最近のⓢは掴まり立ちもしっかりしているのでⓝでも十分対応できそうだし、看護師さんの手を煩わせるのを最小限にできると思って、菊地さんにⓝがやってもいいか確認した。用を足したあとでNCする…でOKをもらった。尿量の計測〜記録をされているので、[トイレを流す前・パッドも処分しない]タイミングで看護師さんを呼べばOK。これからはⓝがトイレ介助するぞ!

リハビリはいつもどおり平行棒と手引き歩行。1セット40M=8歩×7→8歩×7→8歩×7で2周。2セットともピッタリ同じ歩幅(歩数)だった。トータルで80メートル。迫田さんが「もう1周歩きます?」と聞くとⓢは「イヤ」と笑った。「頑張りましたもんね。帰りましょうかね」でリハ終了。

リハから戻ってからもトイレ。パッドが濡れる前に行けた!便器のみでdone。素晴らしい。
すぐに臥床〜入眠。

菊地さんに土曜の体重測定結果を確認したら、まさかの2.95kg減。食欲が回復しないなぁ…。

8

病室 413 にて

担当看護師:山脇さん

昼食:スキップ:0/0(0)

リハビリ:ペンディング(ⓢ都合)

追記/別時間に実施:迫田さんより

リハビリ:迫田さん(PT)

  • 平行棒=1往復
  • 手引き=ⓟ40M+ⓟ10M+ⓟ10M+ⓟ10M+ⓟ10M
追記/別時間に実施:山脇さんより

メディミル:2本完飲(10)

医療に「絶対」はない。失敗もあるだろう。けれどⓢで失敗はできるだけしてほしくない。

ⓝ到着時、ⓢ入眠中。左手に点滴。担当プレートが貼ってあったのでステーションまで山脇さんを訪ね状況を確認したところ、「朝食をとられていません。先ほども『そろそろ娘さんが来ますよ。起きませんか?』とお声かけしたんですが『眠たい』とおっしゃられて…。脱水も少しあったので点滴しています」とのこと。

病室へ戻りⓝから声かけ。ⓝ「ママ〜ⓝが来たよー。具合悪いと?」→ⓢ「眠たいだけ」→ⓝ「も〜すぐ昼ごはんが来るよ。食べんと?」→ⓢ「眠たいと」→ⓝ「じゃ〜食べんのやね?ママが起きたときに飲めるよーに、ジュース(メディミル)だけとっとこーか?」→ⓢ「うん」。せめてネオドパストンだけでも…とⓢに声をかけるけれど拒薬。昼食前の服薬も、昼食もスキップ。

点滴チューブが短くて、左手を布団の中に入れられない。ステーションに行って事情を話し「点滴スタンドからベッドに差す点滴棒に換えてもらえませんか?」のリクエスト。「棒の予備がなかったので延長チューブを持ってきました」と(担当ではない)看護師さん来室。
「えっ!点滴がもれてる!」と大急ぎで処置するグッズを取りに退室され、担当の山脇さんが対応にやってきた。処置の間、廊下で待っていたら別の(ベテラン風な)看護師さんがやってきた。NCで助っ人を呼んだらしい。山脇さんの「ルートがとれなくて」という声が聞こえる。
しばらくして「処置が終わりました。右手にとりなおしてます。左手がむくんでしまってるので冷やします」とのこと。病室に戻り、掛布団をそっとめくって左腕を見るとパンパン!しまったな〜…腕まで見てなかった…と反省。
「タオルありますか?」とアイスノンを持って戻ってきた山脇さんに訪ねられロッカーから新しいタオルを手渡した。「冷たいですけど我慢してくださいね」とアイシング開始。

12:30、高橋さん(ST)来室。ⓢの入眠の理由、昼食スキップ、点滴もれの状況を伝えた。ⓝ「昨日、直近の体重を確認したんですけど、前週から3kgくらい落ちてます」の報告も。
「最近は少し食事量も増えている気がしてたんですけど、体重がそんなに…。ちょっと確認してきます」とステーションのPCにⓢの食事量を確認しに一度退室された。

朝食昼食夕食
12月14日(土)2/8(9)5/6(10)0/0(-)
12月15日(日)1/8(8)5/3(10)2/9(10)
12月16日(月)3/10(10)3/6(10)5/7(-)
12月17日(火)0/0(-)0/0(-)
※( )は栄養補助ゼリーまたはドリンク

たまたま “眠いだけ” なら、たまにはこんな日もあるか…と思えるけれど、ⓝがいる昼間にスキップするのは初めてなのでちょっと不安。食事の形態については[現状維持]ということで高橋さんと合意。

迫田さん(PT)にも現状を伝えねば。リハ室へ出向いて事情を説明し、「ⓝが帰ったあとでもいいので時間を変更してリハビリができそうだったら対応してほしい」旨お伝えした。

ⓢ入眠が続くので、おむつ整理など済ませて退室。11月分の入院費の支払いを済ませ、トランクルームの手続きをしに薬院へ。

9

会計:11月分

関さんから11月分の請求書を受け取ったので『本館の総合受付会計』で支払い(クレカ)。

  • [原三信病院]窓口:支払(¥50,010/11月分)
    • 入院(11/1〜11/30):¥49,470
    • 歯科(11/13):¥60
    • 歯科(11/15):¥60
    • 歯科(11/18):¥60
    • 歯科(11/20):¥60
    • 歯科(12/12):¥240
    • 歯科(12/16):¥60
10

引越関連  照栄不動産 

12/23の引越以降、できるだけ不要なものを処分してそれでも荷物が多い場合は、『ReHOPE博多筑紫』の近所にある屋内タイプのトランクルーム『エムズ・クローゼット』をレンタル予定。
「審査から契約まで2週間」とのこと。必要な場合すぐに手を打てるよう、審査書類の記入のために照栄不動産を訪問。
契約するにしても/しないにしても、年明け早々(1/6 or 1/7)に電話連絡。

  • [照栄不動産]加藤:審査申込

入院16週目(12/18〜12/24)施設転居

入院16週目(12/18〜12/24)施設転居

1

病室 413   にて

担当看護師:菊地さん

昼食:0/3(5)

  • そば:0/10
  • ソフト食(白):0/10
  • ソフト食(赤):10/10
  • メディミル:1本完飲(5)

リハビリ:ペンディング(ⓢ都合)

追記/別時間に実施:迫田さんより

リハビリ:迫田さん(PT)

  • 平行棒=1往復
  • 手引き=ⓟ40M+ⓟ10M+ⓟ10M+ⓟ10M+ⓟ10M

メディミル1本完飲(5)

買い置きのリハパンLサイズがやっと終了して、一昨日届いたMサイズを持参して出動。
服薬中に到着。声をかけると「こんにちは。寝たい」と挨拶に続けて臥床希望。ⓝ「そ〜言わんと、もーすぐゴハン来るよ!」→ⓢ「眠たいと!」→ⓝ「じゃ〜今日の担当さんに『ゴハン食べんまま寝てもいいか』聞いてこよっかね」→ⓢ「その前に水!」と所望するⓢにコップのとろみ水をスプーンで飲ませてあげようとしたら「コレじゃない!」とご立腹。「あ、ジュース(栄養補助ドリンク)ね。そろそろ運ばれてくると思うけど、今日はちょっと遅いね」→ⓢ「待っても待っても来ん。寝たいのに…(ブツブツ)」。

昼の忙しい時間。聞こえてくる(看護師さん・助手さんの)会話から察するに排便者多発でバタバタしている様子。ⓢのわがままを切り出せないで廊下に佇むⓝ…。ようやく原田さんが気にとめてくださったので「メディミルだけでも先にもらえますか?あと、寝たがるんですけど食事してもらいたいし…。担当の菊地さんに指示を仰ぎたいです」と伝えてⓢの元へ戻った。原田さんが昼食のトレイを運んで来てくれたので、なだめすかしてソフト食のトマトだけ食べさせたけれど、「あとはいらん」とトレイを奥へ押しのけるⓢ。よほど食べたくないかよほど眠たいのか…とにかくご機嫌ナナメ。メディミルを1本飲み干してくれただけありがたい。ⓝ「お蕎麦は?」→ⓢ「食べたくない」→ⓝ「バナナのほうのジュースも飲む?」→ⓢ「いらん」。ⓝお手上げ。

そうこうしていたら菊地さんが来室してくれた。(隣の病室前でエプロンやグローブを着けたり脱いだり・出たり入ったりしていた菊地さんを見ていただけに申し訳なさ倍増)
「寝たい、寝たい」を連呼しているⓢ。状況を伝えたら、「今日は朝からリハビリ(ST)が来てあって午前中は起きたままでした。疲れたんでしょうね。寝かせましょうか」との返答。ⓝ「ママ、寝てもいいって。トイレ行っとったほうがいいっちゃない?」→ⓢ「そーやね、そうしとこう」。眠たいし機嫌が良くないわりにトイレ誘導にはすんなり従ってくれた。トイレへ連れて行ってもらっている間に、昼食メモを記入+スプーンを洗いに走って、ⓢを追いかけた。洗面所で手洗いが終わったところだった。菊地さんから別の看護師さんに引き継がれていて、一緒に病室の前まで戻った。

ⓝ「ママ、これからもう寝るっちゃろ?今日もまた運動(リハビリ)お休みすると?(この時点では昨日ⓝ退室後にリハビリしていたことを知らなかった)」→ⓢ「寝るよ」→ⓝ「じゃ〜さ、迫田さんに『自分で練習しました』って報告しとってやるけん、ココ(病室前の廊下)からベッドまで歩かん?」→ⓢ「いーよ」。ここでもアッサリ承諾してくれたので、看護師さんに「見守ってて」とⓢに手を差し伸べ、手引きでベッドまで歩いた。「初めてニッタさんが歩いているとこ見ました!毎日のリハビリの積み重ねですね、スゴイです」と驚きながらⓢを誉めてくれた。ⓢにもやっと笑顔。端座位からベッドに横たわり→足をあげ→枕まで体を上方にずらす…一連の動作をⓝが誘導しつつⓢ自身でやってのけた。看護師さんが「スゴイ、スゴイ」とさらにビックリされていた。「ここからは看護師さんにバトンタッチするね」とセンサーやら体位やら布団をかけたり…をお願いした。

看護師さんが点滴を確認し布団を整え終えるまでにⓢ入眠。口を開けて爆睡。食事があんまり入ってなくて体力が持たないのか・離床タイムが長すぎて疲れたのか…。

今日も迫田さん(PT)宛に「昨日同様、別の時間帯に対応できそうだったらお願いします」メモを書いて8Fのリハ室へ届けた。

菊地さんがⓝからの確認事項の返答を付箋に書いてやってきた。

  • 入浴:明日(12月19日)
  • 昨夕の食事:2/6
  • 今朝の食事:5/7(10)
  • 14:10〜昨日のリハの記録あり

教えてもらった数値から察するに、やっぱり『朝昼の合計次第(14以下)でその日の午後』に、『昼夕の合計で翌日の午前』に、点滴している。『夕朝の合計』ではないことがハッキリした。

昨日はⓝとニアミスくらいのタイミングで迫田さんが来てくださっていた。内容はわからないけれど、ちゃんとリハビリできたなら良かった。(明日確認!)

ⓝが『食事介助(12:00〜)』と『リハ同行(13:00〜)』に合わせて面会に来ているのに、二日連続で役に立てなかったので、離床リズムのリクエストをさせてもらった。
絶好調だった頃の[朝食後しばらくして臥床→昼食前の服薬のタイミング(11:30〜40)に離床]を希望。このスケジュールだと、しっかり目が覚めているので食事も入るし、リハビリも調子がいい。なによりⓢとの時間を笑顔で過ごせる。看護師さんたちの手も煩わさなくて済む。
以前も「このサイクルがいいですね。これでいきましょう!」と共有したはずだけれど、他の患者さん(午前中にできるだけ離床させる)と異なるスケジュールを組んでいるので、忘れたり気づかなかったり(そもそも知らなかったり)する看護師さんもいると思う。だったら “面倒くさい家族” になってでも、繰り返しお願いするしかない。また、明日から徹底してくれますように。

2

病室 413    +  リハビリテーション室にて

担当看護師:白坂さん

昼食:3/5(5)

  • うどん:3/10
  • ソフト食(白):5/10
  • ソフト食(オレンジ):5/10
  • メディミル:1本完飲(5)

リハビリ:迫田さん(PT)

  • 平行棒=1往復
  • 手引き=ⓟ40M+ⓟ20M+ⓟ40M
追記/別時間に実施

メディミル1本完飲(5)

服薬中に到着。ⓢからのリクエストで昼食前にトイレ。

今日はソフト食を半分食べてくれた。麺類は最近あまり進まない。うどん5cmを3本ずつで5スプーン程度。メディミルは2本とも飲み干すときと、0.5〜1本残してリハビリ後に飲むときがあるけれど、とにかく栄養補助ドリンクをきっちり飲んでくれるのは本当に救い。

今日は午前中に入浴があってるし、午前中はずっと離床していたらしいので、リハまではなんとか気を紛らせて起きててもらわねば!
しばらくおしゃべりして、点滴ロックしてもらって、かる〜く病棟散歩して、ステーションの前で迫田さんを待って、リハ室へ。中2日、付き合えなかったのでリハビリ同行が嬉しい。
今日はとても調子がよくて、歩幅も広く、なんだかんだでトータル100メートル歩いた。すんばらしぃ〜☆
計画書にサインして、コピーを受け取って、病室へ戻った。 →サインした書類

午前中からリハ終了まで、ずっと起き続けられて良かった。
リハから戻って、取置きしておいたメディミルを飲み干し、臥床→点滴再開→入眠。

3

病室 413    +  リハビリテーション室にて

担当看護師:山脇さん

昼食:3/8(10)

  • 煮麺:5/10
  • ソフト食(白):4/10
  • ソフト食(緑):10/10
  • メディミル:2本完飲(10)

リハビリ:迫田さん(PT)

  • 平行棒=1往復
  • 手引き=ⓟ40M+ⓟ40M+ⓝ20M

階段で4Fの病棟まで上がった踊り場で迫田さんとバッタリ。「今朝のSTリハで『ベッド→車椅子の移乗を全部自分でされた』って高橋さんが驚いてましたよ」と教えてくれた。そうか、高橋さんとは嚥下のことばかり話していて、最近のⓢの動作については共有してなかったか。笑

ステーション前で山脇さんから昼食前服薬(済)の報告あり。〈今日も山脇さんだ…〉

病室へ。ⓢに挨拶をして、手洗いで一度退室、ついでにステーションでスツールを借りてから病室へ戻った。《病床ごとに椅子がない。お向かいさんと共有していた椅子もお向かいさん専用になってしまったので、毎日ステーションでスタッフ用の丸椅子を借りるようにした》
昨日持ち帰った洗濯物たちを定位置に片し終えたところで昼食配膳。

今日も午前中は離床していたらしいけれど「眠たい」宣言なし。安堵。
夜にぐっすり眠れているか否かで、午前中起きていても昼間に寝たがらないということがわかってきた。ⓢへメディミルのストローをさして手渡して、ⓝは昼食メモの準備。
今日はまぁまぁ。ソフト食(白)をいつも残すので、ⓢが食べ終わったあとでちょこっと味見をしてみた。煮込みハンバーグ風な味。白だからといって魚とは限らないのか。そしてコレを完食できないって「?」と思うくらい、味や食感が悪いわけではない。食欲がわかないんだろうな。
食事を飲み込むとき、メディミルで流し込む傾向がある。そしてメディミルは甘いので『水』を飲みたがるときもある。今日は(『水』と言わずに)「もっとサラサラのほう」と所望された。笑
『水』のほうが簡単なワードなのにそれはすぐに出てこない。けれどちゃんと伝わる表現(それも長め)で相手に伝えられるようになったことがスゴイ。
食後に花野さん(栄養士)が来室されたので、本日の食事量の報告をした。

リハビリ前にトイレの声かけをしたら「行っとく」とのこと。NCすると山脇さんがやってきた。
今日の点滴は足。そしてスタンド。車椅子に差すタイプの点滴棒だったらⓝひとりでトイレまで連れて行けるけれど、車椅子とコロ付きスタンド両方は無理。そのことを山脇さんに伝えたら、トイレに連れて行ってくれずに点滴棒を探しに行ってしまった。
しばらくして戻ってきてスタンドから車椅子用ポールに変更してもらったので一緒にトイレへ。けれど、チューブがギリギリ。車椅子から便座へ移乗するときに誰かが点滴を手で持っていないといけない状況なのに「あとはお願いします」でいなくなってしまった。
ⓢがしっかり掴まり立ち&移乗できるようになったのが救い。なんとか用を足せた。
パッドチェックしたら濡れていない。最近はトイレのサイクルがうまくいっている。しかーし、まだテープおむつだった。おむつが汚れてないから使い続けていたのかもしれないけれど、朝から何度かトイレに連れて行ってくれているんだから、どこかのタイミングでリハパンに履き替えさせてくれても…と思ったり。まぁⓝがやればイイコトなんだと気持ちを切り替えたところで “点滴は足” だったと我にかえった。ダメだ…やっぱりⓝひとりでは対応できない。
トイレのNCをすると別の看護師さんがヘルプに来てくださった。その場で点滴をロックして外し、患者衣のズボンを脱がせてリハパンに履き替えさせた。やっとスッキリ。

昨日同様、病棟をグルリと回ってステーション前で迫田さん待ち。すぐに降りてこられ、リハ室へ。
今日の準備運動(平行棒)は迫田さんの電話中にⓢとⓝだけで済ませた。迫田さんの電話が終わるのを待つつもりだったのに、ⓢがスクッと立ち上がり歩き始めたので慌ててフォローした。
迫田さんも電話で話しながら驚いた表情。電話が済み「スミマセンでした。お待たせしました」と手引き訓練開始。
今日はまず2周して車椅子休憩したあと(気分をかえて)「反対回りしてみましょうか」と、いつもと逆回りに歩いてみた。最後、車椅子に座るときの方向転換に少し時間がかかり(できないわけではない)、「いつもどーりがいいね」とⓢ。ⓝと迫田さんは〈占めた〉と目配せをして「じゃ〜、いつもどおりの向きで歩きますか」とプラス20メートル。昨日より歩幅は狭くスピードもゆっくりだったけれど、結果100メートル歩いた。ホント、ⓢ、よく頑張ってる。

病室に戻っても「寝る」と言わないので、散歩に行くことにした。
天気がいいし、寒さも前日比+5℃の14℃。ちょこっとなら気分転換になるだろうと5Fの屋外へ。
ⓝのダウンを肩にかけて外を2周。ⓢの機嫌もいい。久しぶりの外気を思う存分深呼吸して病棟に戻った。

さすがに疲れたらしくNC。原田さんが来てくださった。臥床は見守り。点滴再開と最近の点滴ルールについて(山脇さんではなく)原田さんに確認させてもらった。

  • ビーフリード:栄養輸液/食事量に対して都度調整
  • ラクテック:電解質輸液/血液検査等の結果により調整

今日は『ラクテック』だったので食事量ではなく藤木医師の指示で定期的に指示されている点滴をしていたみたい。

定期回診の日だったので病室で待機。眠っているⓢの様子を病棟チームご一行さまが確認しに来られた。
回診後にⓢお目覚め。NCして離床。永井さん(科長)ともう一人看護師さんとReHOPEことなどしばらく立ち話した。ⓝが帰りにくい状況になってしまったけれど、「娘さんをお見送りに行きましょう」と促してくださったので、一緒に病室を出て、ステーション前の階段室ドアのところまで並んで歩いた。
ⓝ「今日は金曜日。土日はお休みするけんね。で、次に会いにくる月曜日は引越。お昼ご飯の時間には来られんけど、引越を済ませてから必ず会いに来るね」→ⓢ「わかった。大変ね」→ⓝ「任しときー!」。手を振って別れた。いつもは寝顔を覗き込んでから帰るけれど、今日は新鮮なお別れタイムだった。

4

面会お休み

引越チーム(ⓨ・ⓣ)のグループLINE宛に詳細ノート送信。
引越業者(トランスポーター)にも同様の詳細ノート(荷物リスト・家具配置レイアウトほか)送信。

5

状況報告:ⓢ車椅子から転落

休日の、それも夜の、原三信病院からの着信は心臓に悪い…。

  • 車椅子から転落して床に横たわっている状態のⓢを発見した
  • 当直の医師に診てもらったところ特に外傷も意識混濁もない

旨、藤谷さん(看護師)から報告とお詫びの電話をもらった。

東館のときは “せん妄” によるベッドからの転落だった。今回は恐らく足を突っ張って車椅子ごと後ろに倒れたのではなかろうか。ⓝが食介しているときにも、時々、フットレストの下に足を下ろして床を押すような、そういう仕草をする。脚筋がついたと喜ぶべきか・体重が軽くなり過ぎたばかりに起こってしまったアクシデントと嘆くべきか…。
クリップセンサーが作動してすぐに気づいてくださったのか、クリップ装着忘れで発見が遅れたのかは聞きそびれてしまった。

頭部CT検査等の必要はないのか尋ねたら、当直医が「不要と判断した」とのことだった。いつもどおり話せているらしいし、今のところ「痛みの訴えもない」とのこと。

「母は痛みに鈍感だったり、痛みをうまく伝えられないこともあるので、引き続き気にかけてください」とお願いして電話を切った。

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状況確認

ⓢの様子を確認するために病院へ電話。病棟に電話を回してもらうと高口さんが電話口に出られた。
何事もなく過ごしているとのこと。頭をぶつけたり、どこもケガせずに済んでよかった。一安心。

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面会お休み

ケアポートの、介護士さんたち・看護師さんたち・事務さんたち・デイサービスのスタッフさんたち・調理室の方々…それぞれに準備するのが大変なので(そもそも人数を把握していない)、『チロリアンパーディボックス』という商品(¥3,780/70本入り)を “皆様へ” ということで購入(@吉塚駅前の千鳥屋)。
簡易的な[お礼]熨斗をつけてもらえたので、ⓢの名前で準備した。

明日、すべての搬出が終わって退館するときに、鍵の返却とあわせてお渡しする予定。《ココファンにいた時みたいに親しくなった入居者さんもいないし、入居していた期間も短すぎて思い入れもないし、で、お手紙もナシ》

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面会お休み /  引越  トランスポーター (ケアポート箱崎→ReHOPE博多筑紫)

  • 引越元:ケアポート(搬出)担当/ⓝ
  • 引越先:ReHOPE(搬入)担当/ⓨ+ⓣ
ReHOPE転居
原三信病院からの退院先
nyja.moero725.com
東光寺引越リスト
転居:東光寺
nyja.moero725.com
追記/迫田さんより

リハビリ:迫田さん(PT)

  • 平行棒=1往復
  • 手引き=ⓟ40M+ⓟ40M+ⓟ20M
9

お礼の挨拶

搬出作業も終わり、お世話になった方々へご挨拶。
権藤さん(副所長)に会えなかったので『鍵返却』は妹尾さんにお託け。竹下さん(看護師)もお休みだったので挨拶できなかった。残念。

妹尾さんから「こんなに熱心なご家族は初めてでした。新しい時代というかスタイルというか、これからは『ご家族と一緒に介護する』そんなふうにになっていくんじゃないかと感じています。いろいろ勉強させていただきました」と言ってもらえた。
面倒臭い家族だったと思うけれど、介護の仲間に入れてもらえてⓝもいろいろ知ることができた。

  • [ケアポート箱崎]サ責/妹尾:お礼の挨拶
  • [ケアポート箱崎DS]生活相談員/永井:お礼の挨拶
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搬入物確認

今日は引越のみ。
明日の福祉用具搬入(ベッド配置)の邪魔にならない程度に荷物を移動するところまで。

荷解きは明日から退院の前日まで(12/24〜1/5)、原三信病院の帰りに立ち寄って少しずつ進めていく予定。香椎→原田のときにも不用品を譲ったり・処分したけれど、「もったいない」とか「いつか使うかも」と温存しているモノがまだまだあるはず。掃除〜整理整頓〜不用品処分を併行して、ⓢが暮らしやすい空間にバッチリ仕上げねば。〈できれば年内に仕上げたいところ〉

兎にも角にも引越完了!

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病室 413    +  リハビリテーション室にて

担当看護師:原田さん

昼食:4/10(10)

  • 煮麺:4/10
  • ソフト食(白):10/10
  • ソフト食(オレンジ):10/10
  • メディミル:2本完飲(10)

リハビリ:迫田さん(PT)

  • 平行棒=1往復
  • 手引き=ⓟ40M+ⓟ40M
  • 腕組み=ⓟⓝ20M

さすが原田さん。今日もⓝの到着を見つけて「11:30にお薬済んでます」の報告あり。
ⓢの顔を覗き込み「こんにちは」と声をかけた。3日会えてなかったし、途中『転倒?転落?』もあったけれど、いつもどおりのⓢの様子で一安心。引越が無事に済んだことを報告した。

今日は「食べる(食べたい)ものがない」と文句を言いつつも副食は完食してくれた。
食後に来室された花野さん(栄養士)

  • メディミル1本は残し、もう1本をメイバランスに変えてみたい。
  • 副食も完食したので『刻み・とろみ』を試したいので高橋さん(ST)と相談してほしい。

のリクエストを出した。
原田さんには

  • 直近の体重
  • 土曜の転倒の詳細
  • スプーンがなくなっているので探しておいてほしい。(記名してある)

をリクエスト。すぐに回答・対応してくれた。

リハビリの前に、お箸を洗いに行くのにⓢにもつきあってもらい→トイレを済ませ→点滴ロック。

リハビリは「昨日もいつもどおり歩けた」と迫田さん(PT)から報告あり。
今日は最後の1周を(手引きではなく)迫田さんとⓝが両側に立ち、腕組みをして歩いてみた。このスタイルで、それも片側だけの介助で歩行が可能になれば素敵すぎる。お散歩も夢じゃない☆
リハ室で会った高橋さんが「手助けなしで移乗したことに驚いた」と自身から声をかけられた。迫田さん経由ですでに聞いていたし、ⓝはもっと前から気づいて(興奮して.笑)いたことなので、ⓢの回復(ADL向上)を一緒に共有できて嬉しかった。
原田さん(看護師)からも「パーキンソンの薬がこんなに効いたケースを初めて見た」と言われたことがあったし、今日の高橋さんからも「娘さんの粘り勝ちですね」と言っていただけて嬉しい限り。

高橋さんがⓢの嚥下状態からパーキンソン病を疑ってくださったのがそもそもの発端。そのことを藤木医師に相談してくださったおかげで藤木医師に診ていただけたんだし、その藤木医師がⓢに合う薬を探し&試し続けてくださったおかげでⓢのADLは格段に回復した。花野さん、迫田さん、看護師さんたち…(もっともっといる)ⓢに関わってくださる全ての方々に感謝しかない。

リハビリが終わって点滴再開。しばらく起きていたけれどウトウトしはじめたので臥床介助のNC。『介助してもらいたいから看護師さんを呼ぶ』というより『今からⓢが寝ます・家族も退室します・このあとよろしくね』をお知らせするためのNC。

永井さん(看護科長)がお詫びに来てくださった。電話をくれた藤谷さん(看護師)はあいにく今日はお休み。原田さんも「詳細記録がない」と言っていたので、明日以降藤谷さんに聞こうと思っていたところだった。永井さんも現場を見たわけではなかったようで藤谷さんからの報告(口頭)をそのまま教えてくれた。

  • 発見は夕食を運んだ看護助手。
  • ⓢはベッドと車椅子の間に仰向けで倒れていた。
  • クリップセンサーが作動しなかったのか、センサーがオフになっていたのかは不明。
  • 食事前だったので元にいた場所は車椅子。
  • 最近はご自身で移乗できるようになってきたので→ベッドに行こうとされたのか、せん妄などで→立ちあがろうとされたのか…。
  • 今後、このようなことがないよう見守り体制を強化します。

ベッドに横になったⓢとおしゃべり。
ⓝ「今日からママの新しいお部屋の掃除に毎日通って、きれいにしとくけんね」
ⓢ「どこ?」
ⓝ「前にもお話したやろ。今度は竹下」
ⓢ「あ〜そーやったね」
ⓝ「お!ちゃんと覚えとったね」
ⓢ「これからは?」
ⓝ「今日のこと?ママのこと?」
ⓢ「そう」
ⓝ「明日、ママのことをサポートしてくれてるみ〜んなが集まってお話し合いがあるけど、今日はもう何もないよ」
ⓢ「よかった」
ⓝ「藤木先生はインフルエンザでお休みって。ケアマネさんとか看護師さんとか新しい施設の看護師さんとか、退院したときにママが困らんようにみんなでしっかりお話し合いするけん。ママも全部じゃなくていいけど、最初だけでもみんなにお顔を見せようね」
ⓢ「わかりました!」
ⓝ「ママが眠るまでちゃんとおるけん、安心して寝ていいよ」

原田さんにも声をかけて退室。

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荷解き  ReHOPE博多筑紫 

荷解き初日。ダンボール10個のうち6箱開封。全体として30%くらい片付いたかな。

往路:原三信病院→ReHOPE(徒歩55分)
復路:ReHOPE→竹下〜JR〜吉塚→自宅(28分)