●=ⓝ/●=原三信病院(本館)/●=ReHOPE博多筑紫

入院記録もコレで最後。
入院17週目(12/25〜12/31)カンファ
入院17週目(12/25〜12/31)カンファ
病室 413 にて
昼食:5/10(10)
- そば:5/10
- メイン(きざみ/とろみ付き):10/10
- トマトゼリー:10/10
- メディミル:2本完飲(10)
リハビリ:迫田さん(PT)
(内容不明/たぶんいつもどおり)
今日の担当看護師さんはわからないまま。ヘッドボードにも担当マグネットがなかったし、挨拶もなかったし、聞きたいこともなかったので、関さん(クラーク)に確認もしなかった。
今日はいつものリハビリの時間(13時〜)に『退院前カンファレンス』があるので、迫田さんが午前のうちにリハビリを済ませておいてくれた。
ソフト食よりはきざみ食のほうが食べ応えがあったのかな?昼食はまぁまぁの成績。副食を完食してくれて嬉しい限り。
カンファレンスより早めに来てⓢの食事の様子を見たいとおっしゃっていた藤吉さん(ケアマネ)が「本館に来たのはすごく久しぶりで迷ってしまいました」と来室されたのは12時半頃。ちょうど食べ終えたところだった。
「新田さん、こんにちは」と藤吉さんが声をかけるとⓢも笑顔で「こんにちは」。「笑顔が見られて嬉しいです」と前回の面会のときより朗らか&穏やかな表情のⓢに会えて、藤吉さんも嬉しそうだった。お箸を洗いに行ったり、トイレに行ったり、食後のルーティーンにも同行され、ⓢの回復ぶりを見てもらえた。
13時近くになったので、藤吉さんとⓢと三人でステーションのほうへ向かうと、ReHOPEの村上さん(看護管理者)と種岡さん(サ責)がちょうど到着したところだった。さらにクローバー(福祉用具)の小林さんと末次さんもやって来られたので、ⓝが間に入りそれぞれを紹介した。《末次さんは来年1月からの担当》
相川さん(MSW)もステーションから出て来られて、みなさんをデイルームへ案内された。
名刺交換も済み、原三信おおはまクリニックの看護師さんが到着され、時間になったので『退院前カンファレンス』開始。少し遅れて(自己紹介をしている途中に)奥村院長も到着。
〜〜❷〜〜
カンファの途中からウトウトしていたⓢを藤谷さん(看護師)が病室へ連れ戻ってベッドに寝かせてくれていた。ⓝはカンファ後も個々に話をしていたので20分くらい後で病室へ戻ると、臥床したばかりのⓢ「起きる」と言い出し、帰りそびれてしまった。
トイレに連れて行ったり、散歩したり、ⓢが眠くなるまでつきあっていたらReHOPEへ寄るには少し遅い時間…。今日は仕事デーに切り替えて帰宅後はPCに向き合った。
退院前カンファレンス
出席者
- 原三信病院/相川(MSW)・藤谷(看護師)
- 原三信おおはまクリニック/奥村医師・看護師
- ReHOPE博多筑紫/村上(看護管理者)・種岡(サ責)
- 福岡医療団介護支援センター/藤吉(ケアマネ)
- クローバー/小林・末次
これまでは訪問診療が一部あったものの “介護メイン” でⓢのサポート体制を組めていたけれど、今回の施設転居は “日常的な医療” を伴う。
そこで藤吉さんが相川さんへ「カンファレンスをしてほしい」とリクエストしてくださった。さすがチーム節子のリーダー。こういう提案をしてくださって、ⓝにとってもありがたい機会となった。
主治医の藤木医師(原三信病院 脳神経内科)がインフルエンザで欠席されたことは残念だったけれど、他の方々もスケジュールを調整してお集まりくださったので日程変更せずに開催した。
原三信病院の地域包括ケア病棟(本館4F)の病棟医療ソーシャルワーカーの相川さんが、レジュメの準備、関係者召集、カンファレンスの進行役を務めてくださった。
- 参加者(自己)紹介
- 主治医より…相川さん代読
- 病棟看護師より…藤谷さん
- 理学療法士・言語聴覚士より…相川さん代読
- PT(迫田):動きが良くなっているため、転倒のリスクが高いです。手すりがあれば自己で立てます。膝折れなどもなく手引き歩行は40M可能ですが、耐久性は低いです。リハビリは1日40分ほど行っています。
- ST(高橋):食事形態は娘さんの意向を確認しながら変更し、今の状態に落ち着きました。[朝・夕:おにぎり/昼:麺・副菜(刻みトロミ)・メディミルプチ][トロミ:+][摂取量:3〜4割(ハーフ食)]
- 質疑応答
- その他
- 退院日
- 日時:1月6日 9:00〜10:00
- 移送手段:家族自家用車
- 退院前に準備するもの・こと
- 退院時に準備するもの
- 退院時処方
- 診療情報提供書
- 看護サマリー
- 訪問看護指示書
- 退院日
藤木医師や療法士(高橋ST・迫田PT)から事前にヒアリングした内容について相川さんから発表があり、藤谷さんからもⓢの現状について説明があった。ⓝが一部訂正や、さらに直近の状況について補足した。
奥村医師からは退院時に病院から出してもらいたい指示書についてのリクエストや、ⓝからの点滴の輸液(ビーフリードとラクテック)についてのQに対し「ヴィーンDにする予定だ」とのA。
村上さんと奥村医師との間でも、退院当日から必要な医療行為についてやり取りがあった。
種岡さんからのQについては藤吉さんとⓝで回答。栄養補助ドリンク(メディミル)もすでに購入済みで持ち込み予定だと申し添えた。
《この時感じたけど、種岡さんは賢い。スマート。質問の仕方からも知的な印象を伺い知った気がした》《その点では藤谷さんはなぜ看護師代表で選ばれたのか「?」の印象。PCを見ながらの説明だったけれど、確実にⓝのほうが最新情報を知っていたし、その情報は原田さんや田中さんなど日頃担当してくれている看護師さんから得たものばかりなので、科長さんではないけれど主任さんとか、ちょっと偉い立場の方なのかもしれない》
藤吉さんからは皮膚状態についてのQがあり、褥瘡の話題になった。藤谷さんからのAは「保護程度のテープを貼っているだけだと思います」と曖昧だったので、村上さんから「プロペト対応しておきます。以降の指示は訪問診療時に別途」ということで落ち着いた。小林さんからも「エアマットで不足の場合は体向クッションも検討します」とコメントがあった。
通常、このようなカンファレンスが患者さん全てに対して行われているわけではない。“リクエストしてはじめて実現する会合” だ。患者やその家族はカンファレンスそのものを知らないかもしれないし、お願いできることがどうかも知らない人がほとんどだと思う。
藤吉さんがリクエストしてくれて本当によかった。そしてとても有意義だと思った。藤吉さん、グッジョブ!
退院は『1月6日(月)10:00頃』に病院を出発できるくらいに調整。(9時以降入館可能/入院費会計/カクイックス会計/荷物整理/ⓨ号でReHOPEへ)。
担当者会議は『1月6日(月)11:30〜』。原三信おおはまクリニック以外の業者集合予定。
奥村医師(訪問診療)の初診日は『1月9日(木)』。
脳神経内科外来頻度は『3ヶ月ごと』、泌尿器科外来は『1月20日頃(ステント抜去)』その1ヶ月後の『2月20日頃(経過観察/以降の外来頻度相談)』ということになった。
病室 413 + リハビリテーション室にて
担当看護師:原田さん
昼食:4/8(7)
- 煮麺:4/10
- メイン(きざみ/とろみ付き):6/10
- かぼちゃゼリー:10/10
- メディミル:1本完飲+2本目少し(7)…取り置き→リハ後完飲
リハビリ:井上さん(PT)
- 平行棒=1往復
- 手引き=ⓝ40M+ⓟ40M
通い慣れた原三信病院までの道を歩くのも、あと数日。いつも「○○さんに△△のことを伝えなきゃ」「□□さんに△△をお願いしなきゃ」「体重も確認しよっと」「○○を持って帰るのを忘れないようにしなきゃ」とアレコレ考えながら歩いていると “アッ” というまに病院に着く。
今日も「お正月にはお正月らしい食事をさせてやりたいな…。お赤飯を軟飯で出してもらえるか聞いてみよう」「○日に□□すれば、12/31は食事介助に入れるな」「1/1は絶対行くぞ」など年末年始のスケジュールとⓢの食事のことを考えながら病院へ向かったら30分なんてスグ過ぎてしまう。
原三信病院には毎日大勢の人が訪れる。その中で、他の方には必ず尋ねる「診察ですか?面会ですか?」の確認はパス、顔を覚えてくれてるだけじゃなく「いってらっしゃい」と面会証を渡してくださる受付さんがいたことも嬉しい思い出になった。「今日も頑張るぞ」とエネルギーがわいてきたし、ちょっとした優越感にも浸れた。カレンダー的に、次に受付さんと会うのは退院日かもしれない。《土日祝ルールだと本館から出入りすることになるし、対応されるのも守衛さん》
そんなことを考えていたら、ⓢの入院もあと少しで終わるんだと実感がわいてくる。
ⓝ到着時、STリハ中だった。いつも午前中の早い時間に対応してくださっているので、STのリハビリを見学するのは初めて。「か・か・か・か・か…」「た・た・た・た・た…」など発声訓練だったり、舌を前に突き出したり左右に動かしたり口周りの体操をしていた。昼食時に来室されて咀嚼や嚥下を確認してくれているだけでなく、こういう=今日見たようなリハビリ(訓練)もず〜っとしてきてくださってたんだ…と改めて高橋さんへの感謝の気持ちで胸がいっぱいになった。
舌を左右に動かす体操のとき、ⓢが「これがよくわからんっちゃんね」と “脳からの『舌を動かす指令』がうまくいかないこと” を “ちゃんと伝えられてることがスゴイ” と感心しながら眺めていると、高橋さんが「見ててください」とマスクをずらして動作をしてみせた。シールド越しではあったけれど、ひょんなことからマスクを外したところを初めて拝顔。長い間入院していたのに退院直前になって、高橋さんのいろいろ(どんなリハをしてくださっていたか・素顔)を知る日となった。そしてⓢも(PTリハだけでなくSTリハも)頑張ってたんだと今更ながら知った。
高橋さんに昨日のカンファについても報告した。新しい施設では「きざみ食はとろみナシしかできない」とおっしゃっていたと伝えたら「1月3日に『とろみナシ』を試そう」ということになり、うまくいけば “きざみ食”、咀嚼時間がかかり過ぎたりうまく飲み込めない場合は「 “ミキサー食” や “ソフト食” に落としたほうが良い」という助言もいただいた。
「施設のほうでレクや食事前に嚥下体操されると思いますよ。その場に居合わせたら娘さんに気にかけてもらいたい点は『全力』かどうか、です。なんとなく舌を出す…ではなく、精一杯グーッと伸ばす・動かすでなければ効果がないんです」と教えてくださった。
さて、今日の担当は安心・安定の原田さん。必ず来室して挨拶してくれる。昼食を運んできて「入浴と服薬が済んでいる」と報告してくれた。
午前中に入浴があったのでSTリハも時間が遅くなったんだろうし、それなりに体力を消耗しているはずなので〈お腹が空いているだろう〉と思いきや、昼食は昨日よりは少なめ。
3〜4割が4〜5割くらいにはなってきたけれど、そもそも全体量が『ハーフ食』だもんな〜。
リハ前のトイレ介助は永井さん(看護科長)が対応してくださった。点滴もロックして準備万端。
明日はⓝの所用で面会をお休みするので、迫田さんに会えるのはおそらく今日が最後になるだろう…と思ってお礼のお菓子を持参していた。ところが迫田さんが急遽お休み(お子さんの体調不良)とのことで代理の療法士さんが来室された。というか迫田さんにお子さんがいるとは知らなかった。ⓢに『夫婦円満の秘訣』をいつも聞いてきてたし、いつだったか別の療法士さんに院内PHSで連絡を頼んだとき「旧姓の宮川で登録されている」のどーのこーの聞こえたことがあったので、ご夫婦だけの新婚さんだと思い込んでいた。またもや今更ながらネタ。
ということで井上さんという若い女性療法士さんに対応してもらったけれど、ほぼⓝがやった(笑)。こういう時、毎日リハビリ同行していたことが役に立つ。先にⓝが手引きをして見せて、2セット目を井上さんに伴歩してもらった。今日はお疲れ気味でトータル80メートル。
病室へ戻り、田中さんに点滴再開してもらって臥床。
ステーション前で相川さんと外来について少し話した。藤木医師は3ヶ月ごと、相島医師は1月(または2月)の外来時に今後のサイクルについて確定させる。
そうそう、1月の外来で『ステント抜去』と聞かされてちょっとビックリ。確かに「残り10%の腎結石をどうするか」を執刀医のドクターと話をしたときに「(手術および排尿のために)ステントを残置している」と聞いた気もする。すっかり失念してた。そのステントの抜去は(相川さんは詳しくわからないと言っていたけれど)「外来で可能」ということ、その「予後の確認が抜去から一月後」ということらしい。泌尿器科の外来頻度は脳神経内科よりは少ないと思われる。いずれにしても日程調整して同日に2科の診療予約を入れるように調整しなければ。
今日は早々にⓢが眠ってくれたのでReHOPEへ急ぎたい。
カレンダーどおりに休まれる方々には会えない(挨拶できない)かもしれないと思って、花野さん(栄養士)と高橋さん・迫田さん(ST・PT)へのお菓子は持参していたので、今日挨拶できる方にはお渡ししておくことにした。
花野さんとは1/3にも会えることがわかったけれど、「1/1はお赤飯を軟飯で・副食もできるだけおせち料理で」の情報共有の場でお礼の品を渡した。
療法士組へは8Fのリハ室まで届けに行った。高橋さんが在室中だったので手渡せてお礼が言えてよかった。高橋さんとも1/3に会うけれども。
迫田さんには1/6に(退院準備をとっとと済ませて)ⓢと一緒に何としてでも会いに行こう。
原田さんと関さんに明日からお正月三が日までのⓝの面会予定を伝えて退館。
荷解き ReHOPE博多筑紫
往路/復路ともに一昨日と同じ移動手段。今日は全体の60%くらいってところかな。
事務室にいた出田さん(施設長)から声をかけてもらった。そうそう、料金についての『覚書』を用意してもらわねば。
面会お休み / 荷解き ReHOPE博多筑紫
少しずつは片付いているはずなんだけれど、モノが多過ぎて『片付いた感』がない。
衣装ケースの中身をシェルフに移す際、「今しなければずっとしないだろう」とひとつひとつ丁寧に拭き上げている。なのでどうしても時間がかかる。
“ケアポートで使わなかったモノ・見たり読んだりしなかったモノ” は処分していこう。洋服も整理しよう。衣装ケースの数をグンと減らして、トランクルームのレンタルを回避できればラッキー。
帰り際、種岡さん(サ責)から「着々と片付いてますね」と声をかけてもらった。部屋を覗いてくれてることがわかった。ちょうど退館が同じタイミングになった前田さん(看護師)とも少し話せた。
リハビリ:迫田さん(PT)
- 平行棒(片手)=1往復
- 手引き=ⓟ40M+ⓟ40M
- 腋窩介助(右側より)=ⓟ20M+ⓟ20M
26日は急に休んでご迷惑をお掛けしました。今日はすごく調子良かったです。いままでで一番動けたかもです。もう会えないかもしれないので、施設に行かれてもこの調子で動けますように…。お元気でお過ごしください。
腋窩(えきか)介助
介助者が利用者の側方に立ち、脇の下(腋窩)に片手を入れる介助方法。
介助者は利用者が体勢を崩した時にすぐに支えられるようにして、転倒を防ぎます。
寄り添って行う介助のため「寄り添い介助」とも言われています。
荷解き ReHOPE博多筑紫 ⓝ+ⓐ
ⓐとReHOPEへ。ニトリのチェア(2脚)ほか、ⓝ宅で保管していたアレコレを運んでもらった。
衣装ケース8個のうち4個を空にしてⓨへ。
ブカブカになってしまった下着や、ずっと着ていない洋服をミスマのリサイクルボックスに出して処分した。モノや服を厳選するタイミングになって結果オーライ。明日からは必要なモノと服をきちんと整理して収納していくぞ!ⓐありがとー&おつかれ。
病室 413 にて面会
ReHOPEから一度帰宅して1時間後にⓐと再集合。ひよりを迎えに行く前にⓐと二人で面会に寄った。入眠していたけれど、ⓐが小さな声で何度も「せいさん」と呼んでいると目を覚ました。驚いた様子だったけれど「寂しかったけん、来てくれて嬉しい」と笑顔を見せた。久しぶりにⓐと会えて嬉しそう。こはるの様子を尋ねていた。
ⓝは洗濯を済ませたタオル類や肌着類を引き出しに収めて、ステーションへ体重確認。「お部屋に伝えに行きます」ということで病室に戻った。ⓢⓐⓝでおしゃべりしているところへ先の看護師さんが来てくれて、ⓝからの確認事項に回答してくれた。
- 今日、体重測定でしたよね?
- →38.4kgでした。
- →→おぉ〜!少し戻りましたね!
- ココに外用薬が置いてあるんですが、褥瘡がひどくなったんでしょーか?
- →これまでは保護シートだけでしたが、12/26から塗り薬が出ています。(写真=褥瘡の状態も見せてくれた)
- →→その前日のカンファで話題になったので、対応してくださったんでしょうね。
- 今日は点滴してませんね。食事はそこそこ入っているんでしょーか?
- →今日から200mlになってます。
- →→200という単位もあるんですね。500mlや1000mlしか見たり聞いたりしたことなかったので知りませんでした。
- →→→食事も入ってますし、飲水も随分できるようになってあります。
ⓝ「ママ〜、しっかりゴハン食べれとーみたいやん!スゴイスゴイ」
ⓢ「前の(ソフト食)より(刻み/トロミのほうが)美味しい」
ⓝ「藤木先生からも『ゴハン食べんと退院させんよ』っていっつも言われよーもんね」
ⓢ(笑顔)
短い時間だったけれど、終始にこやか&穏やかな面会になって良かった。
ⓐと引き上げようとしたとき、「わたしは?」と帰りたそうにしているⓢに「ママはお正月が終わってから。退院まで10日もないよ。また明日ⓝは来るけん」と言って聞かせた。
ぐずるかと思いきやすんなり納得してくれたし、「今日はありがとー」と笑顔。ご機嫌のまま別れられて安堵。
荷解き ReHOPE博多筑紫
もうひとふんばり!
今日はⓝひとりでReHOPEの片付け。90%はイケたかな。
もう2時間くらいあれば、納得がいくところまで進められたかもしれない&ReHOPE自体は面会時間制限がないんだけれど(いつまでいてもOK)、ⓢの面会に行く約束をしていたので17時前に切り上げた。原三信まで徒歩で移動。
病室 413 にて面会
担当看護師:菊地さん
夕食:7/10(10)
- おにぎり:7/10(1.5個)
- メイン(きざみ/とろみ付き):10/10
- 野菜:10/10
- メイバランス:1本完飲(10)
17:45到着。ⓢは臥床していたけれど目は開いていて、声をかけると笑顔で迎えてくれた。
「晩ご飯の時間みたいね。ⓝが食べるの手伝ってやるね。手ぇ洗って来るけん、ちょっと待っとって」とトイレと手洗いを済ませて戻ってくると、菊地さんが臥床介助に来てくれていた。「すぐ戻ります」と食前の服薬を夕食トレイを持って再び来室。「お任せしていいですか?」→「もちろん!」ということで久しぶりに夕食の食事介助。
おにぎりは軟飯なので持ちにくい。おまけに熱々。一度持たせようとしたけれど、こりゃ無理だ。
ⓝ「今日は “特別にスプーン” でⓝが食べさせよっか」→ⓢ「うん(笑顔)」。うめびしおを付けながらⓢの口へ運ぶ。メインはお肉かな?ニンジンものっていた。ⓢにスプーンと器を持たせると自分で食べられる。スゴイ進歩。野菜は柔らか〜く煮てあるパプリカ。結構フツーサイズ(刻みではない)。こちらも自分で食べられた。「お腹いっぱい」とおにぎりを少し残したけれど副菜は最後だけ食介して完食。メディミルではなくメイバランスだったけれど、こちらも問題なく飲めていた。
ⓝ「退院が近くなって、こんなにゴハンを食べられるようになって、本当に嬉しい!」
ⓢ(笑顔)
ⓝ「お正月の料理も楽しみやね!あとね、来週(1月3日)は『トロンとしてないおかずが食べられるか』言葉の先生と栄養士さんとお昼ご飯のチェックするけん。どんどんフツーのゴハンに近づくといいね」
ⓢ「そーやね」
ⓝ「お!もうこんな時間。面会の人は帰ってくださいって言われる時間やけん、そろそろ帰るね。次(12/31)はⓣと来るね」
ⓢ「わかった。ありがとー」
ⓝ「またね〜」
今日もご機嫌で嬉しい限り。菊地さんにあとのことをお任せして退室。
面会お休み
病室 413 + リハビリテーション室にて面会
昼食:9/10(10)
- おにぎり:9/10(1.8個)
- メイン(きざみ/とろみ付き):10/10
- かぼちゃ(ペースト):10/10
- メディミル:2本完飲(10)
リハビリ:斉藤さん(PT)
- 平行棒=1往復
- 手引き=ⓝ40M
- 腕組み=ⓟ40M+ⓟ40M
“大晦日に独りぼっち” にはしたくなかったのでⓣにつきあってもらった。ヘッドボードにもどこにもプレートがなかったので担当看護師さんが誰だかわからず終い(たぶん、いつも担当プレートを付けてくれない男性の看護師さん)。
昼食はしっかり食べてくれて9/10。食欲が随分戻ってきた。次の体重測定が楽しみ。
今週は療法士さんたちも年末年始休暇。迫田さん(PT)の話だと「30日か31日に1回、それと3日にも。計2回は誰かに入ってもらいます。私は9連休させてもらいます」ということだったので太田さんに確認したら、「今日、あります」とのこと。いつものように待っていたら斉藤さん(PT/主任)が来室された。同行の許可を得てⓣも一緒にリハ室へ。
平行棒のあと、“いつもやっている手引き” を見ていただくためにⓝが伴歩。そのあと、“最近やりはじめた腕組み” を斉藤さんが伴歩。ⓢの左側に立ち、左手を左手で掴まらせて・右手は右の脇の下に添えるような体制でサクサク2周歩いた。様子を見ていたⓣもビックリ。
さすが主任さん、ⓝもⓢも「はじめまして」だったけれど、迫田さんからの情報だけで引き継ぎ対応できるのがスゴイし、ⓝにも実践でレクチャーまでしてくださった。
- 【足】:ⓢと同じ方の足を出す。(二人三脚の逆)
- 【手】:ⓢの左手を支える場合は、左手に掴まらせるように左側に立つ。右手は右脇の下。右手は(体重を支えるのではなく)、左足を出したときは左(伴歩者のほう)に引き寄せる・右足を出したときは引き寄せた手をゆるめる…感じで左右のリズムをとるようにサポートする。
ものすご〜く理にかなった納得のいく動作と説明だった。ⓣからの質問に対しても丁寧に答えてくださった。一休みしてもう1セット。1周で疲れるかと思ったけど、3セットめも2周歩ききった。これがフツーにできるようになったら、素敵すぎる。“手引き” はリハ室や廊下など平らなところなら伴歩者も後ろ向きに歩くのはそう大変なことではないけれど、ⓢが両手を支えなくても不安じゃないなら並んで歩く “腕組み” のほうがはるかに楽だしⓝじゃなくても対応できそう。
迫田さんがオフだったから+ⓝが来院したタイミングだったから斉藤さんに担当してもらえて、結果オーライのリハビリとなった。
(折角調子をあげてきたⓢの歩行状態をキープしたいⓝの意向を組んでくれて)斉藤さんが「3日は誰かに代理で入ってもらうよう調整します。4日はボクが必ず対応します」と約束してくださった。1日と2日はリハ室全体がお休みらしい。今週、せめて2回はリハビリしてもらえたら…と思っていたので、斉藤さんの配慮がとても嬉しかった。
リハ終了後、ⓢがまだ眠くならなかったので病棟散歩に出た。5Fの屋上庭園で晴れ渡った大晦日の空をⓢとⓣと三人で眺めた。
病室に戻るとⓢから臥床リクエスト。NCして、対応してもらい、「明日はお正月よ。ⓐと来るね」と約束して退室。食事量もリハビリも好調で、2024年最終面会も天気同様に晴れやかな気分で締めくくれた。
入院18週目(1/1〜1/6)退院
入院18週目(1/1〜1/6)退院
病室 413 にて面会
担当看護師:太田さん
昼食:7/7(10)
- 赤飯(軟飯):7/10
- メイン(きざみ/とろみ付き):6/10
- トマトゼリー:10/10
- メディミル:2本完飲(10)
自主リハビリ
- 手引き=ⓝ22M+ⓝ22M
独りぼっち回避作戦2日目。“元日は家族と” を実現すべくⓐと面会。
いつもどおり入館するつもりが、慎重な守衛さんで、「食事介助です。病棟に許可をもらってます」と説明しても病棟へ内線で確認をされた。4ヶ月通ってきたけれど、ここまで厳重にチェックされたのは初めて。結局はサクッと入れてもらえたけれど、年末年始に面倒なことが起きないように…との配慮なんだろう。
病室に行くとⓢは車椅子に座っていた。ⓐと三人で「あけましておめでとう」。
ⓐを残してⓝは食介前の手洗い。洗面所に向かう廊下で看護師さんや助手さんに新年の挨拶をして、スツールもお借りして、ステーション前に停めてある配膳カートからチラリと見えた『おせち』にワクワクしながら病室に戻った。
さて、今日は元日。花野さん(栄養士)とも入念に打ち合わせしたので『お赤飯とおせち』が運ばれてくるのを期待していたんだけれど、いつもの介護食でガックリ。
人手が少なくなる年末年始。できるだけスタッフさんたちの手をわずらわせたくない。そのためにいろいろ先手を打ってきたつもりがこの状況…。おまけにスプーンも添えられてない。家族が来ていなかったらⓢはどうしていたんだろうと思うとやるせない。
面倒な家族と思われても仕方ない。ⓢに「ちょっと待ってて」と声をかけ、廊下にいる看護師さんに事情と状況を説明して『軟飯のお赤飯』と交換、スプーンも一緒に持ってきてもらった。
副菜はそのまま介護食だったけれど、お赤飯だけでも正月らしさが出た。折角のタイミングなのでⓐにも食事介助を体験してもらった。〈はるか昔、子供たちにしたであろう「あ〜ん」を母親にしてあげるのってどんな気持ちなんだろう…〉と想像し、〈来年のお正月はⓢにおせち=常食を食べさせるぞ〉と密かに誓った。
食後しばらくして看護師さんに許可を得て、自主リハビリ。病棟の廊下(3列あるうち、大博通り側と中央)をグルリと1周すると約45Mというコースで歩行訓練をすることにした。いつもなら点滴をロックしてもらうんだけれど今日は自粛して、ⓐに車椅子(点滴)を任せて、ⓝが手引き。最初、「昨日みたいに腕組みしてみようか」とⓢの左側に立ってみたけれどⓢが「怖い」と不安がったので、向かい合わせに立って手引きで決行。ちょうど半分のところで車椅子に座って休憩。いつもとコースが違うので無理のない範囲でリハビリをした。ステーション前からステーション前まで1周、黙々と歩いた。
昨日同様、病棟散歩もした。5Fまで上がって東館への渡り廊下まで行ってみたり、本館の屋上庭園に出てみたり。元日もとてもいい天気。ⓐと面会できて、食事もリハビリもクリアできて、2025年も無事にスタートを切れた。
ゴミ回収 ReHOPE博多筑紫
呉服町でⓣをピックアップしてReHOPEへ。ダンボール箱と可燃ゴミ1袋を回収しに行った。ほぼ片付いた202号室をⓐとⓣに見てもらえた。
今日は種岡さん(サ責)が出勤されていて声をかけられた。先週土曜日にケアマネと電話で話した内容を伝え、「1/4に藤吉さんが種岡さんに電話で最終確認する」と言っていたことも申し添えた。1/4にケアマネ・サ責の二人で話した内容でプランを確定してもらい、担当者会議での意見や実際に生活を始めてみて気づきがあれば、後日必要に応じて調整する…ということにした。
面会お休み
親族新年会につき面会お休み。姪甥ッコーズへ「せいさんに会いに来てね」とⓢからのお年玉と誕生祝いを代理で渡した。
病室 413 にて面会
担当看護師:田中さん
昼食:10/10(10)
- 軟飯:10/10
- メイン(きざみ/とろみ無し):10/10
- きゅうりゼリー:10/10
- メディミル:2本完飲(10)
リハビリ:?さん(PT)
(内容不明/たぶん申し送りどおり)
今日は前々から予定していた “トロミなし” の副菜チャレンジデー。食事の途中で高橋さん(ST)、食後すぐくらいに花野さん(栄養士)が約束どおり来室してくださった。
メインはお肉だったのかな。餡がかかってないとやっぱりパラパラしていてた。ⓢに聞いたら、「美味しい」「(トロミ付きと比べたら)飲み込みにくい」とのこと。見た目はともかくフツーのおかずを食べている感覚に近いのだろう。それでもしっかり噛む噛むしてゴックンできていた。
ReHOPEでは刻み食にトロミを付けられないらしいので、飲水(トロミ付きの水や栄養補助ドリンク)を一緒に摂ったり、軟飯に副菜を混ぜ込む方法などでカバーできそうな印象だった。
正月三が日中にも関わらずⓢのためにお二人が出勤してくださった今日、『10/10(10)の完食』を達成できて嬉しい限り。
高橋さんからのアドバイスは常食を意識しずぎないこと。
- 食事形態のレベル上げることより、食事量を確保する。
- 波があるのは当然のこととして、早めに気づき、食事形態や内容を変更する。
- 『食べる量が減る』『飲み込むまでに時間がかかる』場合は、レベルを下げる(刻み食→ミキサー食)。
- 嚥下のリハビリの継続ができると好ましい。→デイケアなど
斉藤さん(PT)にリハビリしてもらったこと・レクチャーしていただいた内容についても話した。それぞれの専門の療法士さんにアドバイスをいただけたことに感謝した。
高橋さんも花野さんも1/6はお休みということで、お会いできるのは今日が最後だったので、ⓢともどもお礼を伝えお別れした。
昼食後に点滴(ソルデム3輸液200ml/2h)も終わったのでロックしてもらい、トイレを済ませた。田中さんがPTリハビリは午前中に済んでいると教えてくれたので、病棟散歩して時間つぶし。
ⓣが13時過ぎに面会に来てくれたので、一緒に東館への渡り廊下や本館病棟をグルグル歩いた。寒かったので庭園はパスした。
ⓢが横になると言ってくれたので本日の任務完了。昼用パッドがギリギリ足りなくなりそうだし、ベストを続けて汚してしまったので、急いで洗濯してパッドと一緒に届けねば。
病室 413 にて面会
今日は予定どおり洗濯したベストと昼用パッドを持参で出動。
病室へ行くとⓢはベッドで横になっていたけれど眠ってはいなかった。
ⓝ「ママ〜、こんにちは」
ⓢ「あ!こんにちは(笑顔)」
ⓝ「今日はこの前の男の先生(斉藤さん)がリハビリしてくれた?」
ⓢ「うん!」
ⓝ「腕組みで歩いたと?」
ⓢ「そう!」
ⓝ「お!洗濯物があるね。ということは今日、お風呂に入れてもらった?」
ⓢ「うん」
ⓝ「明日の日曜日はスタッフさんが少ないっちゃろーね。だけん今日入れてくれたんやないかな」
ⓢ「そーやね」
ⓝ「ママ、ゴメンけど、今日は新しいところのリーダーさん(種岡さん)と最後の打ち合わせしたいけん、チョッキを届けに来ただけなんよ…。全部、準備万端にしてくるけん!明日はもっと長くおれるよーに来るけん許してね」
ⓢ「わかった。ありがとー」
ⓝ「いよいよ明後日退院よ。嬉しいね」
ⓢ「嬉しい。やっとよ(笑顔)」
昨日、残り数枚の昼用パッドの袋に貼った「なくなったら夜用パッドを使ってください」の付箋を剥がして、持参したパッドを補充した。
ベストは1枚を車椅子に、もう1枚をロッカーのハンガーにかけた。
ⓢ「わかるかいな?」
ⓝ「チョッキのこと?大丈夫。車椅子にかけとくけん、ママが起きたらすぐ着せてくれるよ。看護師さんにもちゃんと言ってから帰るけん」
ⓢ「ありがとー」
ⓝ「また明日ね〜」
廊下にいた佐々木さんと年始の挨拶をして、男性の看護師さんに「お風呂だったんですよね、ありがとうございました。ということはお風呂道具はもう持って帰っていいですよね?」と確認して「はい、大丈夫です」ということだったので、洗濯物と入浴グッズを持ち帰った。
原三信病院からReHOPEへ通うのも今日で最後。今日中にキッチリ片付けるぞ!
荷解き ReHOPE博多筑紫
ようやく片付いた!ラベリングは間に合わなかったけど、明日、到着後すぐにトイレや “何か” があっても慌てなくて済むように片せたと思う。
帰りに種岡さん(サ責)と少し話せた。今日、藤吉さん(ケアマネ)と電話で最終確認できたとのこと。ということは藤吉さんは今週も土曜出勤してⓢのためにプランを仕上げたり、明後日の担当者会議のレジュメ等の準備をしてくださったってことだ。ありがたい。
ReHOPEサイドが少しでも多く単位を使いたいのだろうと思っていたので、掃除もヘルパー対応したいのだろうと想像していたけれど、掃除は家族(ⓝ)がして良いとのこと。「むしろ助かる」と。食事介助にしても「人員的に…」と言葉を濁していたので、朝・夕は帯対応で何とかしようと考えてくれているようだけれど、昼はしばらくⓝの任務になりそう。種岡さんの話ぶりだと介護職員は少ないのかもしれない。
というか、ⓢに “自分で食べられるようになってもらう” 方向で、ⓝも心を鬼にして見守りに徹する覚悟をせねば。
まぁ、追々、徐々に、だな。
ReHOPEでは不用なモノたちとゴミを持って帰った。手がちぎれるかと思うほど重かった。明日が正月明け最初のゴミ出し日で良かった。
病室 413 + デイルームにて面会
ReHOPE入居時に必要な備品の最終チェック&買い物を済ませて、最後の面会。
ⓝ到着時、ⓢが病室を出ようとしていた(デイルームへ行く)ところだった。他の患者さんに迷惑じゃないか確認し了承を得られたので、手洗いなどを済ませてⓝもすぐに追いかけた。
週に3回程度、看護師さんの都合がつく14〜16時くらいの間に30分〜1時間程度『デイルーム』で過ごしていたそうで、今日は偶然面会タイムと重なった。以前、原田さんが担当されたときにも仲間に入れてもらった記憶がある。今日は佐々木さんが担当されていた。
“寝たきり” にしないため・“昼夜逆転” しないために、『ぬりえ』や『折り紙』や『パズル』や『ドリル(問題集)』や『テレビ鑑賞』など、患者さんの状態・気分・好みによって選べるよう、いろいろ用意してあるレクレーションタイム。今日はⓢ含めて3人の患者さんが連れて来られていた。
ⓢは《はらぺこあおむし》の『パズル』が与えられていた。〈全然やろうとしないので、ⓝが全部やってしまった。笑〉
テレビはずっとつけっぱなしで競馬番組(金杯)を放送していたので、「ⓣが大当たりしてたら『旅行にいこう!』ってLINEしてくるよ。ⓝのスマホから『LINE♪』って聞こえてこんかったらハズレたんやろーね」なんて話をしたりして過ごした。
病室に戻って、持参した洋服2着のうちどちらを着るかを選んだり、「晩ごはん食べて〜、眠って〜、朝起きて〜、朝ごはん食べ終わった頃には、もうⓝが来るけん!」と明日の退院まであと少しだと話して聞かせた。「ⓨも来てくれるよ」と伝えると「忙しいのに悪いねぇ」と謙虚なことを言っていた。
「ママ、今いる看護師さんたちはもうすぐ帰るか明日の朝までしかおらんはずよ。退院するときには会えんかもしれん人たちやけん、会う人・会う人、『ありがとう』ってお礼を言っとかなね」と話すと「そっかぁ〜、そーやね。わかった」とちゃんと理解していた。
トイレ介助とクリップセンサー対応をしてもらうためにステーションに顔を出した。菊地さんが対応してくださった。菊地さんと話をしていたら先の話を思い出し、ⓢが菊地さんに「いろいろありがとー」と声をかけた。菊地さんも「よく頑張られましたね!明日はお見送りできないので握手しときましょ〜」とⓢの手を両手で握りしめて応えてくださっていた。〈もう泣きたい〉
ⓢに別れを告げ、ステーションにいる看護師さんたちにお礼の挨拶をして退館。
原三信病院からの帰路は今日で最後。しみじみ…。ふと思いついて面会受付さんたちにもオヤツ程度でもお礼をしよう!と買い物して帰宅。
退院
担当看護師:原田さん
緊張しすぎて3時過ぎに目が覚めた。笑
朝はあいにくの雨。霧雨だっただけでもセーフ。お礼のお菓子を濡らさないよう胸に抱えて出動。東公園自体は見慣れた景色だけれど、〈原三信病院へ通うのはコレで最後〉と思うと感慨深い。
9時に病院へ到着。東館1Fで面会の記名を済ませた。時間が時間なので気づいていただけたようで、ⓝから「今日、退院です。長い間お世話になりました。いつも声をかけていただけて嬉しかったです。ありがとうございました」と、まずは受付さんにお礼。
本館へ移動して4Fへ。ステーションに顔を出し、関さん(クラーク)と年始の挨拶。病室までの廊下で会う看護師さんたちが「退院ですね、おめでとうございます」と口々に声をかけてくれた。
ⓢの病床に行くと車椅子にチョコンと座って待っていた。「おはよ〜」を顔を覗き込むとニコリ。「さ、待ちに待った退院よ!まずは着替えよっかね」と声をかけて、前日同様2着のトップスを見せⓝ「こっち(赤)でいいとよね?」→ⓢ「うん」→ⓝ「了解。肌着から全部着替えるよ。まずは上のパジャマを脱ごうかね」
原田さんが「今日、担当です。準備のお手伝いします」と来室。「ありがと。これから着替えさせて、のんびり荷造りしていくから、申し送りとか預かるものとか “そーゆーの” をお願いします」と返事して、「さ、ママ、着替えるよ」と患者衣2枚(重ね着してた)・4Lのヒートテックを脱がせて、Sサイズのヒートテックとⓢの好きな赤い花柄のトップスを着せた。
「今度はズボン。ママ、一度立ってくれる?ココ(ベッドのガード)を掴まって。そうそう上手」ボトムスもウエストが一番小さめの黒いズボンに履き替えさせているところへ「おはよ〜。足、ほっそ!」とⓨ到着。
院内で患者衣じゃないⓢの姿を見るのは初めて。4ヶ月ぶりに “洋服” を着て、髪をとかし、メガネをかけて、お着替え完了!
IKEAの特大バッグにオムツ類・キレイな衣類・タオル類を、その他の日用品をエコバッグ2つに入れ、文具や書類などはⓝのリュックへ。最後に着る上着とお礼が入った紙袋は、目に入るロッカーの上に置いて荷造り完了!
原田さんがいろいろ持って再来室。
ひとつひとつ説明を聞きながら受け取る。モノによってはサインして返す。
- 封筒2通(施設看護宛・ケアマネ宛)
- 内服薬が入った袋・薬箋(処方箋)・薬情報(薬剤情報提供書)
- 残薬の袋(スキップした薬)
- 点滴(ソルデム3-200ml:7回分)
- 1月20日の外来予約票(泌尿器科・脳神経内科)
- 1月20日のステント抜去の説明書・同意書
- ロッカーに貼ってあった尿量や水分摂取量の記録のコピー
ⓨにⓢを託し、カクイックス(患者衣レンタル・オムツ補填分)と入院費(12月〜本日)の支払を済ませて病室へ戻り、原田さんに「藤木医師にご挨拶したい」旨、リクエスト。
奥村医師(訪問診療担当医)がカンファレンスで「○○じゃなくて□□」とおっしゃっていた点滴の書類のことを思い出して、原田さんに確認。○○は『注射箋』だったと思う。□□は『処方箋』だったような…。よくわからなかったので、カンファレンスに参加していた相川さん(MSW)にも確認。「藤木先生と奥村先生の間で連絡を取り合ってらっしゃるので大丈夫だと思います」との返答。
そうこうしていたら、(こちらから診察室へ行くのだと思っていた)藤木医師が診察の途中で抜けて病室までわざわざ上がってきてくださった。ⓢからお礼を伝えさせ、ⓝも感謝の気持ちを伝え、お礼の品をⓢから藤木医師へ渡させて儀式終了。「1月20日の外来でまた」とお別れした。
〈そうだ!〉と点滴のナントカ箋のことを聞こうと追いかけた。「指示して書類を出してるので、薬と一緒にそちらに渡っていると思います」とのことだった。原田さんから受け取った書類の中にあるらしい。村上さん(ReHOPE看護)に確認してもらうことにした。
迫田さん(PT)も「間に合った〜!退院おめでとうございます。これからも頑張ってくださいね」と来室してくれた。最後にⓢからもⓝからもお礼が言えてよかった。
そうこうしていたら10:40。結構時間がかかった。
原田さんとは病棟でお別れ。永井さん(本館4F病棟科長)に付き添っていただき、ⓨと荷物を手分けして運んでもらった。本館4FからEVで5Fへ→渡り廊下を渡って東館4Fへ→泌尿器科の石橋さん(クラーク)に声をかけ大無田さん(東館4F病棟科長)にもご挨拶→東館4Fから(見送ってくださった大無田さんに手を振って)EVで東館1Fへ。相川さん(MSW)も東館1Fで合流。
ⓨに車をとってきてもらって、ⓝが毎朝通った東館のピロティでⓢと荷物を乗せた。永井さんと相川さんに見送られて、無事退院。
9月4日から4ヶ月。たくさんの・いろいろな職種の方々にお世話になった。
3回の手術を執刀してくださったドクター・看護師・麻酔科医、入院生活を支えてくださった看護師さんと看護助手さんたち、療法士さん・栄養士さん・クラークさん・医療ソーシャルワーカーさん・薬剤師さん・歯科や皮膚科で往診に来てくださった方々、CTやDATスキャンや内視鏡検査でお世話になったドクター・技師・看護師さんたち、いつも労いや励ましの言葉をかけてくれた面会受付さんたち、ⓢのために日々調整に付き合ってくださった調理室のみなさん、そして…、ⓢの脳の病気に気づいてくださった高橋さんと、その病気の治療に尽力してくださり難病申請までフォローしていただいた藤木医師。もっともっといらっしゃるだろう…。9/4に飛んで来てくださった小野先生たち、救急隊員さんたち、千鳥橋病院のERのドクター。挙げるとキリがないくらい大勢の人たちにⓢの命を救っていただいた。
無事に退院させてくださった原三信病院のみなさま、本っ当にありがとうございました!心からお礼申し上げます。毎日やってきてアレコレ知りたがって面倒くさい家族だったと思う。大変大変お世話になりました。
- [原三信病院]窓口:支払(¥65,690/12月分・1月分)
- 入院(12/1〜12/31):¥45,990
- 入院(1/1〜1/6):¥19.700
担当者会議
ⓨ号でReHOPE到着。一度居室へ。トイレを済ませて1Fの会議スペースで担当者会議。
藤吉さん(ケアマネ)は発熱につき欠席。代理の方が来られた。
奥村医師(訪問診療)ときらり薬局も欠席。奥村医師は会議には来られなかったけれど、14〜15時くらいに初診に来られた(らしい)。
ケアプランの確認のみ。生活してみて改善(再プラン)していくことで合意。
会議終了後、末次さん(福祉用具)が離床センサーを設置。
忘れ物受取
昨日、感傷に浸って歩いた道を、今日も歩くことになってしまった。笑
昨日、ReHOPEに到着してまもなく、原田さん(看護師)から「スミマセン!トロミ剤をお渡しするのを忘れていました…」とお電話をいただいていた。
関さん(クラーク)経由で受け取る約束をしていたので、本館4F病棟へ。無事、ゲット。
博多駅でパジャマをもう1枚新調してReHOPEへ。
- [照栄不動産]加藤:トランクルーム契約キャンセル
